梅雨が来た!自分でできる建物チェック

6月2日~3日にかけて、台風周辺の湿った空気の影響で梅雨前線の活動が活発となり、
西日本~東日本の広い範囲で大雨となりました。

特に、四国~東海では、非常に激しい雨が同じ場所で降り続く「線状降水帯」が相次いで発生。
観測史上1位や6月1位の値を更新する記録的な大雨となりました。

雨の降り方は2000年頃から激変。
より強度の強い雨ほど増加率が大きくなっています。
1時間降水量80mm以上、3時間降水量150mm以上、日降水量300mm以上など強度の強い雨は、
1980年頃と比較して、おおむね2倍程度に頻度が増加しています。

棒グラフ(緑)は各年の年間発生回数を示す(全国のアメダスによる観測値を1,300地点あたりに換算した値)。折れ線(青)は5年移動平均値、直線(赤)は長期変化傾向(この期間の平均的な変化傾向)を示す。<気象庁「大雨や猛暑日など(極端現象)の長期変化 」より引用>


ご存知の通り、建物は決して完全防水ではありません。
防水性能が低下している時に想定の雨量を超えると、漏水につながる危険性もあります。

物件はもちろん、ご自宅やご実家の防水性能は大丈夫ですか?

今回は自分でできる建物チェックをお教えします!

漏水の原因となる建物の劣化は大きく以下の通りです。
○屋上・屋根
○窓周りのクラック
○防水シートの劣化
○シーリングの劣化
○タイルの浮き・割れ

■外壁や塗装の劣化をチェック
雨漏りの原因は屋根よりも外壁からの割合の方が多いと言われています。
また漏水発生の兆候が見える場所でもあるので、しっかりチェックしましょう。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%81%B2%E3%81%B3%E3%82%8F%E3%82%8C-1-1024x469.jpg
★外壁のひび割れ・エフロ(外壁から白いものが垂れてきている)
小さなひび割れでも、雨風が浸み込み、漏水する可能性があります。
エフロはセメント中の水酸化カリウムが溶け出して、発生した白い生成物が流れ出ている状態なので、すでに漏水している可能性があります。
★塗膜の膨れ・浮き・剥がれ
膨れや浮きは放置しておくと塗膜が破れてしまい、
露出した外壁材が雨風に晒されて劣化が早まるなど、
建物にダメージが入ってしまいます。
特に軒裏の塗膜の剥離はその上部(軒天端やベランダ・廊下床)の
クラックや防水劣化による雨天侵入のサイン
将来、室内漏水の恐れもあります。
★チョーキング
チョーキングとは塗膜が紫外線などにより劣化し、粉化する事をいいます。
壁を手の平で撫でて、粉状のものが付く場合、壁の防壁が弱まっている証拠。
放置すると、建物の劣化を早め、雨漏りなどの原因に繋がります。

屋根やシーリングの劣化をチェック
屋根が見えなくても軒裏などをチェックすると、
雨天侵入のサインが見えてくるので、そこも参考に。
なかなか、チェックしにくい場所なので、
ぜひホープハウスシステムの無料建物診断もご活用ください。

★屋上防水
塗装の劣化はもちろん、シート防水も
経年劣化で継ぎ目が捲れ、漏水につながる場合があります。
★屋根
屋根本体だけでなく、板金の経年劣化が進むと、
穴が空いたり、錆が出たりします。
また、苔や植物、カビが生えると、そこから水分を貯めこみ、
あっという間に建物劣化へ進んでいきます。
雨季は特に繁殖スピードも早まるので、早めの除去が急務です。
★シーリング(コーキング)
シーリングは、時間が経つと剥がれ、ひび、痩せなど劣化していきます。
シーリングの劣化は直接雨漏りを起こす原因にはなりませんが、
外壁内部に雨水が浸み込む原因となり、雨漏りや腐朽被害につながります。
劣化が進めばシーリングの修理だけでは済まなくなるので、
早期の対応が重要になります。

ぜひホープハウスシステムの無料雨漏り診断を活用ください!

ホープハウスシステムでは無料の雨漏り診断を行っております。
賃貸マンションはもちろん、オーナー様のおうちやご実家などの一軒家も
建物診断・修繕をお任せいただけます
ので、ぜひご活用ください!

【ホープハウスお問合せ先】
◇フリーダイヤル◇ 0120-708-114
◇関西◇ 0800-111-2188
◇関東・東海◇ 0120-708-114
◇九州◇ 092-406-9468

◇HP問い合わせフォーム◇お問い合わせ | ホープハウスシステム (hopehouse.co.jp)
★宅配ボックスやデジタルサイネージ掲示板、取り付け型オートロックなど
 エントランスの機能性を高める提案を多数ご用意しております★
★耐久性、他効果にも優れたフッ素系塗料も扱っております★
★物件の状態、オーナー様のご要望に合わせて、ご相談に応じます★