進む「オンライン内見」知っておきたいオンラインサービス

お部屋探しの際、選択肢としてあがる「オンライン内見」。
内見希望者が現地に行かなくても、お部屋を内見することができるサービスで、
コロナ禍をきっかけに一気に浸透してきました。

住居の居住志向及び購買等に関する意識調査
(2021年1月全国宅地建物取引業協会連合会調べ)
「新型コロナウイルス」による不動産店へ最も期待するサービス TOP3を見ると、
⾮接触で内見ができるセルフ内見 42.5%
リモートによる遠隔の物件案内  36.1%
VRによるオンライン内見      29.0%
とネット環境を使用した内見への期待値が上がりつつあることが分かります。

今回は、大家さんとしても知っておきたい
近年の「オンライン内見」の実情とオンライン内見で使用されている
オンラインサービスについて簡単に調べてみました。


■オンライン内見の実情
1年以内にマンションの引っ越し(賃貸)を検討している
2021年9月8日〜同年9月10日、30代の経営者・役員、会社員111名を対象とした
「非対面(オンライン)の不動産賃貸契約」
(9/22発表ニュース提供元:PRTIMES、情報提供元:株式会社シンシア)に
関するアンケート調査を見てみましょう。

〇非対面で行う内見(以下、オンライン内見)に興味があるか
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「とても興味がある」73.9%、「やや興味がある」21.6%と
95.5%が興味を示していました。
コロナ禍でオンライン会議は広く浸透しており、
20~30代、特に男性はオンライン内見に抵抗が少ないと言われています。

〇オンライン内見に興味がある理由
d80580-1-58abac6e30acfcbe5b2c-1一番多かったのが「コロナ対策の一環として」66.0%。
他にはオンライン内見のメリットとしてあげられる
 💡 時間や手間、交通費がかからないという“効率の良さ”
が大きな理由となっているようです。
遠方からのお部屋探しをする人はもちろん、
ファミリー層
にとってもオンライン内見は好評のようです。

〇オンライン内見はどのような形式で行いたいか
オンライン内見と一口でいっても、やり方は様々です。
・現地にいる業者からWEBを通じて説明を受ける形式
リアルタイムでやり取りができて、質問もしやすいです。
見たい場所などを指定して、見ることができます。
・画像や動画によるプレゼンテーション形式
あらかじめ用意された画像や動画を
参考にお部屋の様子を確認したり、
業者がリアルタイムで説明したりしてくれます。
・VR技術を利用する形式
VRゴーグルを覗いて、まるでそのお部屋にいるかの様な
臨場感あるバーチャル体験を通じてお部屋の様子を確認します。
VRはスマホと簡易な紙のツールを使っても体験することもできます。
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オンライン内見をどのような形式で行いたいかというアンケートでは
半分近くの方が「現地にいる業者からWeb会議ツールで案内を受ける形式」
希望しています。
オンライン内見が不安といわれる要因のひとつに
「画面上で見る情報と実際の部屋のギャップが激しい」ことがあげられます。
リアルタイムで仲介業者や大家さんが案内して、
質問に答えるものだと、ギャップも減り、リアリティのある情報を
得ることができるので希望される方が多いのだと思います。

■お部屋探しに活用されるオンラインサービス
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9割強が「家にいながら家探しをLINEで完結できるサービス」に興味がある、という
回答から見えるように、オンラインサービスを使用しての
お部屋探し・入居については今後も需要が高まっているのが分かります。

実際、どのようなオンラインサービスが使用されているか、
代表的なものをご紹介します。

・LINE https://line.me/ja/
モバイルメッセンジャーアプリケーションとして広く浸透しているLINE。
SNSの中での利用率は90%を越えるというデータもあり、
多くの方が利用しやすいのが魅力です。
音声やテレビ電話でのやりとりができるほかに
画像やPDFなどのデータを送ることも可能で、
いまやメールよりも使いやすい連絡ツールとして使用されている人が多いです。

・Zoom https://zoom.us/
Web会議システムのトップシェアを誇るZoom。
ほかのWeb会議システムと比較して接続の安定性が高く、画質・音質が良いです。
普及度も高く、ホスト側がアカウントを所持していれば、
通話したい相手にURLを共有することで通話ができます。
(アプリはダウンロードする必要があります)
また、画像や資料を共有できるところも◎。
無料版だと一度に40分までしか利用できないという難点がありますが、
つなぎ直せば問題なく使用できます。

・Skype
 https://www.skype.com/ja/
長年世界中で広く使われてきたオンライン通話サービスです。
Zoomは複数人が参加する会議を前提に設計されているのに対し、
Skypeは1対1のチャットを前提に設計されているので、
それぞれに個別アカウントが必要です。
Zoom同様、画像や資料を共有することも可能。
またオンライン通話だけでなく、チャット機能が使いやすく、
時間制限がない所が魅力です。

ほかにもMessenger、Google Meet、Webex Meetings、Microsoft Teamsなど
さまざまなサービスがありますが、LINE・Zoom・Skypeさえ知っておけば
今のところは、大丈夫だと思います。

特に若い方、遠方の方の入居が多い物件をお持ちの大家さんは
お世話になっている不動産会社・仲介会社にも
オンラインサービスを使用しているか確認してみて、
大家さんとして協力できることがあるか、聞いてみるのもよいでしょう。