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【東京都葛飾区】築28年RC造マンション|エフロが目立つ外壁タイル補修と大規模修繕工事

  • 施工エリア:東京都葛飾区
  • 建物の構造: RC造5階建
  • 建物の築年数:1998年8月 (築28年)

東京都葛飾区の築28年RC造マンションで、外壁のタイルにエフロレッセンスが目立つ他、床面の防水劣化に対し、大規模修繕工事を実施。建物の状態に応じた補修と予防保全により、耐久性向上と長期的な賃貸経営の安定化を図った施工事例です。

依頼の経緯

本物件がある葛飾区エリアは、落ち着いた住宅街として根強い人気がある一方、近年は周辺エリアでの新築物件の供給や、近隣にキャンパスを構える大学の学生をはじめとする単身・ファミリー層が多く生活するエリアにある物件です。

築28年を迎え、建物全体の経年劣化が目立ち始め、外壁のタイルには躯体のコンクリートから溶け出したカルシウム(エフロレッセンス)が現れており、廊下やベランダの床もコンクリートがむき出しのままだったため、傷みが目立っている状態でした。

このまま放置すると、コンクリート内部へ雨水が侵入し続けて建物の寿命を縮めてしまう恐れや、外観の印象悪化に伴う資産価値低下の恐れがあります。オーナー様も「入居者様へ迷惑が掛かるような漏水や外壁トラブルが起きる前に対応したい」「今直さなければ大変な事態になる」という強い危機感と不安を抱えられ、当社へ予防保全を重視した大規模修繕工事のご相談をいただきました。

施工前:エフロが目立つ外観タイル(劣化が進行しているサイン)の様子
施工前:エフロが目立つ外観タイル(劣化が進行しているサイン)
施工前:コンクリートがむき出しの廊下床面。躯体への雨水の侵入が懸念される様子
施工前:コンクリートがむき出しの廊下床面。躯体への雨水の侵入が懸念されます。

当社からのご提案

大規模修繕工事では、大手メーカーのようなマニュアル通りの高額な全面画一提案ではなく、オーナー様の予算と物件の未来を見据えた、専門業者ならではの柔軟でピンポイントな施工プランをご提案いたしました。

ご提案にあたり重視したポイントは次の3点です。

  • ○外壁タイルの安全性確保と美観回復:最もリスクの高かった外壁タイル部分の打診調査を徹底して行い、見た目では分かりにくいタイルが浮いている部分や、エフロが見られる部分を適切に補修(張り替えや樹脂注入)して剥落事故を未然に防止。
  • ○廊下・ベランダ床面の防水性能強化:コンクリートが露出していた廊下やベランダ床面に対し、耐久力の高い防水塗装を施し、躯体への雨水侵入リスクをシャットアウト。
  • ○屋根(カラーベスト)の保護性能回復:屋根のカラーベスト部に対しても防水性能を向上させる塗装改修を実施。


その他、外壁の目地やサッシ周りのシーリング(建物内部への雨水浸入を防ぐ重要な弾性材料)交換も合わせて行い、上部から共用部足元までトータルで止水性を強化。既存のタイル貼りの高級感を活かしつつ、耐久性を付与するコストパフォーマンスに優れた長期メンテナンス提案としてまとめました。

タイル補修の様子:割れていたり浮きがひどい場合は新しいタイルに張替える様子
タイル補修の様子:割れていたり浮きがひどい場合は新しいタイルに張替え
タイル補修の様子:躯体とタイルの間に浮きがある場合は樹脂を注入してタイルを固定している様子
タイル補修の様子:躯体とタイルの間に浮きがある場合は樹脂を注入してタイルを固定します
屋根補修の様子:カラーベスト部分には防水性能を高める塗料を塗布する様子
屋根補修の様子:カラーベスト部分には防水性能を高める塗料を塗布
廊下防水工事の様子:片側筒作業を進めるなど入居者への配慮もおこなっている様子
廊下防水工事の様子:片側ずつ作業を進めるなど入居者への配慮もおこなっています

施工後の効果

今回の大規模修繕工事により、突発的な雨漏りやコンクリート爆裂といった大規模な建物トラブルのリスクが未然に防がれ、入居者様が毎日安全に暮らせる確かな住環境が整いました。

適切なタイミングで適切な予防保全を施したことで、修繕費用の最適化はもちろん、今後の退去防止や健全な賃貸経営を長期的に安定させていく上でも非常に価値のある修繕判断となりました。

施工後

施工ポイント

  • 外壁のタイルに出てくる白いシミは、躯体のコンクリートから溶け出したカルシウム(エフロレッセンス)
  • 共用部廊下の作業も片側ずつ作業を進めるなど入居者への配慮も大切
  • 床面がコンクリートの打ちっぱなしの場合、防水性能以外にも汚れが目立ちやすい