【神奈川県大和市】築35年RC造マンション|外壁のくすみを改善した大規模修繕
- 施工エリア:神奈川県大和市
- 建物の構造:RC造5階建
- 建物の築年数:1991年10月 (築35年)
築35年のRC造マンションで、外壁のくすみや共用廊下の色むらを受け、タイル補修・外壁塗装・屋上防水・共用部防水・大型ポスト交換を一体実施し、建物全体の維持管理をまとめて見直した事例です。
依頼の経緯
タイル貼りのマンションは、築年数が進んでもタイル自体の色変化が目立ちにくい一方、目地の黒ずみや外壁の汚れが重なることで、特に白系のタイルでは建物全体が一段暗く、古びた印象に見えることがあります。「近隣の築浅物件と比べて見劣りしていないか」というのは、築30年を超えた賃貸物件でオーナー様が意識しやすい課題の一つです。
今回の物件は神奈川県大和市にある築35年・RC造5階建のマンション。小田急江ノ島線と相鉄本線が利用できる大和駅から徒歩圏にあり、複数路線を利用できるため都心への通勤・通学にも便利な立地です。
しかし、築35年を経過し、塗装面には縦方向の黒ずみや筋状の汚れ、タイル面ではシーリングの黒ずみや表面の荒れが見られ、オーナー様からも「新築時と比べてくすんで見える」とのご相談がありました。また、共用廊下のコンクリート系床面にもシミや色むらがあり、やや殺風景な印象でした。そこで外観だけを整えるのではなく、屋上・共用部・鉄部・設備まで含めて建物全体を見直す大規模修繕をご提案させていただきました。





当社からのご提案
営業担当者は、タイル補修や外壁塗装だけで外観を整えるのではなく、屋上防水、劣化したシーリングの打ち替え、共用部内壁・天井の塗装、共用廊下床の防水塗装、鉄部補修までを一体で行う計画をご提案しました。シーリングとは、外壁の継ぎ目などを埋めて雨水の浸入を抑える材料です。築年数を考慮し、目に見える汚れだけでなく、防水や鉄部など今後の維持管理に関わる箇所も同時に確認し、まとめて整備する方針としました。
あわせて、古さが目立っていた集合ポストも更新。従来と同じ設置スペースに20戸分の構成を維持しながら、メール便などの小型配送物も受け取りやすい大型タイプを採用しました。宅配ボックスを新設するのではなく、既存スペースを活用して日常の受け取り利便性を高められる点を踏まえ、費用とのバランスも考えた設備更新です。
施工時には、オーナー様から「入居者様に御迷惑をお掛けしないよう注意してください」とのご要望があったため、工事ごとの事前説明やチラシでの案内を行い、入居者様への丁寧な対応を重視して進めました。




施工後の効果
施工後は、タイルや塗装面の改修に加えてシーリングも打ち替えたことで、施工前に見られた黒ずみや色むらが目立ちにくくなり、白系の外観を活かした明るく均一な印象に整いました。
共用部では内壁や天井を塗装し、シミや色むらが見られたコンクリート系の廊下床には、光沢のあるグレー系の防水塗装を施工。床面から壁際や手すり下の立上りまで色調が揃い、共用廊下全体に統一感が生まれました。集合ポストも既存の設置スペースを活かしながら大型タイプへ交換し、外観だけでなく入居者様が日常的に使用する設備もあわせて見直しています。
今回は、屋上防水やタイル、シーリング、鉄部まで同時に施工したことで、美観の回復だけにとどまらず、建物全体の維持管理をまとめて考える修繕となりました。築30年を超えたマンションでは、外観のくすみや共用部の古さが気になり始めた時点で、外壁だけを見るのではなく、防水・シーリング・鉄部・共用設備の状態もあわせて確認することが、大規模修繕の範囲とタイミングを判断する重要なポイントです。



施工ポイント
- タイル自体の色変化が目立ちにくい一方、目地や汚れでくすんで見えてしまう
- 外壁・屋上防水・共用部をまとめて修繕
- 既存スペースを活かして大型ポストへ更新
- 工事ごとの事前説明と案内で入居者対応を重視