建物長寿の大敵、漏水を防ぐ

今年も梅雨入りの季節を迎えました。
建築年数が長い建物であればあるほど、漏水の危険は高まります。
雨から逃れられないなら、未然に防ごう!ということで、
今回は梅雨を迎えるにあたって必要な漏水対策についてお伝えします。

これは漏水の兆候?
建物にこんな兆候があれば、漏水している可能性も…
最悪の状態になる前に診断して、漏水知らずの完璧なご物件にしませんか?

①外壁のクラック・エフロ

小さなクラック(ひび割れ)でも油断は大敵。
ひび割れから中に水が染み込むと、
最悪躯体から腐り、物件の寿命にも関わってきます。

クラックや裂け目への雨水などの侵入により、
コンクリート内の炭酸カルシウムが流出すると、白く跡になる
エフロレッセンス(白華現象)があらわれます。
さらに茶色く染み出しているものは、内部鉄筋が錆びている可能性が高いです。
この状態が続くと、構造強度が低下することも考えられますので、
早めに建物の状況を確認したほうがよいでしょう。

②室内の漏水

天井や壁、床に水の跡、カビや黒ずみ、シミが出ている場合、
すでにベランダや外壁から天井、建物の深部まで浸水している証拠です。
写真の状況は一刻も早く補修が必要な状態です。

③軒裏の塗膜の剥離

軒裏の塗膜の剥離は、その上部(軒天端やベランダ・廊下床)の
クラックや防水の劣化による雨水侵入のサインです。
将来、室内に漏水を起こさないためにも、早めの対策をおすすめします。

④屋上防水の劣化

シート防水の接着力が低下すると継ぎ目の部分が捲れて
漏水に繋がる場合があります。
シート防水以外の防水も防水層の亀裂から浸水することもあるため、
定期的な点検が必要です。 

■どうする、入居者の過失で漏水!
入居者自身が漏水の原因となっていることに気付いていなかったり、
「バレたら修繕費を請求されるかも…」と被害を隠すこともあります。
また、「どこに連絡していいか分からない」とパニックになる方もいらっしゃいます。
入居の際に管理会社や大家さんの連絡先はもちろん、
個別での対応も可能なように水道業者の連絡先もお伝えするとともに、
原因が分からない場合は、ひとまず給水バルブを閉めてもらい、
被害を増やさないように手配してもらいましょう。
また、火災保険があれば、修繕費が補填される可能性もあります。
被害が広がる前に連絡してもらえるよう、入居者さんにも
ある程度知識を提供することも大事になります。

■換気扇が正常に作動しないと、結露が発生するケースも
マンションのように気密性が高い建物で換気扇が正常に作動していないとき、
結露が発生することがあります。
換気扇が動いていても、排気口部分が詰まっていることがあるので、
部屋や外壁が変に濡れている場合は、
通気に関係する場所も原因として疑ってください。

トラブルが明確になる前に、しっかり原因を特定して、対応しましょう。

 💡 雨漏り診断はホープハウスシステムにお任せください。 💡 
普段の雨では異常が見られなくても、
長雨や横風を伴う雨で、突如室内で漏水を起こすケースも珍しくありません。
梅雨が終わればすぐに台風の危険性が高まります。
ホープハウスシステムなら、
専門の建物カウンセラーによる建物診断を行い、トラブルを未然に防ぎます。

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不動産ポータルサイトに関する調査 2025

4月から新生活が始まり、不動産賃貸業界の繁忙期も一息ついた頃かと思います。
ですが、あえてこの時期を避けて引っ越しを行う方や、
長い目で見て物件を探し始める方も中にはいます。
繁忙期を過ぎた今こそ賃貸管理を見直してみてはいかがでしょうか?
今回は、不動産情報サービスのアットホーム株式会社が
不動産ポータルサイトを利用して賃貸物件を探した全国の18~39歳の男女398名を
対象に実施したアンケート「不動産ポータルサイトに関する調査 2025」を紹介します。

