みなさんのマンションにはエレベーターがありますか?
😕 「4階建て以上なら、エレベーターがないと嫌」
という人も多いかと思いますが、その一方で
😥 「男の人と密室のエレベーターに二人っきりになると怖いかも」
😡 「エレベーターの待ち時間が長い!」
😐 「エレベーターの壁紙がびりびり。臭いも気になる」
とエレベーターに悩みや不満を持つ人も。
毎日使うエレベーター。
待ち時間を合わせて往復5分使うと考えると、
一年で30時間以上利用していることになります。
絶対使わなきゃいけない、避けることができない部分に
不満を感じると退去の原因に 😯 ??!!
今回はエレベーターにとって大事な要素である安全、快適さを
高め、長期入居、新規入居につなげる方法を考えてみました。
■マンション全体のセキュリティもアップ!安全面を強化
●防犯カメラ
一番安心できるのは「防犯カメラ」。
24時間安全を提供できる防犯カメラが設置されていて、さらに
「防犯カメラ作動中」と掲示があるだけで
セキュリティの高いマンションだと安心できますね。
■ガラス付き窓
密室感をやわらげる効果もありますし、
中で何が起こっているかわかりやすく、防犯効果を発揮します。
■乗り場ディスプレイ
・エレベーターの内部が見える
・ボタンが押されている階数や待ち時間がわかる
などが設置されていると、子ども一人でも
安心してエレベーターを使わせることができます。
低層階の人なら、階段を使うかの判断材料にもなり、
マンション利用の効率化にもつながりそうですね。
■事故防止センサー・ブザー
子どもからお年寄り、ベビーカー・車いすを使用される方にとって
ドアでの挟み込みは怖いですよね。
ペット可物件ではドアに挟まれたリードが巻き込まれ、
ペットだけでなく飼い主の手首も骨折という事故も増えているそうです。
・挟み込みを検知し、ドア開くセンサー
(ひもなど細いものも感知するものであればなお良い)
・ドアが閉じるタイミングをブザーでお知らせ
最近のエレベーターであれば、かごと乗り場のすき間が縮小されているそうですよ。
■みんなが使いやすく、快適!マンション全体の評価もアップ!
●車いす、お年寄りに配慮
エレベーターに備え付けられている鏡は、エレベーター内で
方向転換できない車いすの方のためにつけられていることを知っていますか?
今後、入居者も高齢の方が増えてくる中で、そうした入居者も受け入れられる
設備の取り付けは必須になってきます。
・車いすの方に対してはもちろん、防犯面でも役立つ鏡
・車いす、子どもでも手の届く横型操作盤
・足の悪い方の支えとなる手すり
●マンション全体のイメージが決まるエレベーターのデザイン
エントランスも含めて、エレベーターのデザインを見直すことで、
ターゲットに届くマンションのコンセプトが定まります。
・マンションの印象も変わるエレベーターの扉や壁、床の色
塗装だと使用できない時間やにおいが気になるため、
安価で素早く行うことができるシート施工がオススメです。
傷ができにくく、汚れや落書きをすぐ落とせる素材もある上に、
木調など塗装には難しい表現もできるのもいいですね。
・照明をLEDに変えて省エネルギー性能の向上と照明の長寿命化
・台車などで傷つけられないように、壁面の下部を保護板で守る
壁や床の色に合わせ、アクセントとして色を選ぶとGOOD!
●使う人の体と心を安らげる場所
・乗った人が心癒されるアートを展示
朝出勤する人、夕方疲れて帰る人。
そんな人が毎日使うエレベーターに心癒される
アートがあれば、居住者の励みになります。
弊社が入っているテナントビルには3基あるのですが、
どのエレベーターにも写真が飾ってあり、月一でかけ替えられます。
エレベーターごとに違う写真なので、どれに乗るかの楽しみもありますし
季節にあった写真を見ることで、元気がもらえますね。
・意外と助かるエレベーター前に荷物置きやソファ
スーパーの袋を持って、エレベーターのボタンを押したり、
下に下がってくるまで待ったり…ほんの少しの時間ですが
ちょっと荷物が置けるテーブルやソファがあると、
「助かる~」という気持ちになりますよね。
💡 NG!マンション全体のイメージを落とすエレベーター
・掲示物
みんなが見れるよう、掲示物をエレベーターに貼っているマンションもありますが
階数やボタン、鏡を隠すように貼るのはNG。
引っ越しやリフォームなどがある場合、業者に壁を保護する養生を貼られ、
掲示物が隠されるなんてこともあるので、要注意!!
掲示物はエレベーターに乗って降りるまでの時間で読み切れるよう
簡潔に、大きく、わかりやすいものとするよう心がけましょう。
破られたりしないよう、ラミネートファイルで加工することもおススメです。
・貼りっぱなしの養生
エレベーターを傷つけたくない思いは分かりますが、
フェルトなどの養生は、作業が終われば外すことをおすすめします。
ほこりが吸着し、とても不衛生です。
特に湿気がひどい季節になると臭いもでてくるので、
傷ついたら、シート施工で直すと考え、不必要な養生は処分すべきです。
エレベーターの寿命は30年近くと言われていますが、
メンテナンスの契約が20年となっているエレベーターも多いです。
そうした機会にエレベーターを見直すことも大事。
使いやすく、安心で、住んでいて満足できるような環境づくりを
エレベーターからもしてみましょう。