長期入居のカギは「温度」と「湿度」

(株)リクルート住まいカンパニーの調べの「賃貸検討者調査2014」の
「退去リスクにつながりやすい『断熱性』・『気密性』要因は?」を見ると

 💡 季節によって室内温度差が激しい
 💡 室内にカビが発生しやすい
 💡 結露により建物の一部が腐食している

この3点が特にストレスを感じやすく、
「引っ越したい 😕 」と感じる人が多いという結果がでてきました。

またこれらの問題に深く関わる「温度」「湿度」については
気分的なものだけではなく、健康被害に及ぶ可能性もあり、
暖かい住宅への転居によって、
病気になる人が減少するというデータもでています。
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入居者の健康にも影響が出る部屋の「温度」「湿度」を詳しく見ていきましょう。


■温度
冷えは「万病のもと 😥 」と言われるように、
多くの病気の根源に冷えがあるともいわれています。

暖かい部屋で暮らすことで、血行が良くなり、
免疫力や新陳代謝などが高まり、病を防ぐこともできます。

また冬の温度変化で怖いのは「ヒートショック」。
快適なお風呂で物件の魅力UPでも書きましたが、
暖かい部屋から冷たい浴室へと移動し、さらに熱いお風呂に入ることで
血圧が激しく変動し、心筋梗塞や脳卒中などの
循環器系の疾患が起こる可能性があります。

暖房を入れても寒いお部屋の原因は「熱モレ」。
熱が漏れる一番の原因は窓などの開口部にあります。

空室ならば
「内窓を取付け、2重窓にする」リフォームが一番効果があるかもしれません。
また防犯面を強化することもできる「雨戸」の設置もおすすめです。
最近の雨戸には断熱素材を使用したものや、羽の開閉ができるものもあり、
取り付けるだけで、差をつけることができます。

難しい場合は市販の断熱グッズの提供も◎。
断熱シートや遮熱スプレー、床用アルミ保温シートなど
冬のクリスマスプレゼントという形で渡してみるのもいいかもしれません。

 

■湿度
(株)リクルート住まいカンパニーの調べの
「賃貸検討者調査(2016年5、6月)」(賃貸新聞掲載)の
「断熱性が原因の住居トラブル 発生確率と退去リスクの相関関係」を見ると
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黒カビの発生が退去リスクに大きく関わることが分かります。
重大な健康被害にもつながるので、カビの発生は必ず防ぎたいところ。
カビの主な原因である部屋の「湿度」対策は重視しておきたいですね。

・室内干しの湿気対策
1人暮らしの人や女性などは、外になかなか洗濯物を干せず、室内干し。
その洗濯物の湿気がカビにつながることもあります。
「浴室乾燥機」があれば、洗濯物だけでなく、
お風呂のカビ対策にもなるので喜ばれます。
壁や天井に埋め込まれた「換気扇」があるとさらに◎です。

・省エネ対策にもGOODなエアコン
エアコンは想定寿命10年、買い替え寿命を13年程度となっています。
古いものに比べて、新しい物は電気代も安いので、
入居者にとって気になるところでもあります。
物件のエアコンがいつ製造されたものかチェックは怠らないようにしましょう。

・入居者のお掃除も指導
構造上、どうしてもカビが生えやすい 😥 部屋があるのも事実。
新たな入居者さんには、そのことも予め伝え、
掃除や気を付けるべきカビ対策については告げておいたほうがよいでしょう。
換気もされない部屋でカビが生えてから「こんな物件はおかしい 👿 」と言われて
壁紙の交換等が必要になっても大変です。

温度や湿度は壁紙や外壁塗装によっても、調整することが可能です。
室内の空気環境を整え、冬の結露や乾燥対策として有効な調湿建材、
部屋内の余計な湿度を逃がし、外からの冷気・熱気を防ぐ塗料
リフォームや大規模改修の時に使用することも良いでしょう。

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▲当社で扱っている塗料なら、建物の修繕だけでなく
住みやすいおうちづくり 🙂 も可能です。

「温度」「湿度」は住まいの条件の上で二の次にされがちで、
実はとっても悩んでいる人も多いです。
当たり前のようで、当たり前じゃないことだからこそ、
住宅のイチオシポイントとして、
「温度」「湿度」に目を向けた物件づくりは
長期入居満室経営にぴったり 😉 かもしれません。

▼オーナー様 お役立ち情報
■建物診断、塗り替えのご相談
【ホープハウスお問合せ先】
◇フリーダイヤル◇ 0120-708-114
◇関西◇ 0800-111-2188
◇関東・東海◇ 0120-708-114
※建物診断以外にも、リフォームについての相談も随時受け付けています。
 皆さまからのお問合せ、心よりお待ちしております!!!
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★物件の状態、オーナー様のご要望に合わせて、ご相談に応じます★

防犯力を高める!長期満室経営!

