前回から引き続き「入居の決め手ポイント」シリーズ!
▼前回までの記事
ファミリータイプ編
女性ワンルーム編
女性ワンルーム編その2
女性1K編
女性1K編その2
今回は初の男性シェアハウス編を情感豊かにお届けします。
これは10年ほど前、岡山で一人暮らしをしていた大学生の
就職決定から急遽2月に東京勤務通達、賃貸を決めるための
慌ただしくも、たくましい、上京物語である。
兵庫県にある実家を飛び出し、岡山県の大学で過ごした6年間。
僕は、その間ずっと
1k 10畳3階築5年を5万5000円、駐車場5000円で一人暮らし。
無事、実家のある関西に勤務地がある企業に就職を決め、
当然勤務希望地も関西。
これで一安心と論文発表の用意に追われつつも、残りの学生生活を楽しんでいた。
忙しくも、充実した日々が様子を変えたのは、2月に来たある電話がきっかけだった。
人事「勤務地東京になったから 😉 」
僕「あ・・はい 🙁 」
初めての会社の指令に従うしかない新卒の僕。
全国展開している企業だったので、転勤の可能性は考えていたが、
まさか入社から東京だとは思いもしなかった。
もちろん、田舎の岡山に慣れた僕にとって東京は憧れの場所だ。
しかし、怖いところなんじゃなかろうか、と不安もある。
色々な思いがよぎったが、
とにかく急いで新生活の住処を決めなくてはいけない。
まずは会社が契約してる不動産屋さんから物件の資料を送ってもらった。
勤務先は新宿。
新宿・六本木・渋谷は聞いたことがある。
賑やかそう、と同時に怖そう、というイメージもある。
かといって、他の資料に載っている新小岩やら板橋やらは初めて聞く地名ばかり。
不安だ。
おまけに築古でも1Kで家賃7万。
トイレも風呂も一緒のユニットバスタイプが多い。
僕の中では築浅物件で風呂トイレ別が必須。
ここだけはどうしても譲れなかった。
しかし僕はまだ新卒。
家賃は給料の3分の1以下の7万くらいに収めたい。
調べてみたが東京でそんな物件はない。
岡山とは違うのだ。
途方に暮れてた僕に研究室の友人があるアドバイスをくれた。
友人「シェアハウスにすれば? 🙂 」
僕「シェアハウス? 😯 」
10年以上前、シェアハウスは今ほど一般的な言葉ではなかった。
シェアハウスってなんだろう。と思い、
キーワード検索するとシェアハウスの検索サイトを発見した。
シェアハウスの物件はオーナーの個性や思い 😀 が詰まっていて、
見てるだけで面白いし、楽しい。
僕はリノベーションされたばかりのシェアハウスを十条に見つけた。
募集を始めてから3か月。インターネットに掲載されている写真もきれいで、好印象。
元は2階建てのアパートだったであろうそこは、部屋の壁をなくして、
広いリビングなどの共用部の他、ワンルームが30室ほど。
もちろんお風呂とトイレは別だ。
十条は埼京線で新宿まで20分。
ドアtoドアで通勤30分くらいなのも、良い。
3月末に賃貸契約決めて、
トラベルスーツケース一つで東京に飛び出した。
住んでみて感じたシェアハウスのメリットは
■敷金礼金不要
デポジットは少し必要だが、退出するときに返金される。
金銭的に不安がある新卒にとっては嬉しい。
■家電(冷蔵庫、洗濯機、炊飯器など)が共同使用だが、揃っている
■ベッドなど家具もあり、寝具もレンタルされてる
一からの東京生活。トラベルスーツケースひとつで引っ越しもできるのはありがたかった。
■外国人も住んでるなど交流の場として楽しめる
オーナーの方針によって、趣味や境遇が同じな人、
あるいは色々な人が集まるシェアハウス。
普通に暮らしていたら出会えなかった人と出会うことができた。
デメリットとしては
■シャワー、トイレ、キッチン共同なので、潔癖症の人は厳しい
使う人も使い方もさまざま。色々許す心がないとやっていけない。
■洗濯機やシャワーの順番待ちが多い
特に洗濯機は3機しかなく、常に回されていた…。
■同居人とのトラブルが起きる可能性が高い
例えば、冷蔵庫の食べ物はだいたい無くなる(笑)
色々デメリットはあったが、知らない土地での暮らし。
まず現地に慣れるという意味でも、シェアハウスは僕にはちょうど良かった。
家賃も当時は40,000円(共益費込)。
10年以上経った今では65,000円(共益費込)の部屋もあるようで、
未だに需要は高いようだ。
最近は婚活シェアハウスやデザイナーズシェアハウスなど、
色々なコンセプトのシェアハウスがある。
駅近で若い人の多いエリアならば、
リノベーション時にシェアハウスの選択肢もありかもしれない。