「共用部のアレコレ」がマンション全体の評価ダウンに!?

マンションのエントランスや廊下、エレベーターはみんなのもの…
だから 😉 迷惑をかけないようにきれいに使おう!
というのが、オーナー様の伝えたいことだとは思いますが、
時には予想もつかない「みんなの共用部の使い方 😥 」
目の当たりにすることもあります。

今回は満室経営・長期入居をめざすために見逃せない
共用部のアレコレをお話します。


■マナー違反!私物化される共用部
廊下やエントランスに私物を置く人がいます。
ベビーカーやこどものおもちゃ、植木や自転車、傘…
中には食べかけのカップラーメンを置いたり、
布団や洗濯物を干す猛者も 😕 

廊下やエントランスに私物を置くことは、
消防法や自治体の火災予防条例にも規定によるとNG。
地震や火災が発生した際に、私物に火が燃え移り、
避難経路がふさがれる場合があるからです。

「非難の邪魔にならないように置いてるじゃない 😈 」
という方もいらっしゃいますが、
地震で物がひっくり返ったり、飛ばされたりすることもありますし、
夜、照明が消えた暗い状態で、煙が充満した状態で非難する際、
つまずいて逃げ遅れてしまう人がいるかもしれません。

また、共用部には子どもが通ることもあるでしょう。
放置されている自転車を台にして柵を乗り越えて転落したり、
傘をいたずらで階下へ投げ、それが人に刺さり、死亡する、
という事件も実際に発生しています。

いじわるで言っているわけでなく、理由があることを伝え、
私物の撤去をお願いしましょう。

■いたずら、破壊…故意の破壊行為
入居者やオーナーに恨みがあって…というより、
本当にただのいたずら、ほんの出来心で続けてしまう、という破壊行為は、
見つけるのも、やめさせるのも難しいことが多いです。

相次ぐ場合は防犯カメラの取り付けはもちろんのこと、
「破損・汚損特約」がついている火災保険では補償対象にもなりますので、
入っておくのも手です。

心がけておきたいのは破壊された部分を、放置しないこと。

これは環境犯罪学で言われている
「ブロークンウインドウ理論(割れ窓理論)」を見るとわかり易いです。

建物の窓が壊れているのを放置すると、
誰も注意を払っていないという象徴になり、
やがて他の窓もまもなく全て壊される…

ポイ捨てや落書きなど、モラルのない行動を見て
「じゃあ、自分もやっていいや」
と続くのは決して珍しいことではないのです。

一度住民のモラルが低下すると、元に戻すことは難しいです。
定期的なチェック、問題の放置はせずに、対応していくことで、
問題の悪化を防ぎましょう。

■こまめにチェック!自然破壊、経年劣化
外壁や床材、タイル、雨どいや照明器具…
どんな建物や設備にも寿命があります。

放置するとケガにつながる可能性もありますので、
気付いたら必ず対処しましょう。

見回りの際は以下の部分を確認しましょう。
・エントランス<ドアのねじが外されるてことも 😥 >
・通路および階段<ごみは拾う。照明、足元タイルも注意>
・外まわり<雨どいの外れがないか。植木は敷地を越えて伸びていないか>
・建物外観<外壁がはがれていないか。ベランダがきちんと使われているか>

 

物件を見守ることがなかなか難しければ、
共用部の変化に気付き、連絡をしてくれるキーパーソン
住民の中につくっておくのも手です。
住民の声を「クレーム」と呼ぶ人もいますが、
たとえクレームであっても、真摯に向き合うことが、
住民全員の安心につながることもあります。

また問題について掲示物や声掛けをする場合は
最初「みんなに公平に」「お願いする」という姿勢で臨むことが良いでしょう。

共用部から物をどかしてもらう場合も
 🙂 「外に物を置いていると、窃盗を誘発することもあります。
 物を中に置いていただけないですか?」
 🙂 「見回りをして、該当住居すべてにお声掛けしています。
 今も上の階の方にお声おかけしてきました。私物の片づけをお願いします」
など警告ではなく、お願いするスタンスでお伝えしましょう。