宅配ボックスって実際どうなの?使い方アンケート

多少家賃が上がってもほしいサービス・設備、マンションの快適設備、
あると絶対便利なマンションの施設・設備 などなど
住まいの設備関係のさまざまなランキングでベスト3に入る
宅配ボックス

空室対策・入居者獲得には外せない設備ですが、
実際、入居者さんはどのような使い方をしているのでしょうか?

導入されているオーナーさんも導入していないオーナーさんも
宅配ボックスの今を見て、今後の展開を考えてみましょう。


2017年9月、ネオマーケティングが調査した
「宅配ボックスに関するアンケート」をみると、

荷物の再配達を依頼したことがある人の割合は96.5%。
外出していたため、荷物を受け取れなかった、という人もいますが、
中には在宅をしていたのに、荷物を受け取れず再配達を頼んだ
という人が30%もいました。

「トイレに入っていた」(46.3%)、「お風呂に入っていた」(54.9%)など、
物理的に受け取れない事情もありますが、
メイクをしていなかったりパジャマ姿だったりなどで「出たくなかった」という
回答も3割を超えていました。
宅配業者さん、大変ですね… 😥

 

こうしたものぐささんがいるせいか、荷物自体が多いせいか
「宅配ボックスがいっぱいで、使えない 😐 」
という声も多く聞こえてきますね。

宅配ボックスに荷物が届いてから受け取りにいく時間は、83.3%が「当日」。
12.6%が翌日に受け取り、「3~4日」が3.3%、
0.8%が1週間程度そのままとの回答でした。

宅配ボックスの不満として、
■大きな荷物が入らない 30.8%
■全体的に個数が少ない(いつも満杯である) 23.0%
という意見もあり、これから設置するオーナーさんは宅配ボックスのサイズも
考えていかなくてはいけないようですね。

また
■すぐに取りに行かない住民が多い 16.8%
共有のはずの宅配ボックスを物置きのように使ってしまう
住人もいるそうで、使い方やマナーの徹底が必要そうです。

その不満を反映してか、今後こんな宅配ボックスがあったらいいなという希望では、■1住戸につき1個の宅配ボックス 56.4%
■荷物が入ったことをメールやLINEでお知らせ 46.0%
と便利さを求める気持ちに際限はなさそうです。

 

宅配ボックスの設置は、入居の決め手につながるため、
一番に導入を考えていきたいですが、
同時に使い方のマナー等も徹底し、
宅配ボックスの効果をよりあげていきたいですね!

アイレベルを意識!使いやすいキッチンづくり

引っ越ししたものの、住んでみると住まいのここが不満…ということは
誰にもあると思います。

2017年10月に(株)リクルート住まいカンパニーが
運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』が調査・発表した
「住んでみて分かった住まいの不満点」のアンケート結果を見ると、

1位:収納が少ない 21.9%
2位:壁が薄い 18.5%
3位:キッチンが狭い 11.6%
4位:日当たりが悪い 8.6%
4位:家賃が高かった 8.6%
6位:風通しが悪い 7.9%
7位:洗濯物を干すスペースが狭い 5.8%
8位:部屋が狭い 5.1%
9位:バス・トイレが一緒 3.4%
10位:コンロが一口しかない 2.4%

とキッチンに関わる不満が多くみられます。
居心地・使い心地の悪い家は、長期入居につながらないかも 😥 

今回は、不満と思われることが多い、キッチンについてみていきましょう。


キッチンでキーワードとなるのは「アイレベル」です。
アイレベルとは、立った状態で目の高さあたりに位置する場所のこと。
個人差はありますが、成人の女性ならば、床から120センチほど。

この目の高さ、アイレベルに収納があれば、
立ったままで出し入れが楽に行えるため、キッチンへの不満もぐんと減るはずです。cd6b4e87ef715353e4dbc1b2bebd9235_m 

レールタイプの収納や扉、レンジフードにひっかけるタイプの
■フック ■ホルダー をつけるだけで、
安価でアイレベルの収納を取り付けることもできるので、
空室対策のひとつとしてもおススメです。

 

ほかにも、収納+インテリアの両方の視点から人気なのが「有孔ボード」です。b9fef2fd1d99bde5f3a631545b529b11_m
有孔ボードとは、等間隔で穴が開けられた板で、
ホームセンターなどで購入することができます。
板を好きな位置に置き、穴にフックなどをひっかけることで、
吊るして見せる収納が楽しめると人気です。

とはいえ、収納は多ければ多いほどいいというわけではありません。
脚立を使うくらい高い戸棚はデッドスペースとなるため、
無理に作っても。不便さが強調されるだけ 😕 。

どの範囲に収納場所があればうれしいか。
「アイレベル」を参考にして、不便さをなくすことが、
長期入居にもつながりそうですね 😉 。

 

定着率・入居率向上!評価の高いサービスとは?

