賃貸経営者が繁忙期中にできること


今日は「繁忙期中にできるオーナー様できること」をご紹介していきます。
まだやってなかった!という方も今からでも間に合いますので是非ご活用ください!

〇建物周辺、物件内の清掃をしておく。
まず一番に目にする物件の外装。汚い、、掃除がされていない、、なんて物件には誰も住みたいとはなりませんよね…。気を付けていてもついつい見逃してしまう細かいお掃除。気を付けたいものです。
また、周辺や建物をきれいにしておくことで、いきなり内見しにくる!!なんて時も綺麗な状態を見ていただくことができます。いつでも見に来てもらえる準備をしておきましょう。毎日は無理でも雨や風がひどい日は汚れる可能性もあるので、翌日には確認して綺麗にしておきたいですね。引っ越しや移動に伴う事前の下見の際など綺麗な物件にはつい目が行くものです。渡り廊下の溝などよくみられるであろう場所細かな部位は特に念入りに掃除しておき、常々気を付けて意識しておくといいでしょう。
内見に来られた後もトイレなど綺麗な状態か確認しておきましょう。内見後吸い殻が捨てられていたり、トイレを貸したらすごく汚くなっていたといったこともあるようです。そんなことあるの!?と思ったりもしますが、内見前後は必ず確認をして清掃することを徹底しましょう。
また、その際空気の入れ替えもしておきたいですね。
最近では、お掃除専門の業者様もおられるので、見積もりだけでも頼んでみるといいかもしれません。また、「この時期は週1回でお願いしたい」など希望する時期・ペースなどをあらかじめ相談してもいいかもしれませんね。きっとオーナー様に合ったご提案をしてくださると思います。

〇不動産会社や管理会社などの関連会社と情報共有をする
今は物件探しをケータイなどソーシャルメディアで探す事が多いので、仲介会社や管理会社と連携を取り、自物件をより魅力的に掲載してもらえるようにしましょう。どこが魅力の物件であるかどこを押してもらうか明確にし伝えておきましょう。例えば、「〇〇年前に壁を張りかえています」「窓は遮熱性能のある二重窓になっている」「エアコンは〇〇社〇製のものです。」など、どんどんアピールしましょう。「入居後すぐに壁紙を張り替えます」など「すぐに対応します」と伝えておくだけでも印象はいいと思います。
また、「キーワード」を入れて検索をかけることが多いのでそういった人のためにもキーワード検索で該当するようにしておくといいですね。仲介業者にキーワード検索で…と言っていただければわかってくださるはずなので是非ご相談してみてください。
また伝えるばかりではなく情報を集める・聞くことも同じくらい大切で、入居率が思わしくない場合は一度どういった点で入居を迷われているかを仲介会社に聞きいてみるのも1つのご提案です。
また、すぐに改善できなくても意思があることを伝えておきましょう。きっとうまくお話してくださると思います。

〇入居者検討への対応を積極的に行う。
季節や新生活が始まる次期は、時間がないのでなるべく早くおうち探しを終わらせたいのが入居者様の思いですよね…そんな時にやり取りが遅い、ほしい情報がすぐにかえってこない事は大ダメージです。なるべく早く期間をかけずに入居者対応をすませましょう。だんだんとオーナー様も忙しくなるので早めを心がけることが大切です。ためればためるほど大変になります…
計画を立て丁寧に対応しましょう。また、すぐに返せない場合はいつまでにお返事するか明確にしておくことで入居者様も安心することができます。期限を決めることで自分の予定を見て計画を立てることができるはずです。
カレンダーやメモに書き自分が常に把握できるようにしておきましょう。

〇原状回復工事の手配を早めに行う。
早めに原状回復工事を済ませることで早急な入居を見込むことができます。
工事を頼む際はお付き合いのある建設会社や工務店に頼むなど様々ですが、部分的に直すことでコストも抑えることができるようです。
早め早めの対応を心がけましょう。

以上が繁忙期中、今からでもできることです。
お忙しいと思いますが、少しでも物件のいいところを増やして入居者アップにつなげましょう!!

ホープハウスシステムでは、独自に塗装開発を行い、物件の特徴等を見ながらオーナー様に適切なご提案ができるように日々努めております。
「時期」「費用」「外観」等々… 
こんなこと相談してもいいのかな・・と思われることも、是非お近くのホープハウスシステムに一度ご相談くださいませ。

【ホープハウスお問合せ先】
◇関西◇ 0800-111-2188
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※建物診断やリフォームについての相談も随時受け付けています。
 皆さまからのお問合せ、心よりお待ちしております!!!
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セーフティネット制度7年目…今後の動きとは?

