【東京都八王子市】築35年鉄骨造マンション|保険申請と足場活用で大規模修繕
- 施工エリア:東京都八王子市
- 建物の構造:鉄骨造3階建
- 建物の築年数:1991年12月 (築35年)
築35年の鉄骨造マンションで、バルコニー先端の破損を保険申請から支援し、設置した足場を活用して外壁塗装・タイル補修・防水・共用階段の長尺シート更新まで修繕範囲を広げた事例です。
依頼の経緯
今回の物件は、東京都八王子市に建つ築35年・鉄骨造3階建。京王高尾線の複数駅を徒歩圏で利用でき、JR中央線方面へもアクセスしやすいエリアに立つ物件です。
建物を確認すると、バルコニー先端部分では仕上げ材が大きく欠損し、内部の金属部材が露出している箇所がありました。バルコニーは雨が当たりやすく、床面や壁面などから水分の影響を受けやすい場所でもあります。表面からは分かりにくい部分で傷みが進み、強風などをきっかけに大きな破損として現れるケースもあるため、目に見える損傷だけでなく周辺の状態まで確認することが重要です。
今回は、このバルコニー先端部分の補修について保険を活用し、修繕を行うことになりました。そこで当社から、補修工事のために設置する足場を有効活用し、以前からオーナー様が気にされていた外観の古さにも併せて対応する大規模修繕をご提案しました。調査では、赤茶系の外壁タイルにもひび割れが確認され、バルコニー床には色ムラや黒ずみ、共用階段にもくすみや汚れが見られるなど、築35年の経過に伴う傷みが複数箇所に現れていました。



当社からのご提案
当社では、バルコニー先端部分の補修だけで工事を終えるのではなく、そのために設置する足場を最大限活用し、外壁塗装、タイル補修、バルコニー防水などをまとめて行う大規模修繕をご提案しました。足場が必要となる工事を同じタイミングで実施することで、将来それぞれの工事のために改めて足場を組む必要を減らせる点も、今回の修繕計画を考えるうえで重要なポイントでした。
また、今回特に力を入れたのが、工事前の保険申請からのサポートです。バルコニー先端の損傷を含め、保険適用の可能性がある箇所について申請をお手伝いし、適用が認められた費用を修繕に活用しました。その結果、当初予定していた工事に加えて約100万円程の追加工事を行うことができ、その費用の一部を活用して共用階段の長尺シートも張り替えました。
外壁・タイル・防水・共用部を個別に考えるのではなく、保険の活用と足場の再利用まで含めて予算を組み立て、建物全体で修繕範囲を整理したことが今回の提案の特徴です。





施工後の効果
施工後は、破損していたバルコニー先端部分を補修するとともに、外壁塗装、タイル補修、バルコニー防水を実施し、築年数の経過とともに現れていた複数の劣化箇所へまとめて手を入れることができました。共用階段も、くすみや汚れが目立っていた既存の床材から新しい長尺シートへ張り替え、入居者が日常的に利用する共用部の印象も整えています。
今回の事例で特徴的なのは、単に必要な補修工事の見積もりを作るだけでなく、保険申請の段階から当社がサポートし、適用が認められた費用と、その工事ために設置する足場を有効に活用することで修繕範囲を広げたことです。
本来であれば将来別途足場を設けて施工する可能性があった工事を同時に進められたことで、足場にかかる負担を抑え、その分を共用階段の長尺シート更新など、資金作りなど金策面からサポートしたことで、修繕にプラスし物件の付加価値も行うことができた点です。
また今回は、破損したバルコニー部分について損傷前の状態が分かる写真が残されていたことも、保険申請を進めるうえで役立ちました。保険活用の可能性を検討するためにも、定期的に建物診断を行い、日頃から建物の状態を写真などで記録しておくことや、工事だけでなく工事後の記録をしっかりと管理している施工会社に依頼することも、次の工事を行なう上でも重要になるポイントです。
施工ポイント
- バルコニー先端の破損を風災として保険申請からサポート
- 保険適応工事で建てる足場を活用して大規模修繕を実施
- 重複する足場費用を削減し約100万円程度費用を捻出
- 削減した無駄な足場費用で共用部の長尺シート敷設を実施
- 損傷前の写真記録が保険申請時の資料に
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外壁・屋根・防水・鉄部・共用部などの劣化状況を確認し、修繕箇所・工事範囲・優先順位を整理。部分補修から大規模修繕まで、建物の状態に応じて対応いたします。
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