コロナ禍を機に改めて、「住みやすさ」を見直す傾向が続き、
使い勝手の良い収納や洗濯を効率的に行えるランドリールーム、
賃貸物件でも使いやすいキッチンなどがトレンドにあがってきています。

入居者の家事と住まい探しについての考え方はどのように変化しているのでしょうか?
実態調査をもとに考えてみました。
不動産情報サービスのアットホーム株式会社は、
賃貸物件で一人暮らしをし、料理・洗濯・掃除を日常的に行っている18~40歳の男女を対象に、
家事との向き合い方や住まいに求めること、家事の工夫に関する調査を実施しました。
≪家事に対する考え方・向き合い方≫
■住まいを選んだ際、家事のしやすさを意識したのは約3割
住まいを選んだ際、家事のしやすさを意識したのは31.4%でした。
また、半数以上の54.2%が「料理」が好きと回答しました。
一方で「掃除」を好きと回答したのは34.4%でした。

■約7割が水回りの掃除を負担に感じる
さまざまな家事の中で、「トイレ掃除」が最も負担に感じる人が多く、
さらに「風呂掃除」「排水口の掃除」と続き、
水回りの掃除に対して負担を感じている人が多いようです。
また、頻度が最も高いのは「洗い物・食器を片付ける」で、平均して週に5.8回でした。

■最も嫌いな家事は「排水口の掃除」
最も嫌いな家事を聞いたところ、一人暮らし歴に関わらず1位は「排水口の掃除」でした。
また、2位は「トイレ掃除」で、やはり水回りの掃除を嫌う人が多いことが分かりました。

≪家事の工夫≫
■キッチンでの工夫は空いているスペースを有効活用
「一口コンロ」を使っている方に活用の工夫を聞いたところ、
「電子レンジと併用する」「つくり置きする」といった回答が上がりました。
さらに、キッチンでは「使っていないコンロの上にカバーを置いて一時的に作業台にする」などして
限られたスペースを有効活用しているようです。

<参考>家事と住まい探しの実態調査|トレンド調査の調査データ|アットホーム株式会社 (athome-inc.jp)
≪ポイントは水回りと作業スペース≫
■水回り
流しのゴミ受けカゴの損傷がひどいまま、放置していませんか?
見た目も悪く、何より不潔です。
入居募集の際に新品に交換するなど対応してください。
また深型より浅型のほうが掃除しやすくおすすめです。
お風呂やトイレ・キッチンなどの水回りのリフォームの目安は
10年程度と言われています。
この3点を一新するだけで、競争力が付き、
家賃アップも視野にいれることができるので、
ターゲットに合わせた設備の導入を検討してください。
■作業スペース
最近「コワーキングスペース」の名前をよく目にしますが、
誰もが在宅ワークをしているわけでありません。
もしスペースを追加するのであれば、
家事導線を考えたスペース導入を考えましょう。

例えば、ワンルームであっても、キッチンに接したカウンターがあるだけで
料理や食器洗いの効率があがります。
電子レンジが置ける場所もあれば、入居者としては大助かりです。
女性がターゲットの場合、独立洗面台がなくても、
メイクカウンターとして、カウンターとちょっとした収納スペースがあるだけで
物のごちゃつきが抑えられます。
今後、設備+αやお部屋の間取り変更などを考えているオーナーさんは
入居者の家事のしやすさ、住みやすさなどを頭において、
お部屋づくりをしてみてはいかがでしょうか?
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