日が暮れるのが早くなりましたね。もうすぐ冬休み 😀 
里帰りでお部屋をあける入居者さんも多く、
空き巣が増える時期ともいわれています。

「うちはオートロックだし大丈夫 😉 」
「セキュリティ会社にも頼んでいるし 🙂 」
そんな風に油断したところにこそ、泥棒 😈 は目をつけているかもしれません。

今回はみんなが安心できる住まいづくりのため、
防犯力アップ↑↑の術を調べてみました。


■一番大事なのは戸締り
昔からの習慣で、玄関にカギをかけないという人もいますが、
最近では家に人がいる状態でも侵入する「忍込み」「居空き」も多く、
窓やドアの無施錠は重大な事件に発展する 😥 可能性も高く危険です。
また、以下の場合でも油断せずに施錠することをおすすめします。

・オートロック→泥棒が他の住人と一緒に入る場合があります
・高層階上下階ベランダや屋上から侵入する場合があります。

ちなみに今話題の「スマートロック」
(スマートフォン等の機器を用いて開閉・管理を行う機器およびシステム)は
扉を閉めると自動で鍵がかかるので、閉め忘れがなくなります。
入居者が入れ替わるときは、鍵のパスワードなどを変えればいいだけなので、
カギ交換の費用や手間がないところもいいですね。

とはいえ、いつものおでかけも、旅行も 💡 戸締りは防犯の基本!
掲示板などでしっかり呼びかけていきましょう。

 

■外から見えない、暗いは危険!
・防犯としても、エクステリアとしても…ライトアップ
明るく照らされた家は不法侵入を思いとどまらせる効果があります。
エントランスにソーラー式のエクステリアライトを置くなどすれば、
電気代はかかりませんし、心地よい空間づくりにも一役買ってくれます。

・プライバシーを守るはずの仕切りが標的に?
通路に面した塀は入ろうと思えば簡単に侵入を許してしまいますし、
犯行を隠すものになってしまいます。
柵を死角のないメッシュ柵に変えたり、上部を尖った形状にして
侵入を防ぐようにしましょう。
また、伸び放題の庭木や放置された子供のおもちゃなど
雑然とした家周りは、スキがある物件 😥 と思われてしまうので、
定期的に庭木の剪定や清掃、見回りもしたほうが良いでしょう。

 

■意外な音にびっくり!で侵入を防ぐ
・足から響く防犯砂利
踏みしめると大きな音が鳴る防犯砂利
歩くたびに音が鳴るので、泥棒も侵入するのを嫌がります。

・ドアや窓を開けたら音が!
センサー式の防犯ブザーも効果あり。
特に窓は外から見てもブザーがついていることが分かるので、
泥棒が避ける物件になります。

 

■破壊されない窓ガラスやドア
ガラスやドア等の建物部品を破壊して侵入することも多く、
カギだけでなく建物部品の強化も必要になってきています。

・窓枠に設置する補助錠、外からのカギ解除を防ぐドアプレート
簡単につけることができ、なおかつ安価な補助錠
入居時のプレゼントとしても◎。
窓枠につけるだけで、ガラスを2回割る必要が出るため、
外から見て、補助錠に気付いた泥棒は、侵入をあきらめることもあります。
ドアプレートの取り付けはドライバーなどが必要ですが、
こじあけをガードすることができます。

・防犯ガラス、雨戸・シャッターを使用
貫通通性に優れたガラスは、ガラス破損にも時間がかかるため、有効です。
雨戸やシャッター中の様子をのぞくこともできないので、
防犯の役に立ちます。


とにかく泥棒が「入りたくない 👿 」と思う住まいづくりが必要です。
入居者にも協力してもらい、
誰もが安心できる家に住み続けてもらえるよう気を付けていきましょう。

 

一掃したい!ゴミ問題に挑む!

