[事例紹介]火災保険をきっかけに大規模修繕 大事な物件を守り続ける

平素、ホープハウスシステムをご愛顧いただきありがとうございます 🙂 
今回は当社が携わらせていただきました、物件をご紹介させていただきます。
(10月にグループ会社から発行された『TsuNaGu8』にも掲載している事例です
是非こちらもチェックください)


火災保険をきっかけに大規模修繕大事な物件を守り続ける
関東・メゾン伊奈保
築30年 ALC構造 5階建

東京都江戸川区の密集市街地にある「メゾン伊奈保」は1階がカラオケ店、
他はお部屋になっています。
最寄りの小岩駅は都心へのアクセスが良い上、賃料は都内の中でも
安いエリアということもあり、築30年ですが満室経営を続けています。

今回は入居者から雨漏りのクレームがあり、
調べたところ、雨漏りの原因部分だけでなく、
建物全体に塗装・修繕が必要なことが分かりました。
DSCN4503
ベランダはつねに雨や紫外線などの過酷な状況にさらされていますので、
とても劣化が進みやすい場所になります。
今回は塗装の劣化により、内部で雨漏りが発生したと考えられます。

台風19号の影響で悪くなっていた屋上の金物補修は
火災保険が適用されることになり、
「この物件はお父さんが遺してくれた物件なので、
しっかり守っていきたい」とご家族で改めて考えた結果、
足場が立つこの機会に大規模修繕をすることにしました。

No.34 ALC欠損部 
BEFORE
No.46 タイル補修完了
AFTER

ALCパネルは耐火性・防音性・耐久性・断熱性など多くの機能を併せ持ちますが、
調湿性が高いが故に、吸水性も高く、浸水した場合、ひび割れが発生し、
修復も困難になります。
今回はタイルの剥がれにより水が染み込み、ひび割れが広がってしまっていました。

タイルの剥がれやクラック、コーキング不良、金物不良、塗装の劣化などが
建物の各所で起こり、そこから躯体へと水が浸み込んでいる状態でしたが
今回の補修工事により、さらに建物寿命を引き出すことができました。

  IMG_4015
BEFORE
メゾン伊奈保(2020.4.3色変更)色提案
AFTER
また大規模修繕をきっかけに建物のデザインも一新。
隣地の建物が低層で奥まっているため、
側面全体に上下カラーを塗り分けるツートンカラーでデザイン。
紺と白の塗
分けで、スタイリッシュな仕上がりに。
ナント様や近隣店舗の方からも「周囲が明るく見える」と好評です。


オーナー様は設備や配管の更新にも目を向けていきたいとのことです。
築30年は建物にとっても大きな節目と言えます。
日ごろから相談できる業者がいれば、修繕の目安も分かりやすいですよ 😉 

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