一般のおうちにある窓は「サッシ」と「ガラス」で構成されています。
ガラスを囲い、固定する枠である窓サッシは建造材の中でも長持ちしやすく、
寿命は20~30年が目安とされています。
しかし、日常的に開け閉めするところで、
メンテナンスを怠れば、当然ながら劣化は進みます。
劣化から、賃料の減額を求められた例を挙げると
掃き出し窓を閉めても隙間が発生し、隙間風が侵入して寒く、生活に支障をきたす
▼
問い合わせから一か月後に状況を確認した際、サッシに傾きがあり、入れ替えなければ解決しない
▼
入れ替え工事を行ったが、寒くて、満足に過ごせなかったと賃料の減額を求められた
隙間風が生じる建物を貸すことは、当然ながら、修繕義務に違反すると判断され、
賃料減額の要求に応じる必要が出てきます。
入居者としても、日頃使うところなので、不具合があればストレスもたまりがち。
劣化を放置すると、賃料・入居状況だけでなく
物件自体にダメージを与える深刻なケースもあります。
今回は、窓サッシのメンテナンスについてお伝えします。