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【東京都西東京市】築35年木造アパート|ブラウン外観への刷新で印象改善した大規模修繕工事

  • 施工エリア:東京都西東京市
  • 建物の構造: 木造2階建
  • 建物の築年数:1992年1月 (築35年)

東京都西東京市の築35年木造アパートで、ブラウンを基調とした外観デザインへの刷新、入口タイル補修、長尺シート貼り替え、鉄部補修を一体的に実施し、第一印象と安全性を改善した大規模修繕事例です。

依頼の経緯

今回の物件は、東京都西東京市の住宅街に建つ築35年の木造2階建アパートです。最寄り駅から徒歩圏内という利便性に加え、周辺には生活利便施設や公園もあり、単身者・ファミリー双方の需要が見込める立地にあります。

もともとは白を基調とした明るい外観デザインでしたが、築年数の経過とともに外壁の色あせや汚れが目立つようになり、建物全体が暗く古い印象になっていました。さらに、共用階段・廊下の床材の摩耗や鉄部塗装の劣化に加え、敷地入口部分の床面タイルが大きく欠損している箇所も確認しました。入口は入居者様や来訪者が最初に目にする場所であるため、美観を損ねるだけでなく、つまずきなど安全面への配慮も必要な状態でした。

営業担当者は、立地条件の良さに対して外観の印象で損をしている可能性があり、単に白く塗り直すだけでは築35年の古さを払拭しきれないと判断しました。そこで、外観デザインそのものを見直し、ブラウンを基調とした落ち着きと高級感のあるデザインへ変更する大規模修繕をご提案しました。

施工前の外観の様子
施工前
施工前:敷地入口部分の床面タイルが大きく欠損している様子
施工前:敷地入口部分の床面タイルが大きく欠損

当社からのご提案

今回の工事では、「築35年を感じさせない外観へ刷新すること」と、「共用部の安全性を回復すること」を重視して計画しました。

賃貸物件のリフォームでは、予算の都合上、建具やサッシなどすべてを新しくできないケースも少なくありません。そのため、外壁塗装だけを更新しても、全体として古い印象が残ってしまうことがあります。そこで当社では、既存の白を基調とした外観を見直し、ブラウン系を基調とした落ち着いたデザインへ変更するカラー計画をご提案しました。これにより建物全体の印象が引き締まり、周辺物件との差別化につながると考えています。

また、敷地入口の欠損タイルは、劣化部分を撤去して下地補修を行ったうえで新たに施工し、歩行時の安全性と入口の印象改善を図りました。

共用階段・廊下には長尺シートを貼り替えました。摩耗していた床面が一新されたことで見た目が大きく改善され、滑りやすくなっていた階段も安全に利用できる状態へと回復しています。

外階段鉄部は雨水の影響を受けやすいため、錆や劣化箇所を補修したうえで再塗装を実施し、共用部全体の統一感を高めました。

さらに今回は、隣接地との距離が近い越境工事であったため、オーナー様からも「近隣とのやり取りでトラブルにならないか心配だ」とご相談をいただいていました。そこで当社では、オーナー様に代わって隣地所有者様への説明や承諾取得、工程調整を進め、これまでにも越境工事を数多く経験してきたことや当社の対応方針について丁寧にご説明させていただきました。

越境工事では、特に以下の点に注意が必要です。

  • 〇足場設置範囲と境界線の事前確認
  • 〇隣地所有者様への工事説明と承諾取得
  • 〇塗料・高圧洗浄水の飛散防止養生
  • 〇後々のトラブルを避けるため、工事前の状況を写真で記録しておくこと
  • 〇作業時間や騒音への配慮

工事前には境界確認と現況写真の記録を行い、工事内容・期間・使用範囲を丁寧にご説明したうえで承諾を取得しました。工事中も飛散防止養生や安全対策を徹底し、管理会社様・オーナー様・近隣関係者との連携を密に取りながら工程調整を行ったことが、工事を円滑に進めるうえで大きなポイントとなりました。

敷地入口部分の床面タイル補修の様子
敷地入口部分の床面タイル補修の様子
敷地入口部分の床面タイル施工後の様子
敷地入口部分の床面タイル施工後
施工前:共用部階段の様子
施工前:共用部階段
施工後:共用部階段の様子
施工後:共用部階段
施工前:共用部廊下の様子
施工前:共用部廊下
施工後:共用部階段の様子
施工後:共用部階段
施工前:鉄部(共用部階段)の様子
施工前:鉄部(共用部階段)
施工後:鉄部(共用部階段)の様子
施工後:鉄部(共用部階段)

施工後の効果

施工後は、汚れや色あせで暗く見えていた外観が、ブラウンを基調とした落ち着きのあるデザインへと生まれ変わり、築35年という築年数を感じにくい印象となりました。単なる塗り替えではなくデザインを見直したことで、建物全体に統一感と高級感が生まれています。

特に敷地入口のタイル補修によって、来訪者が最初に受ける印象が大きく改善され、安全面への不安も解消されました。

また、共用階段・廊下の長尺シート貼り替えにより、日常的に利用する空間に清潔感と統一感が生まれ、鉄部補修によって細部まで整ったことで、建物全体の管理状態の良さが伝わりやすくなりました。

今回の施工では、外壁・入口タイル・共用床・鉄部を個別に補修するのではなく、建物全体を一体的にリニューアルしたことで、周辺物件との差別化につながる外観へ改善することができました。

さらに、越境工事に伴う近隣への説明や承諾取得、工程調整など煩雑なやり取りを当社が代行したことで、オーナー様の負担を大きく軽減し、トラブルの発生を防ぎながら工事をスムーズに完了することができました。

築年数を重ねた建物では、外壁を元の色に塗り替えるだけでは古さを払拭しきれないケースも少なくありません。空室対策や物件価値の維持を考えるうえでは、修繕だけでなくデザイン面まで含めて提案できる施工会社に相談することが、長期的な賃貸経営において大きなポイントになります。

施工後:ブラウンを基調とした落ち着きのあるデザインへと生まれ変わりました
施工後:ブラウンを基調とした落ち着きのあるデザインへと生まれ変わりました

施工ポイント

  • 築年数を重ねた建物では、外壁を元の色に塗り替えるだけでは古さを払拭しきれないケースも
  • サッシや建具が古いままでも馴染むブラウン系のデザイン
  • 塗料・高圧洗浄水の飛散防止対策
  • 越境工事の承諾取得と近隣調整を代行