【新潟県新潟市】築10年木造アパート|ダイノックシートで玄関扉を低コスト刷新
- 施工エリア:新潟県新潟市
- 建物の構造: 木造2階建
- 建物の築年数:2017年8月 (築10年)
築10年の木造アパートで、雨風による腐食が進んだ木製玄関扉をダイノックシート貼り替えで刷新し、扉交換を行わずに低コスト・短工期で物件の第一印象と入居者満足度向上を実現した事例です。
依頼の経緯
今回ご依頼いただいたのは、新潟県新潟市にある築10年の木造2階建てアパートです。青山エリアの落ち着いた住宅地に位置し、最寄り駅から徒歩圏内という利便性を備えた物件でした。
建物全体としては築10年ということもあり、外観に大きな古さは感じられない状態でした。しかし、各戸の玄関扉は庇があるものの外気や雨風の影響を受けやすい位置にあり、木製扉の表面には腐食や変色が見られました。その結果、玄関扉だけが周囲よりも経年感を強く感じさせ、建物全体の印象とのバランスが崩れている状態になっていました。
オーナー様からは、「建物はまだ新しいのに玄関だけ古く見えてしまう」「内見時の第一印象を改善したい」とご相談をいただきました。
現地確認の結果、扉本体の構造的な傷みは比較的少なく、全面交換が必要な状態ではないと判断しました。一方で、玄関は入居希望者が最初に目にする場所であり、美観改善の効果が非常に大きい部分です。そこで、コストと工期を抑えながら外観を大きく改善できる方法として、既存の玄関扉表面に塩化ビニル製シートを貼り付けるリフォームをご提案しました。

当社からのご提案
今回採用したのは、各戸玄関扉へのダイノックシート貼り替えによるリフォーム工事です。
ダイノックシートは、木目調や石目調など多彩なデザインを再現できる塩化ビニル系の化粧フィルムで、既存扉の表面に貼り付けることで、扉を交換せずに新品に近い外観へリフレッシュできます。室内用・屋外用があり、玄関扉をはじめ幅広い部位で使用できる仕上げ材です。
今回のご提案では、次の3点を特に重視しました。
- 〇扉交換を行わず、コストを抑えられること
- 〇短期間で施工でき、入居者様への負担を軽減できること
- 〇木目調や石目調などデザインの選択肢が豊富であること
オーナー様には、「シート貼り替えであれば、扉交換に比べて費用も工期も抑えながら印象を大きく改善できます」と具体的にご説明しました。
施工では、まずドアノブや郵便受けなどの金物部品を取り外し、シートの密着性を高めるために下地調整を丁寧に実施しました。その後、ダイノックシートを貼り込み、特に扉の端部や取手まわりなど仕上がりが目立つ部分については、細部まで納まりを確認しながら施工しています。
また、今回は元々の木製扉が持っていた温かみのある印象を損なわないよう、落ち着いた木目調のダイノックシートを選定しました。単に新しく見せるだけではなく、建物全体の雰囲気との調和を重視した仕上げとしています。


施工後の効果
施工後は、玄関扉に見られた腐食や変色が解消され、各戸の扉に統一感が生まれました。これにより、共用廊下全体が明るく清潔感のある印象へ改善しています。
扉本体を交換していないため、大掛かりな工事を行うことなく外観イメージを刷新でき、オーナー様からも「想像以上に新しく見えるようになった」とご評価いただきました。また、「これなら初めから木製ではなくダイノックシート張りの扉で良かったかもね(笑)」と、仕上がりへの満足感を感じていただくことができました。
施工は1日で完了したため、入居者様の生活への影響も最小限に抑えることができました。
玄関扉は、入居者様が毎日触れる設備であると同時に、来訪者や内見者が最初に目にする場所です。そのため、今回のような美観改善は、入居者満足度の向上や物件の競争力維持にもつながると考えられます。
さらに、既存設備を活かした改修であるため、将来的な大規模更新までの維持管理コストを抑えやすい点もメリットの一つです。
一般的には築10年程度で玄関扉のリフォームを検討するケースは多くありません。しかし今回のように、木製扉で雨風の影響を受けやすい条件下では、築年数が浅くても局所的な劣化が進行することがあります。建物全体だけでなく、部位ごとの環境条件を確認しながら修繕方法を判断することが、長期的な資産維持につながる重要なポイントです。

施工ポイント
- 扉交換は行なわず、シートの貼り替えにとどめる事でコストを削減
- 短期間での施工で入居者負担を最小化
- ダイノックシートは木目や石・金属調などデザインバリエーション豊富