*物件を検索する際に入力した設備

第1位はバス・トイレ別でした。
理由としては、「トイレの湿気対策が必要ない」「風呂にゆっくり浸かりたい」といったものが挙げられています。
61.3%がこの項目を選んでおり、他の項目に比べて圧倒的な支持率があることを考えると、
バスとトイレが別の物件は“あったら嬉しい”よりも“当然あるもの”だと考えている方が多いことがわかります。
第2位は洗面所独立です。
「お風呂やトイレから独立しているので清潔感がある」「ドライヤーが使いやすい」といった理由が挙げられています。
特に女性は、ドライヤーだけでなくスキンケア用品や化粧道具などを収納するために必要としている方も多くいらっしゃるため、独立洗面台の需要が高いことが予想できます。


以上のことから、衛生空間中心に需要が高いことがわかりますね。
また、そこで使用する用品を置いておくための収納スペースが確保されているような広いスペースを求めている方が多くいるため、お風呂、トイレ、洗面台が独立している物件が人気になっています。


一方で5位にランクインしているインターネット無料は、唯一物理的な設置物ではありません。
10代~30代はインターネットを利用する方が多い上に、少し家賃があがってでも欲しい、と考えている方の割合も高いそうです。
上位5項目の中で最も簡単に取り入れられる設備なので、よろしければ試してみてください。

*物件写真について

ポータルの写真掲載方法について、「物件を見る際に同じ場所でも角度を変えて複数の写真があったほうが参考になる」と感じる方は9割にも及んでいます。

また、ポータルサイトで住まいを探す際に「物件写真で見た情報と内見でギャップがあった」と答えた方は7割でした
ポータルサイトで物件を探す際に写真を重要視している方が多いことがわかりますよね。
会社勤めなどであまり時間が取れない方は、写真のみである程度物件の取捨選択をしてから内見に訪れており、物件選びにおいていかに写真が大切であるかが見て取れます。

少しでも綺麗に、かつ実際の状態とのギャップをなくした写真が撮影できるように練習してみるのもいいかもしれません。

*不動産スタッフのコメントについて

不動産ポータルサイトで住まいを探す際に、
不動産会社スタッフによる物件に関するコメントを見たことがある方は63.8%。
さらにコメントが問い合わせに影響すると答えた方は58.3%と、60%に近い数字が出ています。

内容としては、交通アクセスや初期費用に関するものなど幅広いものになっています。
不動産会社の方が実際に記入するところではありますが、ご自分の物件の良いところを漏れなく未来の入居者様にお伝えいただくためにも、まずは担当スタッフへのプレゼンを強化してみてはいかがでしょうか。

今回は、最新版の不動産ポータルサイトに関する調査についてご紹介させていただきました。
繁忙期明けの今、修繕や設備の導入をお考えの方は、お気軽にホープハウスシステムへお問い合わせください。

皆様の今後の賃貸経営に役立てていただければ幸いです。

〈参考〉https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/portalsite-202503/

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入居者獲得につながった修繕について

繁忙期が終わり物件の修繕について考えることも多くなるかと思います。
次の繁忙期はまだ先だからもう少し後で物件を修繕しようと思っているときっと次の繁忙期もあわてて迎えることになります。
これからの物件の為に何が必要か考えていくため、どういった修繕が入居者獲得につながったのか今回は簡単にまとめてみました。

物件劣化や外観が悪くなってしまった時の修繕や、日々変わっていく入居者様の需要に合わせた設備導入は、入居率アップや賃料アップにつなげることが期待できますよね。
実際、それらにつながった修繕のランキングを見ていきましょう。


