[賃貸住宅修繕共済]大規模修繕積立金が全額経費に!?

賃貸経営をしていて、大きな負担となるのが「大規模修繕」。
国土交通省「民間賃貸住宅の大規模修繕等に対する
意識の向上に関する調査検討報告書(2017)」
を見ると
家主様が大規模修繕をしない理由のトップが
「資金的余裕がない」という回答でした。

「必要性が理解できない」という回答も多いのですが、
健全な賃貸経営を続けていくつもりがあるのならば、
大規模修繕は不可欠になります。

「家主様の大規模修繕の資金確保」という課題解決を目的にできたのが
「賃貸住宅修繕共済」です。

詳しく見ていきましょう。

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増える騒音トラブル~改めて知りたい騒音対応~

共同住宅で起こるトラブルの代表例とも言える、騒音トラブル。

環境省の「令和3年度騒音規制法等施工状況調査」を見ると、
同年度に全国の地方自治体が受理した
家庭生活が発生源の苦情は1389件。5年前より約37%増えています。

コロナ禍を経て、在宅で過ごす人が増えたこと
オンラインでのボイスチャットやゲームが盛んになっていること
室内飼育のペットが増えていること
入居者の生活リズムが多様化していること

など、入居者の暮らしに変化があったことも影響しているのかもしれません。

今回は改めて騒音トラブルについてどう対応すればよいか
調べてみました。

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魅力を感じるコンセプト「防災賃貸住宅」

かつて賃貸住宅において「防災」を意識する人は少ないとされてきました。
しかし、度重なる自然災害、近々起こると懸念されている
首都直下地震と南海トラフ地震などもあり、「防災」を意識する傾向
シフトしてきたといわれています。

SUUMOリサーチセンターによる「2021年度 賃貸契約者動向調査(首都圏)」によると、
魅力を感じるコンセプト賃貸住宅の1位は「防災賃貸住宅」でした。

また昨今では公的機関の支援「公助」を重要視せず、
「自助」「共助」による災害対策が呼びかけられています。

今回は現在の災害対策に対する考え方と
「防災賃貸住宅」とはなにかを調べてみました。

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[調査義務化]知っておきたいアスベストのこと

15年ほど前に大きく話題になった「アスベスト(石綿)」
アスベストのばく露により、塵肺、肺線維症、肺癌、悪性中皮腫など
人体への健康被害問題となったことは、皆さんもご存知かと思います。

アスベストは耐熱性や防音性、保湿性などに優れている素材で、
高度成長期(1970~1990年代)には建物をはじめとしたさまざまな分野で利用されていました。

2006年、アスベスト含有品の製造が全面禁止されましたが、
アスベストを利用した物件は
ちょうど大規模修繕の時期に入っていることもあり、
ホープハウスシステムでも昨今アスベスト対応の案件が増えています。
この機会に改めて、アスベストについて、調べてみました。

▶詳細が知りたい方は石綿総合情報ポータルサイト(厚生労働省)もご覧ください。

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オーナー向け補助金制度「賃貸集合給湯省エネ2024事業」

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、既存住宅の省エネを推進するべく、
『住宅省エネ2024キャンペーン』という補助金・助成金制度が始まっています。

今回は、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入など、住宅省エネ化を支援する
以下の4つの補助事業が始まりました。

『先進的窓リノベ2024事業』(2023年「先進的窓リノベ事業」の後継事業)
『子育てエコホーム支援事業』(2023年「こどもエコすまい支援事業」の後継事業)
『給湯省エネ2024事業』(2023年「給湯省エネ事業」の後継事業)
『賃貸集合給湯省エネ2024事業』(新規事業)

後継事業は賃貸物件でも活用可能なので、こちらもぜひ見ていただければと思いますが、
気になるのが、今回新規に追加された賃貸オーナー向け補助の「賃貸集合給湯省エネ2024事業」

23年11月2日以降、着工工事から対象になり、
交付申請期間は3月中下旬~予算上限に達するまでなので、
今のうちにしっかり検討しておきましょう!

