【兵庫県神戸市】築30年鉄骨造マンション|デッドスペースを活用した宅配ボックス新設で競争力向上
- 施工エリア:兵庫県神戸市
- 建物の構造: 鉄骨造6階建
- 建物の築年数:1997年7月 (築30年)
兵庫県神戸市の築30年鉄骨造マンションで、デッドスペースを活用した宅配ボックス新設を実施。設置場所や導入数を建物条件に合わせて提案し、入居者の利便性向上と競争力強化を目指した共用部改善事例です。
依頼の経緯
近年の賃貸住宅では、宅配ボックスの有無が物件選びの判断材料になるケースが増えています。駅に近い立地や設備が充実した物件であっても、ライフスタイルの変化に対応できる設備が不足していると、競合物件との比較で選ばれにくくなることは、多くのオーナー様が感じている課題の一つです。
今回の建物は、神戸市内で交通利便性に優れた住宅エリアに位置し、周辺には生活利便施設も充実しているため、通勤・通学を重視する単身者や共働き世帯からの需要が期待できる環境です。また、オートロックやエレベーター、駐輪場など入居者ニーズに応える設備も整っていました。一方で、インターネット通販の利用増加に伴い、不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスがないことが、今後の競争力という点で気になるとのご相談をいただきました。
現地を確認すると、エントランス内に活用できるスペースがあり、デッドスペースの活用した宅配ボックスの導入を提案することに。

当社からのご提案
改めて、既存の動線や避難経路、共用部の使いやすさを損なわずに宅配ボックスを設置できるかを確認しました。
ご提案にあたって特に重視したポイントは、次の3点です。
- ○設置スペースの有効活用:デッドスペースを活かし、設備の利便性を高める。
- ○入居者動線への配慮:エントランスの通行性や日常利用のしやすさを考慮し、設置位置を検討。
- ○設置ボックス数:総戸数の30%以上を目安に導入数を決定。
単に宅配ボックスを設置するのではなく、「どこへ設置するか」「どれくらいのボックス数が必要か」という視点でご提案したことが、今回の大きなポイントです。

施工後の効果
宅配ボックスの設置により、不在時でも荷物を受け取れる環境が整い、入居者の日常的な利便性が向上したとのこと。また、デッドスペースを有効活用したことで、共用部全体の使い勝手を損なうことなく設備を追加することができ、美観にも配慮した仕上がりとなりました。
宅配ボックスは現在では多くの入居希望者が設備条件として重視する項目の一つであり、競合物件との差別化につながる設備として期待されています。特に駅近立地や既存設備が充実した物件では、こうした時代に合わせた設備更新を行うことで、物件全体の印象向上や募集時のアピールポイント強化、長期的な資産価値維持にも寄与すると考えられます。
賃貸経営では、「入居者ニーズの変化を見据えながら、限られた予算を賢く使い競争力を高めることが、長期的な安定経営につながる重要な判断基準となります。
施工ポイント
- 入居者動線を考慮したデッドスペースへの設置位置を選定
- 総戸数の30%以上を目安に導入数を計画
- 最新設備などの導入など時代のニーズに対応し物件競争力を強化