結婚を考えるカップルが結婚前にまずは同棲をはじめることはよくありますよね。
どんなお家づくりをしようか考えていくうちにお互いのこだわりがすれちがうことも…
では同棲を始めるカップルはどんなところに重点をおいて住まいを決めているのか
今回は男女別でカップルの住まい探しについて、実態調査をもとに考えてみました!!
動産情報サービスのアットホーム株式会社は、
19歳~29歳の同棲をしているカップルを対象に同棲の実態をはじめ、お互いが譲れなかった・譲った条件や設備、住まいを探すうえで大変だったことなど、一緒に暮らすうえで重要視するところはどこなのか調査を実施いたしました。
≪同棲カップルの住まい実態≫
■同棲における理想の間取り1位は「2LDK」で4割超
住まいを決めていく際の理想の間取りは2LDKで44.9%でした。 また次に多かったのは、1LDKで23.2%でした。 一方で、実際に今住んでいるお部屋の間取りは1LDKで33.2%が一番でした。次に多かったのは2LDKで21.5%となっていました。 理想の間取りをどう選んだのか理由を見ていくと、 お仕事で在宅勤務がある方や、将来を見据えている方は部屋数が多い物件を選ぶという印象でした。

■住まい探しにおける主導権は、男女どちらもパートナーに譲っていると認識
お部屋選びは相手と自分の意見どちらも取り入れながらピッタリの物件を探しているということでした。また、家事の負担率は女性のほうが男女ともに大きいと感じているという結果になりました。

≪同棲カップルの住まい意向≫
■譲れなかった設備1位は、男女ともに「バス・トイレ別」
お部屋探しをするうえで譲れないところについては男女ともにバス・トイレ別の割合が高く、また水回りの設備については女性のこだわりが見られました。この結果と家事負担率の女性の割合の高さは関係していそうな印象があります。また防犯面においても女性のほうが意識していますね。

■「生活用品を買う施設が充実している」エリアは、同棲カップルに人気
生活用品を買う施設が充実しているエリアを希望される方は男女ともに4割超えでした。
生活するうえで必要な物をすぐに揃えられることや、近さはやはり重要視される方が多い印象です。
また次に多いのは男女ともに仕事場からの距離が近いことでした。
ワーク・ライフ・バランスを整えたい方にはどちらも重要項目ですね。

≪同棲カップルの住まい探し≫
■住まいを探す上で大変だったこと・困ったこと1位は「費用面のすり合わせ」
大変だったことの1位は「家賃や初期費用面をすりあわせること」でした。一緒に生活を始めるにあたってかかるお金や、いろんな面において相手との金銭感覚をあわせることは大変で、とても需要なことだとグラフを見てもわかります。これから生活を始めるのでまずは初めの出費をなるべく抑えたいのが理想ですがお互い譲れないポイントが違うので話し合いは大変そうです。2人がどういったところに魅力を感じるのかを読み取ることがお部屋選びのポイントになりそうです。
色んなことが重なり喧嘩をしてしまう事例はとても多いとわかりますね。

上記の調査報告を見ると、男女でお部屋選び時のおさえるポイントの差があることがわかります。
また女性の方のほうが求める条件が多いような印象を受けました。 これから2人で新生活を始めるうえでのお部屋選びは、当事者の方にとってたくさん相談を重ねて慎重に進めて決断する、とても大切な行事だと感じました。またなかなか理想通りの物件に出会うことは難しいという印象も受けました。 この結果を見て、色んな考察ができ、より良いお部屋づくりができますね。 カップル向けの物件をお持ちの方は定期的に内装を見直したり、支持の多い水回りの設備を整えるなど、物件をよりよくしていくことで日々変わるトレンドにもマッチして、お部屋探し中の方にぐっとくる物件になるのではないでしょうか。
今一度お持ちの物件の状態、内装、設備をご確認してみてくださいね。