※今回はGMO賃貸DXWEBメディア編集部独自調べを参考に記事を作成しております。

実際に修繕をされた方が賃料アップや新規入居者呼び込みにつながったと感じる修繕は
★1位が13.5%の外壁塗装・外壁タイル張替・補修工事
★2位が13.4%(1位と0.1%差)インターネット回線工事
★3位が11.7%(1位と1.8%差)防犯カメラ設置工事となりました。
4位からは以下になります。
4位:11.4%外構工事、5位:11.3%宅配box設置工事、6位:8%屋上防水工事、7位:7.7%エントランス改修工事、8位:7.1%ホームセキュリティ設置工事、9位:6.0%バリアフリー化工事、10位:5.2%外灯設置工事でした。

この結果から、やはり建物の外観は皆様注目されているといった印象をうけます。
また、インターネット回線工事や防犯カメラ設置工事などは、近年住まいを探す方から需要が高まってきているので今回のランキングでも上位に入っています。ランキングを見たところ上位5位がいずれも11%~13%と僅差であることから外壁工事が1位だから外壁工事をとりあえずやればいいというわけではなく、今お持ちの物件には何が必要なのかを入居者様の声も聞きつつ、今の物件に必要な修繕を選ぶのがいいですね。

♦修繕が必要なわけを修繕別にまとめました♦
「外壁塗装・外壁タイル張替・補修」
この工事は入居者の方にプラスになるとともにメンテナンスをすることで建物の保護ができ、美観性が向上することで賃料アップも狙えます。また、外壁修繕等を行う場合は
★断熱・遮熱塗料の採用
★デザインタイルの導入
を意識し省エネ住宅にし、内部の温度管理をより快適にできるといいといった声もありました。
この工事を考えている方は塗装時期を考えることも大切で、台風や梅雨の時期には工事が伸びてしまうことがあります。気を付けておきたいポイントです。

「インターネット回線工事」
コロナ禍を経て、テレワークが多くなった今、自宅でのインターネットを必要とする人が増えています。
通信速度が速いインターネット環境は物件選びの際の重要なポイントです。
各部屋にWi-Fiをつけるなど検討してみてもいいかもしれません。

「防犯カメラ設置工事」
近年、物騒な事件が増えて、皆様の防犯意識が少しずつ高まっている影響で、防犯カメラが今回ランクインしたと思われます。
特に1人暮らしの女性やお子さんのいる家庭の方はより防犯意識が強いです。
カメラの設置位置も重要で、次のような場所がよさそうです。
★出入口
★エレベーター
★駐車場
★共用スペース

一時的に密室になるエレベーターや窃盗が起きやすい共有スペースなどには、トラブルが起こらないよう設置しておくといいようです。ただし、入居者様のプライバシーに配慮し、カメラの設置角度に気をつけなければなりません。
「こういった様子を録画しておきたい」などオーナー様の思いや意図をあらかじめ伝えておくことで、設置する際一緒に考えてくれるかもしれませんね。

以上より、マンションの修繕を行うメリット
・修繕により建物は長持ちし外観の美しさが保たれる結果、入居者獲得や賃料アップにつながる。
・安全性・利便性を求めることで住民の方の住みやすさへつながり空室率低下へとつながる。
・なにより、定期的にメンテナンスされているとわかるとより魅力たっぷりな物件になる。

となります。

繁忙期が終わり、ひと段落がつくところで次の繁忙期に向けてお持ちの物件には何が必要か、入居者様の住み心地はどうなのか今一度考えてみてもいいかもしれませんね。
その時に、「省エネ」や「バリアフリー」といった今注目されている要素も併せて考えてみてください。

修繕に関して何かご不明点等ございましたら、お近くのホープハウスシステムへお気軽にご相談ください。

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賃貸経営者が繁忙期中にできること


今日は「繁忙期中にできるオーナー様できること」をご紹介していきます。
まだやってなかった!という方も今からでも間に合いますので是非ご活用ください!

