今回のホープハウスの1コマ★は初めて父親にプレゼントをした社員のお話し。
照れくさくもあり、父への想いがより強くなった記事となっております。
ぜひ、ご覧ください。
年末に実家に帰省した際、長年使い込まれ父が愛用している座椅子がボロボロに、、、
座椅子の回転する部分のぐらつきを自分で修理しようと、バラバラにばらしていたとこ組み戻せず困っていました。なんとか組み立てたもののぐらつきは収まらず。
そんな座椅子に座る父を見て、「年明けの誕生日に座椅子をプレゼントしよう」と決めました。
早速妹に電話してその事を伝えると「今までお父さんにプレゼントしたことあるん?」と一言。
振り返って考えると記憶にある限り父にプレゼントをしたことがありませんでした 😯
座椅子を買いに家具屋さんに行き、回転する座椅子を購入し、生まれて初めての父へのお誕生日プレゼント持って実家に帰りました。
いよいよ父親に座椅子をプレゼントする当日がやってきました。
夕方に息子の誕生日会を実家でやりたいから・・・。と、妹の家族も含めみんなで実家に行くことにしていました。
先に私の方が到着し、まもなく妹の家族が到着しみんなが揃ったところで、
座椅子をプレゼントしました。
父の反応は、「まさかプレゼントをもらうとは夢にも思わへんかったわ・・・」と私からプレゼントされたことに驚きながらも喜んでくれていました。
組み立て式の座椅子なので私と息子と義理の弟と姪っ子(来年小学生)の4人で組み立てました。
ちらっと父の方を見ると、姪っ子がネジなどを渡してくれて、子供や孫、義理の息子が組み立てる姿を笑顔で見ていました 🙂
そうこうしているうちに座椅子が完成。
予想通り一番目にその新しい座椅子に座ったのは姪っ子でした。
父も満面の笑みで「座り心地はどうや」と楽しそうにしていました。
そしていよいよ父が座椅子に座る瞬間・・・。
「これ最高やん!こんな高級品は俺にはもったいないわ!」と何となく予想通りの返事に妹と顔を見合わせてニンマリ。
そして、妹家族からのプレゼントのリュックサックをずっと背負いながら座椅子に座って楽しくお誕生日会を楽しんでくれていました。
お誕生日会が終わり、お気に入りの座椅子を持って帰ろうとすると、「名残惜しいな・・・」とポツリ・・・少し寂しそうな表情をしていました。
昔から「道具を大切にすること」を厳しく躾けられてきたことを思い出し、何の感情かはわかりませんが胸が熱くなりました。これからも元気で長生きしてほしいです。
そして、自分も父から教わった事を大切にこれからも頑張っていこう。と決意を改めたお父さんの誕生日でした。