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【東京都杉並区】築40年木造アパート|共用部の印象と安全性を高める設備更新

  • 施工エリア:東京都杉並区
  • 建物の構造:木造2階建
  • 建物の築年数:1987年3月 (築40年)

東京都杉並区の築40年木造アパートで、廊下・階段への長尺シート施工と集合ポスト、照明、オリジナル室名札を更新。共用部の古さを改善し、安全性と内見時の印象向上を図りました。

依頼の経緯

築年数が経過したアパートでは、大規模修繕の時期に達していなくても、共用部の設備や仕上げが古く見えることで、物件全体の印象に影響することがあります。今回の物件は、東京都杉並区の昔ながらの住宅が立ち並ぶ地域に位置する築40年の木造2階建アパートでした。

木造アパートということもあり、建物自体に築年数を感じさせる部分があるうえ、共用部の設備にも古さが見られ、新築・築浅物件と比較すると時代の変化を感じさせる状態でした。

特に、共用部の廊下や階段はタイル張りで、経年による汚れや古さが目立つだけでなく、雨天時には床面が滑りやすくなるため、入居者様の安全面にも配慮が必要でした。

オーナー様からも「大規模修繕をするには、まだ時期的に早いが、設備や共用部の古さは気になっている」というお話がありました。
そこで営業担当者は、建物全体を大きく改修するのではなく、入居者様が日常的に目にする共用部を中心に更新することで、工事範囲を抑えながら物件の印象を変えられるのではないかと考えました。空室対策・内見対策の観点から、共用部の部分的なリフォームをご提案しました。

施工前:雨天時には床面が滑りやすいタイル張りの階段の様子
施工前:雨天時には床面が滑りやすいタイル張りの階段
施工前:経年による汚れや古さが目立つ共用部廊下の様子
施工前:経年による汚れや古さが目立つ共用部廊下

当社からのご提案

今回のご提案では、大規模修繕を行う前の段階で、特に古さが目立つ部分や、入居者様が日常的に使用する設備を優先して改善することを重視しました。

まず、既存のタイル張りだった共用部の廊下・階段には長尺シートを敷設しました。タイル張りでは経年による汚れや古さが目立ちやすくなりますが、長尺シートに変更することで床面の印象を一新できます。また、雨水が下地へ入り込むことを抑え、鉄部の裏面を保護する目的もあり、見た目だけでなく建物を維持する観点からも施工を行いました。雨天時の滑りやすさにも配慮し、入居者様の安全性にもつながる改修としています。

集合ポストは、メール便などにも対応しやすい大型タイプへ交換しました。宅配ボックスを新設するのではなく、既存のポストを現在の荷物事情に合わせて更新することで、より大きな荷物を受け取りやすくし、持ち戻りや再配達の頻度を減らすことも期待できます。

さらに、照明器具や室名札といった細かな設備にも目を向けました。夜間に共用部が暗く感じられることや、古いデザインの室名札が残っていることは、入居者様や内見者が建物の古さを感じる要因になります。そこで照明器具を交換するとともに、室名札も新たにオリジナルで作成し、既存のものと交換しました。日常的に目にする設備を一つずつ更新することで、共用部全体の明るさや清潔感を高め、築年数を感じさせにくい環境づくりを目指しました。

施工前:小さく使い勝手も悪いポストの様子
施工前:小さく使い勝手も悪いポスト
施工後:メール便などにも対応しやすい大型タイプへ交換した様子
施工後:メール便などにも対応しやすい大型タイプへ交換
施工前:古さを感じる室名札の様子
施工前:古さを感じる室名札
施工後:スタイリッシュなオリジナル室名札へ交換した様子
施工後:スタイリッシュなオリジナル室名札へ交換
施工前:照度が低い照明の様子
施工前:照度が低い照明
施工後:LED照明に交換して夜でも明るい印象
施工後:LED照明に交換して夜でも明るい印象に

施工後の効果

施工後は、タイル張りだった廊下・階段が長尺シートによって一新され、経年による古さを感じにくい、すっきりとした共用部に仕上がりました。床面の印象が変わっただけでなく、雨水が下地へ入り込むことを抑え、鉄部の保護にも配慮した仕上がりとなっています。

また、照明器具と室名札を更新したことで、共用部の印象も大きく変わりました。照明は夜間の暗さを改善し、共用部を明るく見せるだけでなく、入居者様が帰宅した際に感じる安心感にもつながる設備です。室名札についても、古さを感じさせていた部分を新しいものへ交換することで、細かなところまで手入れが行き届いた印象を整えました。

集合ポストも大型タイプへ交換したことで、メール便などを受け取りやすくなり、日常的な使い勝手の改善にもつながっています。一つひとつは小さな設備更新でも、入居者様が毎日利用・目にする場所をまとめて整えることで、共用部全体の明るさや清潔感を取り戻すことができました。

さらに、今回の工事では、オーナー様から「入居者さんが安全に過ごせるようにして、近隣の方にも迷惑をかけないようにお願いします」と、安全面と近隣への配慮についてもご要望をいただいていました。
そのため、施工前には入居者様への工事内容の告知やチラシの配布を行い、施工中も廊下や階段を利用する際の安全確保を徹底しました。また、近隣の方への影響にも注意しながら作業を進めたことで、大きなトラブルなく工事を完了することができました。

長く暮らす方が多い地域では、賃貸物件であっても地域の中にある建物の一つとして、周辺の暮らしを妨げない配慮が重要です。工事そのものの品質だけでなく、入居者様や近隣の方にできるだけ負担をかけず、安心して暮らせる環境を維持することも、賃貸物件の修繕では大切な視点です。こうした配慮を積み重ねることが、入居者様に長く安心して暮らしていただくことにもつながります。

施工後:長尺シートを敷設し美観と共に雨の日の滑りやすさへ対応した様子
施工後:長尺シートを敷設し美観と共に雨の日の滑りやすさへ対応
施工後:共用部廊下に長尺シートを敷設したことで共用部の印象も明るくなった様子
施工後:共用部廊下に長尺シートを敷設したことで共用部の印象も明るく

施工ポイント

  • 大規模修繕前に古さが目立つ共用部を優先して改修
  • タイル張りの廊下・階段を長尺シートへ変更
  • 大型ポストでメール便などの受け取りやすさを改善
  • 照明とオリジナル室名札で築古感を払拭