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【愛知県豊田市】築37年RC造マンション|白いタイル外壁と共用部を刷新しテナントにも配慮した大規模修繕工事

  • 施工エリア:愛知県豊田市
  • 建物の構造: RC造4階建
  • 建物の築年数:1989年10月 (築37年)

愛知県豊田市の築37年RC造マンションで、白いタイル外壁の汚れ対策を含む外壁改修・防水・鉄部補修と共用部更新を実施し、テナント営業への配慮を徹底しながら美観と資産価値を向上させた大規模修繕事例です。

依頼の経緯

今回の物件は、豊田駅から徒歩圏内の利便性に優れた立地にある築37年のRC造4階建マンションです。白いタイル張りの外観は駅前エリアでも視認性が高く、2階には飲食店などのテナントが入居していることから、入居者だけでなく来店客からの印象も重要な建物でした。一方で、飲食店の油煙や排気の影響を受けやすく、白いタイル外壁には汚れが付着しやすい環境でもありました。

現地調査では、外壁の退色やタイル目地の劣化に加え、鉄部のさび、共用部設備の古さが建物全体の印象を損ねていることを確認しました。オーナー様からは「以前より汚れが目立つようになってきた」「共用部も含めて全体的に古さを感じる」とのご相談をいただきました。また、工事中に足場が設置されることでテナントの存在が見えにくくなり、営業や売上に影響が出ないかという点も大きな懸念事項となっていました。

営業担当者は、築40年近い建物であることを踏まえ、単に外壁を塗り替えるだけでなく、建物全体の老朽化対策とテナントからも魅力的に感じてもらえる美観づくりを同時に進めることが、駅前物件としての価値を維持するうえで重要だと判断しました。

施工前の外観の様子
施工前:外観の様子
施工前:エントランス床タイルの損傷の様子
施工前:エントランス床タイルの損傷
施工前:建物外観の汚れの様子
施工前:建物外観の汚れ

当社からのご提案

今回の大規模修繕工事では、外壁塗装工事・タイル補修工事に加え、外階段の防水性と防錆性を高める改修を重点項調査の結果、エントランス床タイルの損傷、外壁塗膜の劣化、屋上防水の機能低下、タイルの浮きや目地劣化、鉄部の腐食進行など、建物全体にわたる経年劣化が確認されました。そこで当社は、外壁塗装・タイル補修・屋上防水に加え、シーリング工事と鉄部補修工事を含めた総合的な大規模修繕をご提案しました。

特に今回は、テナントが営業を継続したまま工事を進めることを前提に計画を立案しました。足場設置期間中も店舗が営業していることが通行者に分かるよう「営業中」の看板シートを設置し、資材搬入や騒音が発生する時間帯についても事前にテナント側と調整を実施しました。営業担当者は「工事期間中もテナント営業の妨げにならないこと」を重要なテーマとし、施工品質と営業環境への配慮を両立できるよう細心の注意を払いました。

さらに、共用部の利便性向上としてポストを大型ダイヤル錠付タイプへ更新しました。近年増加している宅配利用にも対応しやすく、防犯性の向上にもつながります。

一方で、ご予算には限りがあったため、すべてを新築時同様に刷新するのではなく、「古さを強く感じさせる部分を優先的に改善する」という考え方を採用しました。その結果、各戸の室名札を新しいデザインへ交換することで、比較的少ない費用でも共用部全体の印象を大きく改善できる、コストパフォーマンスに優れた改修となりました。

施工前:防水層が劣化が目立つ屋上の様子
施工前:防水層が劣化が目立つ屋上
施工後:防水機能が向上し今後の雨水浸入リスクを軽減した様子
施工後:防水機能が向上し今後の雨水浸入リスクを軽減
施工前:劣化しひび割れたシーリングの様子
施工前:劣化しひび割れたシーリング
施工後:新しく打ち換えたリーシングの様子
施工後:新しく打ち換えたシーリング
施工前:容量も小さく防犯性も低い従来のポストの様子
施工前:容量も小さく防犯性も低い従来のポスト
施工後:大型でダイヤル錠付のポストに交換した様子
施工後:大型でダイヤル錠付のポストに交換
施工前:古さを感じる室名札の様子
施工前:古さを感じる室名札
施工後:室名札交換で低コスト印象改善した様子
施工後:室名札交換で低コスト印象改善
工事中テナントへの影響を最小限に抑えるための配慮した様子
工事中テナントへの影響を最小限に抑えるための配慮もオーナー様にとっては重要なポイントです

施工後の効果

施工後は、白いタイル外壁の色調が整い、タイル補修とシーリング更新によって清潔感と統一感のある外観へと改善されました。飲食店テナントの影響で汚れが目立ちやすかった外壁もリフレッシュされ、駅前立地にふさわしい明るい印象を取り戻しています。

鉄部は防錆処理によって見た目と耐久性が向上し、エントランス床タイルの補修によって来訪者が最初に受ける印象も改善されました。また、入居者やテナント来店客からは見えにくい部分ではありますが、屋上防水をしっかり更新したことで雨水浸入リスクを抑え、建物をより長く安全に維持できる状態となっています。

共用部では大型ダイヤル錠付ポストへの刷新により使い勝手と防犯性が向上し、室名札の更新によってエントランスから各戸まで現代的で統一感のある印象となりました。比較的少ない投資で共用部の見栄えを大きく改善できた点は、オーナー様にも高く評価いただいています。

さらに、工事期間中はテナント営業への影響を最小限に抑える配慮を徹底したことで、オーナー様からは「安心して任せられた」とのお声をいただきました。テナント側からも「建物がきれいになり、お客様への印象が良くなった」「今後の売上にも期待が持てる」と前向きなご感想をいただいています。

大規模修繕は単なる老朽化対策ではなく、「駅前立地の価値を維持し、入居者とテナントの双方に選ばれ続ける建物へ再生するための投資」です。特に築40年近い駅前複合型物件では、外壁改修・設備更新・テナント営業への配慮を一体で計画することが、長期的な資産価値維持と安定した賃貸経営につながります。

施工後
施工後

施工ポイント

  • テナント営業継続に配慮した施工計画
  • 建物外観はテナントが建物を選ぶ際の大きな要素
  • 室名札交換で低コスト印象改善