お持ちの物件のゴミ置き場、どんな状態か把握していますか?
きちんとキレイに使用されているでしょうか? 🙁 
住民から不平不満は出ていないでしょうか? 👿 
いつ、何時に回収されているか知っていますか? 😐 

分からない… 😥 という人は一度、ごみ回収日の朝に
ほうきとちり取りを手に見に行ってみてはいかがでしょうか。

管理会社を通じてでは見えてこない
所有物件の問題点がゴミ置き場に現れているかもしれません。


1.ルール違反! 困った入居者への対処法
回収日や時間を気にせずごみを出す 👿 、分別ができていない 😕 、
定められたごみ袋を使用していない 🙁 など
多くの入居者、オーナーを悩ませているのは一部のルール違反者。
大抵のルール違反者は繰り返し、ごみ出しのルールを無視します。

まずは
●ゴミ出しルールを改めて伝える。
・市町村から無料でもらえるゴミ分別・回収のルール書
 現在の状況(写真をつけるとさらに◎)、改善要請を投函。
・分別のできていないゴミ袋は、こちらで開けて、分別させてもらう
 指定のゴミ袋を使っていないゴミも開けて、入れ直すと通告
 分別ついでに違反者が誰か 💡 の証拠(領収書や郵便物など)を
 集めておきましょう。

それでも改善されない場合
●直接通告。ゴミの差し戻し
管理会社を通じて、指導してもらうとトラブルが減ります。
・朝夜の見回り、出されたゴミ、監視カメラなどから、ルール違反者を探し出す。
管理会社を通じて、手紙・電話などで指導。
・最終的にはゴミに注意書きを貼り、違反者へ差し戻す
など厳しく対応することも必要になります。
他にも厳しいですが「管理費を上げる 😡 」と通告することも改善につながる一手です。

手間はかかりますが、定期的にゴミ出しの日に掃除に行くのもオススメ。
入居者とのコミュニケーションも図れますし、
自分の住居をキレイにしてくれるオーナーの姿を見ると
共用部の使い方も自然と丁寧になるかもしれません 😉 。

また新しく入居者が入る時には
・ゴミ分別・回収のルール書
・有料ごみ袋
のプレゼントをすると、ゴミ捨てのルールを知ってもらえます。
中には分別用に100均のゴミ箱を3つプレゼント、というオーナーも。
サービスにもなりますし、これでゴミ問題が解決されるならありかもしれませんね。

 

2.トラブル解決に、投資もやむなし
●ゴミステーション
近頃は、人々のライフスタイルもそれぞれになり、
ゴミを朝に出せない人も少なくありません。
24時間ゴミを出すことができて、周りもきれいに保てるゴミステーション
入居率アップ 😉 にもつながっています。

●定期清掃会社
ゴミの日など決めた日に清掃してくれるよう依頼すれば、
散らかりがちなゴミ回収後のゴミ捨て場もきれいに保てます。
ルール違反で改修されずにいたゴミも業者が処分してくれて助かります。

●民間のゴミ業者へ依頼
市町村のゴミの回収ルールに沿わなくても良くなるので、
分別や指定ゴミ袋の購入などの面倒が省け、
入居者の負担も少なくなって喜ばれるかもしれません。

 

3.入居者以外の人のゴミ捨てを防ぐ!
●施錠のできるゴミステーション
市町村や回収業者が対応できそうであれば、
ダイヤル式のカギをゴミステーションにつけるのが良いでしょう。
ひと手間かかりますが、部外者はゴミが捨てにくくなります。

●ゴミ袋に名前を書く
プライバシーの問題もあり、抵抗感があるかもしれませんが
出すゴミに自分の名前を書くことで、捨てる側のマナーも向上します。
また入居者以外のゴミがすぐ分かり、ゴミの中などを確認することで、
どういう人がゴミを捨てに来ているのか確認することができます。

●不法投棄についての警告文を出す
入居者用のゴミ置き場に入居者以外の人がゴミを出すと「不法投棄」となり
数十万の罰金や懲役刑が科せられた実例もあります。
「入居者以外のゴミ捨ては不法投棄とみなし、通報します」
さらにダメ押しで「罰金、懲役刑が科されます」とつけると
抑止力があると思います。


また別の悩みですが、
「物件を購入してから、ゴミは民間企業が集めていて、
月に多額のお金がかかっていることに気付いた! 😯 」
なんていうこともあります。
物件購入、あるいは建設する場合は、市町村でゴミの収集をしてもらえるか確認。
ゴミの回収ルートに入れてくれるようお願いする必要もでてきます。

地域住民の中にはアパート自体に反対をしている人もいて、
ゴミ捨てに因縁をつけられるなんてトラブル 👿 も聞きます。
この場合は管理会社、自治体とも協力しながら、
解決策を見つけておいたほうがよいでしょう。

たかが「ゴミ」ですが、日常に深くかかわる大事な要素。
入居者が気持ちよく過ごせるよう、気を付けていきましょう 😀

 

「ゴミ問題、こうして解決しました!」というアドバイスや
「私はこんなことを困ってるんだけど、解決方法はないかしら?」という
ご相談などありましたら、お寄せください。
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