〇建物周辺、物件内の清掃をしておく。
まず一番に目にする物件の外装。汚い、、掃除がされていない、、なんて物件には誰も住みたいとはなりませんよね…。気を付けていてもついつい見逃してしまう細かいお掃除。気を付けたいものです。
また、周辺や建物をきれいにしておくことで、いきなり内見しにくる!!なんて時も綺麗な状態を見ていただくことができます。いつでも見に来てもらえる準備をしておきましょう。毎日は無理でも雨や風がひどい日は汚れる可能性もあるので、翌日には確認して綺麗にしておきたいですね。引っ越しや移動に伴う事前の下見の際など綺麗な物件にはつい目が行くものです。渡り廊下の溝などよくみられるであろう場所細かな部位は特に念入りに掃除しておき、常々気を付けて意識しておくといいでしょう。
内見に来られた後もトイレなど綺麗な状態か確認しておきましょう。内見後吸い殻が捨てられていたり、トイレを貸したらすごく汚くなっていたといったこともあるようです。そんなことあるの!?と思ったりもしますが、内見前後は必ず確認をして清掃することを徹底しましょう。
また、その際空気の入れ替えもしておきたいですね。
最近では、お掃除専門の業者様もおられるので、見積もりだけでも頼んでみるといいかもしれません。また、「この時期は週1回でお願いしたい」など希望する時期・ペースなどをあらかじめ相談してもいいかもしれませんね。きっとオーナー様に合ったご提案をしてくださると思います。

〇不動産会社や管理会社などの関連会社と情報共有をする
今は物件探しをケータイなどソーシャルメディアで探す事が多いので、仲介会社や管理会社と連携を取り、自物件をより魅力的に掲載してもらえるようにしましょう。どこが魅力の物件であるかどこを押してもらうか明確にし伝えておきましょう。例えば、「〇〇年前に壁を張りかえています」「窓は遮熱性能のある二重窓になっている」「エアコンは〇〇社〇製のものです。」など、どんどんアピールしましょう。「入居後すぐに壁紙を張り替えます」など「すぐに対応します」と伝えておくだけでも印象はいいと思います。
また、「キーワード」を入れて検索をかけることが多いのでそういった人のためにもキーワード検索で該当するようにしておくといいですね。仲介業者にキーワード検索で…と言っていただければわかってくださるはずなので是非ご相談してみてください。
また伝えるばかりではなく情報を集める・聞くことも同じくらい大切で、入居率が思わしくない場合は一度どういった点で入居を迷われているかを仲介会社に聞きいてみるのも1つのご提案です。
また、すぐに改善できなくても意思があることを伝えておきましょう。きっとうまくお話してくださると思います。

〇入居者検討への対応を積極的に行う。
季節や新生活が始まる次期は、時間がないのでなるべく早くおうち探しを終わらせたいのが入居者様の思いですよね…そんな時にやり取りが遅い、ほしい情報がすぐにかえってこない事は大ダメージです。なるべく早く期間をかけずに入居者対応をすませましょう。だんだんとオーナー様も忙しくなるので早めを心がけることが大切です。ためればためるほど大変になります…
計画を立て丁寧に対応しましょう。また、すぐに返せない場合はいつまでにお返事するか明確にしておくことで入居者様も安心することができます。期限を決めることで自分の予定を見て計画を立てることができるはずです。
カレンダーやメモに書き自分が常に把握できるようにしておきましょう。

〇原状回復工事の手配を早めに行う。
早めに原状回復工事を済ませることで早急な入居を見込むことができます。
工事を頼む際はお付き合いのある建設会社や工務店に頼むなど様々ですが、部分的に直すことでコストも抑えることができるようです。
早め早めの対応を心がけましょう。

以上が繁忙期中、今からでもできることです。
お忙しいと思いますが、少しでも物件のいいところを増やして入居者アップにつなげましょう!!

ホープハウスシステムでは、独自に塗装開発を行い、物件の特徴等を見ながらオーナー様に適切なご提案ができるように日々努めております。
「時期」「費用」「外観」等々… 
こんなこと相談してもいいのかな・・と思われることも、是非お近くのホープハウスシステムに一度ご相談くださいませ。

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台風一過。建物への被害は?

