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施工事例

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【愛知県岡崎市】築39年軽量鉄骨造アパート|大規模修繕で外観をイメージチェンジ

  • 施工エリア:愛知県岡崎市
  • 建物の構造:軽量鉄骨造2階建
  • 建物の築年数:1988年5月 (築39年)

築39年のアパートで、屋根カラーベストの破損やラップサイディングの大きな割れ、鉄部のサビを補修し、カラーシミュレーションを重ねた配色で建物の既存意匠を活かしながら外観を刷新した大規模修繕事例です。

依頼の経緯

築40年近くになると、屋根材や外壁、鉄部などの経年劣化が進み、補修や再塗装を検討する時期を迎えます。同時に、色あせや汚れが積み重なることで、「傷んできた」だけでなく「建物全体が古く見える」という外観上の課題も目立つようになります。今回の物件は、愛知県岡崎市に建つ築39年・軽量鉄骨造2階建のアパートです。

施工前は、淡いグレー~ベージュ系の窯業系ラップサイディングとカラーベスト屋根を組み合わせた外観でしたが、屋根材には大きな破損があり、外壁にもラップサイディングを縦断するような大きな割れが確認されていました。さらに、外階段や廊下手すりなどの鉄部にもサビが生じ、再塗装が必要な状態でした。

ラップサイディングは、細長い板状の外壁材を横方向に一枚ずつ重ねて張ることで、段差のある横ラインをつくる外壁です。外壁材を重ねることで雨水の侵入を防ぐ構造ですが、重なった部分に大きな力が加わると割れやすく、今回のように板材そのものに大きな割れが生じている場合は、表面を塗り替えるだけではなく、傷んだ部分を補修したうえで仕上げる必要があります。

そこで今回は、屋根・外壁・鉄部を修繕するだけでなく、「どうせ広く塗り直すのであれば、この機会に外観の印象も変えよう」と、空室・内見対策も意識したイメージチェンジをご提案しました。

施工前:淡いグレー~ベージュ系の窯業系ラップサイディングの外観の様子
施工前:淡いグレー~ベージュ系の窯業系ラップサイディングの外観
施工前:色あせや汚れが積み重なることで、「傷んできた」だけでなく「建物全体が古く見える」状態の様子
施工前:色あせや汚れが積み重なることで、「傷んできた」だけでなく「建物全体が古く見える」状態
施工前:外階段の様子
施工前:外階段の様子
施工前:一部破損している屋根のカラーベスト
施工前:一部破損している屋根のカラーベスト
施工前:鉄部手すりのサビの様子
施工前:鉄部手すりのサビ
施工前:外壁ラップサイディングがの割れの様子
施工前:外壁ラップサイディングがの割れ
施工前:各戸玄関扉の様子
施工前:各戸玄関扉の様子

当社からのご提案

当社からは、外壁塗装・シーリング・屋根塗装・鉄部塗装をまとめて行う大規模修繕をご提案しました。屋根は破損していたカラーベストを補修したうえで塗装し、外壁も大きな割れが確認されたラップサイディングを補修してから再塗装を実施。サッシまわりや外壁の取り合いには、雨水の浸入を抑える役割を持つシーリングを施工し、鉄部もサビなど既存面を整えてから塗り直しています。

窯業系ラップサイディングは、戦後の洋式化にともないアメリカから入ってきたもので、セメント質と繊維質を主原料とした板材を重ね張りした外壁として以前はよく見かけた外壁材です。
板の重なりから生まれる陰影や横方向のラインが特徴的な外観です。そのため、大きな割れがある場合は表面を塗るだけで済ませず、傷んだ部分を補修したうえで、既存の形状を活かして仕上げることが重要です。

今回、営業担当者が特に苦労したのが色決めでした。色へのこだわりが強いオーナー様とカラーシミュレーションを何度も重ね、上部を白系、下部を淡いグリーン系、外廊下や外階段など面積の大きい鉄部を青緑系とする配色にまとめました。

施工中:補修し再塗装を行なったラップサイディングの様子
施工後:補修し再塗装を行なったラップサイディング
施工中:鉄部手すりも明るい青緑色になった様子
施工後:鉄部手すりも明るい青緑色に
施工後:外階段の様子
施工後:外階段の様子
施工後:各戸玄関扉も再塗装で一新した様子
施工後:各戸玄関扉も再塗装で一新

施工後の効果

施工後:白と淡いグリーンをベースに、青緑色の外階段・外廊下をアクセントとした外観
施工後:ラップサイディング特有の横方向のラインをそのまま活かし上下階で淡い色分けを行なっています
施工後:ラップサイディング特有の横方向のラインをそのまま活かし上下階で淡い色分けを行なっています

施工後は、グレー・ベージュ系を中心とした施工前の落ち着いた外観から、白と淡いグリーンをベースに、青緑色の外階段・外廊下をアクセントとした外観へ大きく印象が変わりました。ラップサイディング特有の横方向のラインをそのまま活かしているため、建物本来の形状や意匠を残しながら、配色によって新しい表情をつくっています。玄関扉も再塗装で白く整え、外観から階段、廊下、各住戸前まで共用部全体に統一感を持たせました。

今回の工事は、単なるイメージチェンジではありません。屋根カラーベストの破損、ラップサイディング外壁の大きな割れ、鉄部のサビといった修繕課題へ対応することが前提にあり、その塗り替えの機会をデザインによる付加価値づくりにも活かした事例です。

塗装は、劣化した表面を保護するだけの工事ではありません。同じように塗り替える場合でも、建物形状や既存意匠を踏まえて配色を設計することで、物件の個性や第一印象まで変えることができるため、デザイン力のある施工会社に依頼することも重要な要素になります。

築年数が進み、屋根・外壁・鉄部をまとめて修繕するタイミングだからこそ、「元に戻す」だけで終わらせず、デザインまで含めて次の外観をつくることが、大規模修繕にもう一つの価値を加えるポイントです。

施工ポイント

  • ラップサイディングは縦に割れてしまうと雨水が侵入してしまうため補修が必要
  • カラーシミュレーションを重ねて配色を決定
  • 塗装は劣化した表面を保護するだけの工事ではなく付加価値作りとしての効果もある
  • デザイン力のある施工会社に依頼することで外観を一新

無料建物診断・修繕相談について

ホープハウスシステムでは、賃貸アパート・一棟マンションのオーナー向けに、無用建物診断・修繕相談を行っています。

外壁・屋根・防水・鉄部・共用部などの劣化状況を確認し、修繕箇所・工事範囲・優先順位を整理。部分補修から大規模修繕まで、建物の状態に応じて対応いたします。

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