高齢者や障がい者といった住まいの確保が難しい住宅確保要配慮者を入居対象とした住宅
「セーフティネット制度」

ホープハウスニュースでも何度か取り上げていますね。
新しい基準が追加!セーフティネット住宅登録について
・障がい者を理解して賃貸で支援
・住宅セーフティネット制度から見るシェアハウス

10月で制度開始から7年目を迎え、登録物件は87万戸超え。
今後も増加するとみられていますが、制度の活用実態には課題も残っています。

今回はセーフティネット制度の現状と課題と共に
厚生労働省、国土交通省、法務省が2月29日(火)に開催した
住宅確保要配慮者に対する居住支援機能等のあり方に関する検討会|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
の内容も踏まえて、お伝えいたします。

大手管理会社の物件登録などに牽引され、
セーフティネット住宅の登録個数は、去年に比べ、10万戸強増加しました。

ただ、要配慮者専用住宅は22年から大きな増加はなく、
また登録住宅の空室率も2~3パーセントと限定的であることや
家賃帯などのニーズが合致しないといったこともあるようです。

■大家側への課題
要配慮者を受け入れた後の家賃滞納や孤独死などのリスク
高齢者に対する入居制限の理由(令和3年国土交通省調査)を見ると、
実に90%が「居室内での死亡事故等に対する不安」をあげています。

居住支援策として
・見守りや生活支援
・死亡時の残存家財処理
・家賃債務保証の情報提供
・外国人の入居トラブルの相談対応

など不安を解消できる体制づくりが課題となっています。

■要配慮者の属性と生活の課題は様々
ひとくちに要配慮者とまとめられていますが、その範囲は多岐にわたり、
・低額所得者 ・被災者 ・高齢者 ・障がい者
・シングルマザーなどの子育て世帯 ・外国人 ・刑務所出所者 等
住宅の確保以外にも就職、子育て、介護など、様々な支援が必要になってきます。

第5回 住宅確保要配慮者に対する居住支援機能等のあり方に関する検討会(資料)より抜粋

■住宅セーフティネット制度の活用には、国・市町村、不動産会社や支援団体などとの連携が不可欠

住宅セーフティネット制度の活用には、
・ 都道府県・市町村(住宅部局・福祉部局等)
・地域の不動産事業者
・居住支援法人、
・社会福祉法人、社会福祉協議会及び更生保護施設等の住宅・福祉・司法等の関係者

連携し、入居前から入居中、さらに退居去時(死亡時を含む)に至るまで、
切れ目のない相談・支援・対応を行う体制の整備が必要になります。


■検討会であげられた課題「賃貸人が住宅を提供しやすい市場環境の整備」
賃貸人が安心して住宅確保要配慮者に住宅を提供できるよう、
・市町村などの地域ごとに入居中のICT等も活用した安否確認や
 訪問等の見守りなどのサポートの充実
・相談しやすいよう居住支援活動を見える化し、居住支援に関する認知度の向上
・死後事務委任を利用した残置物の処理等に関するモデル契約条項の作成
・居住支援法人の活用による残置物のモデル契約条項の普及
・死亡時に借家権が相続されない終身建物賃貸借事業について対象住宅の拡大、
 事務手続きの簡素化等

入居後の心配事の問題提起と解決案が議論されました。

※ICT:通信技術を活用したコミュニケーション


■今後に向けて
日本の総人口は、2010年にピークとなり、今後も減少していく見通しとなっています。
一方、75歳以上(後期高齢者)の人口は、2015年から2030年までの間に、
約680万人増加
する見通しとなっています。

また近年、20歳代~50歳代において持家率は減少傾向にあること、
高齢者の入居期間は若い世代よりも長い傾向があること、
住宅確保要配慮者に対する居住支援の社会構造の変化により単身世帯が増加し、
家族とのつながりが希薄化する中で、住まいや地域での暮らしに課題を抱える
生活困窮者や高齢者の増加が懸念されています。

自物件にもこうした生活困窮者や高齢者を受け入れる準備も
していくことが懸命でしょう。

現在は、地域における、住宅の確保から日常生活の支援、
居場所の確保等の社会参加支援、残置物処理や賃貸借契約の解除等の退居時の支援までの
一連の支援に関して、手薄と言わざるを得ません。

検討会や意見募集も今後、都度行われていくので、
ぜひ関心を持って、協力してみてください。

【ホープハウスお問合せ先】
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 皆さまからのお問合せ、心よりお待ちしております!!!
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