猛威を振るいながら九州から関西へと進行した台風10号。西日本だけでなく広い範囲で線状降水帯を発生させ、全国で大小様々な爪痕を残していきました。
今回は、台風が過ぎた後に確認する必要があるポイントを一緒に見ていきたいと思います。マンションの被害を早めに確認し対処するヒントとして活用していただけると幸いです。

外壁や外装の確認

まずは屋根や外壁をチェックし、破損やクラック、漏水の有無を確認しましょう。強風に煽られた飛来物による欠損もあるかもしれません。特に前回の修繕から時間が空いている物件は注意が必要です。破損を放置してしまうと外壁が剥がれ落下し通行人に怪我を負わせてしまう可能性があります。  

共用部分の確認

エントランスや廊下、階段といった共用部に破損があった場合、入居者の安全確保に問題が出てくる可能性があります。また、その状態を長く続けていると他の物件に転居してしまう可能性もあるため、入居率を下げないためにも早急な対応が望まれます。「ガラスや照明の破損がないか」「廊下の防水シートの剥がれはないか」「エレベーターのシャフトや機械室に水が侵入していないか」に加え、「外構の破損や植栽の状態」などもチェックしておくと良いでしょう。
 

電気設備や水回り設備の確認

ブレーカーの状態や電気系統の異常がないかの確認も大切です。また、インターホンや防犯カメラも強風と雨で故障している場合がありますので忘れずにチェックしたいですね。排水や給水の設備も正常に動いているかの確認も必ず行いましょう。浸水被害を防ぐためには定期的な清掃も効果的です。
 

窓やサッシ、ベランダの確認

強風を伴う悪天候の場合、窓ガラスやサッシの変形、割れ、漏水が発生している可能性があります。サッシから雨水が浸水した場合、床へのダメージや階下への漏水に繋がります。なるべく早期に発見する事で被害を最小限にとどめたいですね。ベランダの排水口の詰まりや手すりの破損についても可能であればこのタイミングで確認しておきたいところです。入居者宛に通達を出し、台風による被害の報告をしてもらうと良いかもしれません。
 

プロフェッショナルへの調査依頼

おおよその被害状況が確認できたら、専門業者へと調査依頼をしましょう。調査を行う中で当初は見つけられていなかった被害箇所を明らかにできるかもしれません。
また、台風による被害は修繕費を保険で賄える場合があります。修繕を専門に行なっている企業は保険対応も数多く経験しているため、スムーズな申請が期待できます。
 

次の台風に備えるために

賃貸物件の場合オーナー様で確認できる範囲には限りがあります。入居者の協力も物件を守るためには必要となってきますので、台風が近づいてきた際には「ベランダのものを中にいれる」「ベランダの排水口の掃除」「サッシの目張り」などの注意事項を記載した紙を掲示板やエレベーターに張り出したり、ポストに入れたりして周知しておくのが効果的でしょう。また普段から階段や手すりの破損がないかをチェックしておくことも大切です。
建物を常に安全な状態に保つことが賃貸経営の要となってきます。
 

お困りの際にはホープハウスシステムへ

ホープハウスシステムでは
「建物被害緊急ご相談窓口」を開設致しました
https://forms.gle/ak117qcv54tmMDbv7

ホープハウスシステムは大規模修繕を得意とする会社です。設備の破損や外壁のクラック、漏水の恐れがある場合など、お困りの際にはお早めにお問い合わせください。保険対応のノウハウもございますので、お気軽にご相談いただければと思います。
被害の最小化と迅速な復旧に尽力致します。

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★宅配ボックスやデジタルサイネージ掲示板、取り付け型オートロックなど
 エントランスの機能性を高める提案も多数ご用意しております★
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~空き巣対策について~

