お問い合わせ
施工事例

WORKS

【大阪府大阪市】築55年鉄骨造の集合ポスト更新|大型化で受取利便性を改善

  • 施工エリア:大阪府大阪市
  • 建物の構造:鉄骨造3階建
  • 建物の築年数:1972年8月 (築55年)

築55年の鉄骨造物件で、2個の宅配ボックスを補完する大型の集合ポストと掲示板を更新。メール便などの受取利便性を高め、既存のタイル壁を活かして共用部の印象も整えました。

依頼の経緯

築年数が経過した賃貸物件では、オートロックや宅配ボックスだけでなく、日常的に使用する集合ポストについても、現在の入居者ニーズに合わせて見直すことが大切です。特に今回の物件は駐車場がなく、車を所有する入居者が少ないことから、郵便物やメール便などを受け取る際の利便性も重要になると考えました。

物件は大阪市内にあり、複数の駅から徒歩圏内という利便性の高い環境にあります。1階には店舗などが入る複合用途の建物で、共用通路には赤茶色のタイルが使われ、レトロな雰囲気が特徴的な物件です。

すでに宅配ボックスも設置されていたため、オーナー様は「宅配ボックスがあるから大丈夫」と考えておられました。しかし、宅配ボックスは2個のみだったことから、入居者の利用が重なった場合の受け取りや、メール便などの日常的な荷物への対応を考えると、集合ポストの機能や容量には見直しの余地があると判断しました。

施工前:容量が小さく使い勝手も集合ポストの様子
施工前:容量が小さく使い勝手も集合ポスト

当社からのご提案

今回の提案では、既存の集合ポストを、メール便なども入れやすい大型の共用部ポストへ更新するとともに、上部の掲示板も合わせて変更しました。

物件にはすでに宅配ボックスが設置されていますが、2個のみのため、利用者が重なるとすべての荷物を宅配ボックスで受け取る運用には限界があります。そこで、メール便などを受け取りやすい大型の集合ポストに変更することで、宅配ボックスへの利用集中を分散し、入居者が受け取りの際に不便を感じにくい環境を整えることを提案しました。

また、営業担当者は工事部から、物価高騰の影響によって資材の仕入れ価格が上昇しているという情報を得ていたため、今後さらに価格が上昇する可能性も考慮し、必要性のある設備更新を先送りせず、現時点で導入するメリットについてもオーナー様へ説明しました。

施工では、既存の赤茶色のタイル壁が持つ雰囲気を残しながら、既存のポストが設置されていた場所に新しい集合ポストを設置し、上部には一回り大きな掲示板を設置しました。集合ポストはこれまでと同様にステンレス系でまとめ、掲示板には大型の白色パネルと濃いブラウン系の背面パネルを組み合わせています。既存の意匠を活かしながら、利便性と共用部の見た目をまとめて改善した点が今回の施工ポイントです。

施工後:奥行きも深くなったことで、郵便物や荷物を取り出す際に、取り出したものを一時的にポスト上部へ置けるスペースが生まれた様子
施工後:奥行きも深くなったことで、郵便物や荷物を取り出す際に、取り出したものを一時的にポスト上部へ置けるスペースが生まれました。

施工後の効果

施工後は、既存の集合ポストが新しいステンレス系の集合ポストへ更新され、各戸のダイヤル錠や室番号表示を備えた使いやすい構成になりました。特に、メール便などを受け取りやすい大型の共用部ポストとしたことで、2個設置されている宅配ボックスへの利用集中を抑え、入居者が受け取り時に不便を感じにくくなることが期待できます。

また、ポストが大型化して奥行きも深くなったことで、郵便物や荷物を取り出す際に、取り出したものを一時的にポスト上部へ置けるスペースが生まれました。郵便物の受け取りだけでなく、その後の持ち運びまで考えると、日常的な使い勝手の向上にもつながる変更となっています。

賃貸物件の共用設備を更新する際は、単に古くなった設備を交換するだけでなく、入居者の生活スタイルや利用状況を踏まえて、より使いやすい設備へ見直すことが重要です。また、法改正や需要の高まり、物価高騰などによって設備や資材の価格が変動する場合もあるため、必要な設備を適切なタイミングで導入し、コストを抑えながら物件の付加価値を高めていくことも、賃貸経営における重要な判断ポイントです。

施工ポイント

  • 2個の宅配ボックスを補完する大型集合ポストを採用
  • メール便など日常的な荷物の受取利便性を向上
  • ポストの大型化で取り出した荷物を一時的に置けるスペースを確保
  • 資材価格の動向も設備更新のタイミングとして考慮