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「室内のみ飼育」増加中!ペット飼育者意識調査

コロナ禍でペットを飼う人が一段と増え、
ついに新規の犬と猫の飼育数が人の出生数を超えたという話題を
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

ペットは大事な家族であり、飼育することで
情緒面の良化や運動量の増加などのいい影響もあると言われています。
ファミリー層では「子どもの遊び相手に」と新たに犬を飼う人も多く、
シニア層でも飼育支援サービスが広がりを見せているそう。

一方マンションオーナーにとって気になるのが「室内」で過ごすペットたちの事情。
令和5年 全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人ペットフード協会 調べ)を見てみると
「室内のみ」で飼育されている犬・猫はここ数年で増加の傾向を見せています。

「ペット可」にすることで、入居希望者は増やせますが、
一方で手間や修繕費がかかるのは事実。

今回は実際に賃貸でペットを飼っている方を対象にしたアンケートを見ながら、
入居者とオーナー様の折り合いを探ってみましょう。

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短工期・定額で安心のエントランスリフォーム

ホープハウスシステムでは、昨年から新卒採用にも取り組んでおり、
今年も新たなメンバーが入社する予定です。

受験生より一足早く、お住まいを探す時期…繁忙期がじわじわと加速していきますね。

不動産投資で生活を豊かにする
Webサイト“不動産投資スクエア”(運営会社:株式会社クレアスライフ)では、
クレアスライフの運営する都内マンションにお住いの20~30代の方に対して、
アンケート調査を実施。

賃貸物件を探すとき、何を重視するかを調査しました。

今回は外観・エントランスに焦点を絞って、アンケートの結果と
ホープハウスシステムがご提案するエントランスリフォームをご紹介します。

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2024年の「色」は不安を包み、寄り添うカラー

2024年が始まってすぐ、さまざまなことがありすぎて、
心中穏やかでない方の方が多いのではないでしょうか。

明るい話題をと、今年は何があるかな、と調べると「パリ五輪」の文字が。
ついこの前、東京五輪があったのに!?と驚いてしまいました。

世界をひとつに…と口にするには、あまりに難しい状況ではありますが、
今年こそはと願ってやみません。

毎年、その年に起こることや人々の動き、一年への想いを反映し、
様々なトレンド予想が発表されます。

色を生業にしているホープハウスシステムとして、
気になるのはトレンドカラー。
今日は今年2024年のトレンドカラー予想を見ながら、
実際に今後賃貸経営で活かせる部分があるか、考えてみました。

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家賃を見直すなら今?繁忙期前に適正家賃を探る

2023年11月24日公表された総務省統計局の消費者物価指数は、
20年を100として107.1となりました。前年同月比は3.3%の上昇。
入居者はもちろんですが、オーナー様自身もなかなか厳しいご時世が続いているかと思います。

原材料高騰・円安・建築労働費の上昇などの影響で、
新築と築30年の物件との賃料格差は広がり、
新築の賃料はだんだんと高く
設定されています。

「新築に対抗するならば、『安価な家賃』が一番なのではないか」
と考えてしまいそうですが、むしろそこに合わせて、
ご自身の物件の家賃についても、一度見直してみるのはいかがでしょうか?

もちろん、その分、設備強化などのプラス面は必要になります。

今回は繁忙期の前に、ご自身の物件の適正家賃について考えてみましょう。

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他物件と差をつける。推し色でコンセプト賃貸化!

「推し」とはなにか、知っていますか?


「推し」とは、ただ単に「好き!」というだけではなく、
「応援したい対象」として、イチオシの人!という意味で使われます。


2021年には「推し活」が流行語大賞にノミネートされ、
トレンドとして「推し」という言葉が広く浸透しています。

今年の春~夏にかけては、アニメ「推しの子」の主題歌、YOASOBI「アイドル」を
耳にした方も多いのでは?

推しへの「応援」のひとつのカタチが、推しのイメージカラーを
「推し色」として、身につけたり、飾ったりすることです。

この「推し色」ビジネス(カラーマーケティング)は広がりを見せており、
100均ショップにグッズが揃っていたり、
食事プランやメニューに色で差別化をした「推しメニュー」が出たり、
ファッション・インテリアでも推し色コーナーが特設されるなど
各業界で注目されています。

今回はこの「推し色」を活用したコンセプトルームづくりについて
考えてみました。

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