オーナー様なら1度は気にしたことがある「空き巣対策」について、はっとさせられるものがあったので今回は記事に起こしてみようと思います。

それは「天気によって空き巣に入られやすい」といった内容でした。
空き巣に入られやすい主な理由として、皆さんが思いつくのは立地や、防犯設備面だと思うのですが今回見つけた記事にはなんと、雨風がすごい日などに入られやすいとのこと。
まだまだ台風が発生している今、警報級の雨の日もあるかもしれないので気になって、どうして天気によって空き巣に入られやすいのか調べてみました。

みなさんはどんな理由で天候の悪い日に空き巣に入られやすいとお思いでしょうか
なんとなくわかる方もいるかもしれませんが、「雨風がすごい日は足音など、音に気付かれにくい」といったものでした。
また狙われた地域は何度も計画的に狙われやすいようです。

【 どういった家が狙われやすいのか今回は調べてみました 】

  • 「窓がある家」
    玄関など皆さんが思いつくような施錠されている扉からの犯行もありますが近年は巧妙な手口を使ってくる加害者も多く、窓から割って侵入するケースもあるようです。また、2階だから大丈夫といった考え方はやめて、家じゅうの鍵がある場所はすべて施錠する必要がありそうです。なんと侵入窃盗は無施錠の窓や玄関からの侵入がトップで、油断している2階以上の窓の施錠が甘いことは加害者も知っているため、近年非常に狙われているとのことでした。窓のない家のほうが少ないと思いますので、十分注意しましょう。
  • 「共働き世帯の家」
    突発的に侵入するわけではなく、何度か下見に来て入念に計画を立てるので、もちろん、皆さんのいない時間なども把握しています。
    人のいない時間帯、お昼ごろの時間帯は地域の雰囲気にもよりますが狙われやすいです。人がいても狙われるということは、いない時間は加害者からすると絶好のチャンスとなります。外出するときには2重チェックで少しでも防げるように注意する必要があります。忘れがちな普段使用しない部屋やトイレの窓なども油断しないように気を付けましょう。
  • 「犯人の犯行しやすい時間がある」
    警視庁がまとめた侵入盗が最も多い時間帯は午前0~4時の時間帯で、万引き・すり・ひったくり・置き引きなどを含む非侵入盗の被害の大半は日中に集中しているのに比べて侵入盗は夜中に犯行事例が多いとのことです。

上記以外にも狙われやすい環境や場所はあると思いますが、よく上がっているのがこちらでした。天気によって侵入されやすいということももちろんですが、それだけではない印象です。
それではどうすれば被害にあわないのか…となると思いますが、やはりこれをしてれば絶対OKといったことはなく、侵入されにくいお部屋作り・物件作りはできるとのこと。もしもの時の為に、被害を小さく済ませられるようにどういった対策が立てられるのか知っておく必要があります。

~家の中でできる防犯対策~

・まずはドアや窓に補助錠をつけカギを2重にし、開けられる可能性を減らしましょう。
取り付けた後は必ず2つのカギを忘れずにかける習慣をつけることが大事で、2階以上にお住みの方は2階だからと鍵をつけるのを忘れないように気を付けましょう。
窓ガラスを割って入ってくる予想もしておき、防犯フィルムを貼り付けてガラスを破損から守る対策をしておくと安心ですね。
家にいない時間が多く心配と思われる方は、まずは盗まれると困るものの保護を強化し備え、お金、印鑑、カード類は別々に適した保護・保管をする事をお勧めします。
また、ずっとは難しいですが電気をつけておき人がいることを示せると侵入される確率は減らせると思います。

~外からの防犯対策~

・2階以上の窓を狙っての侵入が多いため、2階に上るための足場になるものがないか、外に物置・室外機・脚立等ないか確認し、置いてある場合は改善が必要かもしれません。
また、外壁があったり木が生い茂っていたりと、死角が多い家は狙われやすいため、定期的に木を切るなどお手入れをすることで物件自体も綺麗に見え、一石二鳥です。