インターネット無料やエアコン付きなど、
さまざまなサービスを付けて、入居者さんを呼び込み、
長期入居へつなげている大家さんも多いかと思います。

ちょっとした一押しのサービスが、入居につながることもあることも 😉 。
今回は入居者にとって魅力的なサービスは何か、考えていきたいと思います。


賃貸住宅・各種サービス別魅力度
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参考:2016年、賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査【報告書】<首都圏版>

1位は「家賃ポイントシステム」。
管理会社や大手の不動産会社では家賃を払った分ポイントがつき、
提携しているレジャー施設が割引になったり、
特典がもらえたりなどのサービスがあります。
Tポイントなど他の提携先でも利用できるポイントサービスを提供する
家賃保証会社もあります。
多少手数料はかかりますが、入居者が得るお得感は大きいので、
ぜひ導入を検討したいサービスです。

2位は「エアコンの定期清掃サービス」。
1人暮らし、特に女性の支持が高いサービスとのこと。
更新のお礼に使えば、
気の利いたサービスのように見えます。
また
・清掃の繁忙期をずらす
・一棟まとめて実施する など、
工夫すれば、より安価でサービス提供が可能です。

水回りや敷地内の清掃サービスも高評価 😉 。
どうしても自分では掃除できない部分があるので、
気を使ってもらえると嬉しいですね。

3位は「24時間カスタマーセンター」が支持を得ています。
私も一度、土曜日に巻き取り式の雨戸が下りなくなって、
夜にお電話したのですが翌朝には対応してもらえて
とっても助かりました。
インターネット回線の相談などもしたり、
なんでもいつでも対応してもらえるのは安心ですね。

他にも入居時に家電を一個サービスするという大家さんもいました。
初めて引っ越す人も、家を変える人も、
この機会に家具を一つ新しくできると嬉しいですよね。
冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機の3点は一人暮らしを始める多くの人が
必要!と答えています。

その3つから選べる。
あるいはそこを外して、トースター・電気ポット・カーテンなど
あったら嬉しいプレゼントがあると、入居の最後の一押しになるかもしれませんね。

アウトドアリビングのある暮らし~7つのポイント~

アウトドアリビング」とはなんのことか、皆さんご存知ですか?
屋外で居間のように生活の場として使う空間のことを言います。

昨今、少子高齢化や人口減少による空き家問題などの課題に直面しています。
家族構成変化による住まい規模縮小傾向にある時代に、肥大した住宅空間は
求められにくくなっていきます。
これからの街づくりでは、人口減少に合わせた土地活用法として
隣地への土地売買計画も視野に入れる必要があると言えます。
部屋を増やさず、「庭を楽しむ」場所として、隣の土地を購入するという
新たな街並みづくりが注目されています。

海外のような小さいプールを作ったり、ガーデニングや芝生の庭でBBQをしたり…。
休日の楽しみを自宅で味わえるもう一つの土地アウトドアリビング 😳 

より魅力的に設計するポイントを見ていきましょう 💡 

①外周壁
独立した庭空間は、周囲の視線が気になりますよね。
コンセプトを明確にして、インテリア装飾も外周壁に合わせていきましょう。

②滞在する庭空間
庭空間へ出入りしやすいように、部屋と同じように床面を作る必要があります。
滞在するエリアを庭のメーンテラスとして設定し、部屋からつながるウッドデッキや
タイルテラスを作りましょう。
離れた場所に滞在させる月見台なども、ロマンチックで素敵です。

③魅せる(見せる)家具
庭でゆっくりくつろぐために、家具を充実させましょう。
オープンカフェにあるようなお洒落な家具を置いて
アフタヌーンティーを楽しんだり…。
女性は一番こだわりたいポイントかもしれませんね。

④実用性のあるキッチン設備
「アウトドアリビング」というだけに、アウトドア要素は取り入れたいものです。
お天気の日に家族でBBQが出来る様に、使い勝手の良いグリルやキッチン設備を
整えましょう。

⑤日よけの屋根
日よけ対策として、大きなパラソルを設置しましょう。
いっきにリゾート感が出ますね 😆 

⑥樹木の設置
夏場の日差しを遮る効果と冬の日差しを差し込む効果のある落葉樹は、
メーンツリーとして打ってつけのアイテムです。
上部からの視線を遮る役目も果たしてくれるので、高さのある樹木を植えましょう。

⑦サプライズ演出
まだまだ物足りない方は、水面の揺らぎや光の反射を楽しめる
優雅な壁泉を設置してみましょう。
特別な演出は、空間を更に魅力的にしてくれます。

★★まとめ★★
一度に全部を叶えることは大変ですが、家族で役割分担をして
少しずつ整えていけば、理想のアウトドアリビングが完成するとともに
何より家族内でのコミュニケーションが図れ、充実したライフスタイルが
実現しそうですね(^^♪