・家の周りにできる対策としては防犯砂利をひくなど音がなるような工夫をしたり、センサーライトを設置し人の動きを感知してくれるようにしたり、また防犯カメラをとりつけ侵入される確率を低くするなどが防犯策としてあります。ですが、カメラをつけているから大丈夫と過信せず、定期的にきちんと作動しているかを確認し、もしもの時に動いてなかった…とならないように気を付けましょう。
またもし実際の現場に遭遇したら大きな声で周辺に知らせながら相手と距離をとって逃げることが一番有効だとされています。そういった時の為にホームセキュリティを契約しておくのも一つの手です。

空き巣はとても身近な犯罪であり、被害にあいにくい住まいづくり・対策は大切であるといえます。
オーナー様もお持ちの物件の内・外どちらの防犯も今一度確認して、被害にあわない物件を目指していきましょう。また近年、防犯を意識されるご入居希望の方は多いので細かい防犯意識が好印象になり、ご入居率アップへの第一歩ともなりますので、意識してみてください。
一度お悩みやご相談があれば是非ホープハウスシステムにご相談ください。

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「梅雨に向けての対策」大雨・雨漏りへの備え

雨の降り方は2000年頃から激変。
より強度の強い雨ほど増加率が大きくなっています。
1時間降水量80mm以上、3時間降水量150mm以上、日降水量300mm以上など強度の強い雨は、
1980年頃と比較して、おおむね2倍程度に頻度が増加しています。

棒グラフ(緑)は各年の年間発生回数を示す(全国のアメダスによる観測値を1,300地点あたりに換算した値)。折れ線(青)は5年移動平均値、直線(赤)は長期変化傾向(この期間の平均的な変化傾向)を示す。<気象庁「大雨や猛暑日など(極端現象)の長期変化 」より引用>


防水性能が低下している時に想定の雨量を超えると、漏水につながる危険性もあります。
特に雨の続く梅雨から台風の時期は、雨漏りが増加する時期でもあります。

今回は雨漏りの原因となる建物のトラブルそれを防ぐ建物診断についてお伝えします。

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不動産のプロが選ぶ!「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備 2024ランキング」

4月から住宅性能表示制度がスタートし、
1日以降に建築を申請した賃貸住宅においては、
入居募集時に所定の「省エネ性能ラベル」を表示することが
オーナーやサブリース会社の努力義務となりました。
【参考】[4月表示制度スタート]賃貸物件の省エネ性能とは?

『住宅省エネ2024キャンペーン』と合わせて、
今後も注目される環境に配慮した省エネ設備。

今回は、全国のアットホーム加盟店を対象にしたアンケートから
「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備 2024ランキング」を紹介します。

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家事と住まい探しの実態調査

コロナ禍を機に改めて、「住みやすさ」を見直す傾向が続き、
使い勝手の良い収納や洗濯を効率的に行えるランドリールーム、
賃貸物件でも使いやすいキッチンなどがトレンドにあがってきています。

入居者の家事と住まい探しについての考え方はどのように変化しているのでしょうか?
実態調査をもとに考えてみました。

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2024年の住まい&暮らしのトレンドは「持続可能な暮らし」

あたたかな日差しが増え、冬仕様のものを片付ける時期。
服のようにお部屋の模様替えをしたい時期ですよね。

いつもと同じお部屋模様…と言いながらも、
自分のライフスタイルや世間のトレンドに合わせて
少しずつ、新たなものを取り込んでいるのではないでしょうか?

今回は住まい&暮らしの参考にもなる
住生活の領域に特化した日本最大級のソーシャルプラットフォーム
「RoomClip(ルームクリップ  https://roomclip.jp/ )」が発表した
「RoomClip Award 2023」を見ながら、自分自身や入居者の人たちの
お部屋づくりについて考えてみましょう。

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