[冬到来]入居募集前にひと手間の空室対策を!

すっかり日も短くなり、あっという間に年末に近づいています。
そろそろ、退去や空室のお問い合わせが舞い込む時期ですね。

「じきに繁忙期だし、この部屋はすぐ埋まるでしょ!」
と油断して、放っておくと、あれよあれよという間に、
春になってしまうかもしれません。

今回は繁忙期の前にできる、ちょっとひと手間の空室対策をお伝えします。

■通電し、照明をつけて、明るい部屋を見てもらう
繁忙期は冬。15時頃には暗くなってきてしまうので、
照明をつけられる状態にしてあげるのが親切です。
特に繁忙期は、学校や会社の説明会帰りの夕方にお部屋探しをしたり
転勤が決まった方は仕事帰りにお部屋探しをしたり…
照明がない部屋で、スマホの光片手に内見、結局決まらないなんてことも。

■内見の多い日は前もって掃除を!
内見の多い繁忙期、これからの土日の手前には、
出来る限り、お部屋や物件の周り、共用部をきれいに
するよう心がけましょう。
虫ひとついるだけで、内見者はお部屋にいやなイメージを持ってしまいます。

■物件広告の写真を見直す
ネットで掲載されている写真は最新のものですか?
また、その写真が暗かったりはしないでしょうか?
今や物件探しの90%以上がWEBと言われ、物件広告の写真はかなり重要になっています。
気になるようでしたら、自分でスマホでもいいので、晴れた日に撮影してみて、
仲介会社や管理会社に差し替えをお願いしましょう。

・写真で気を付ける点
→部屋の情報を盛り込む
どんなにきれいなお写真でも、ステージングをしても
お部屋の特徴が伝わらなければ、もったいないです。
エアコンがある、キッチンに棚がついている、窓がここにあって、
導線も分かる角度を探しましょう。
→明るい写真にする
WEB上では明るさを強調する撮り方の方がウケがよいです。
照明を付けたり、午前の内に撮影したり。
→床と天井と壁を入れて撮る
奥行や広さがあると、部屋がよりよく見えます。
どこか一面を強調するのではなく、この点に気を付けて
撮る場所を考えてみましょう。

お部屋を埋めるには自身の努力も不可欠ですが、
入居者とお部屋を結び付けてくれる仲介会社や管理会社を味方につけることも大事です。
繁忙期前にぜひ一度、挨拶と空室についてお伝えした方がよいでしょう。

■繁忙期期の来店の仕方、時間や時期
平日の午前中であれば、比較的じっくりと話を聞く時間が取れると言われています。
担当者がいるのであれば、あらかじめ、時間が取れるよう電話などで約束をしたほうがよいでしょう

■募集条件を定める
繁忙期はスピード勝負。不明点の問い合わせ、回答のやり取りをするだけで
時間がとられると、入居希望者さんが他の物件に行ってしまう可能性があります。
あらかじめ、入居募集の条件をきちんと定めて、繁忙期が終わるころまでは変えないというスタンスで
募集を掛けましょう。
・家賃、敷金、礼金
・特約事項
・入居可能な日
・その他、ペットやシェアハウス等の細かい条件

年内にここまできっちりして置けば、繁忙期もどっしり構えて待っていられるものです。
募集条件が、入居希望者様のニーズとあっているかもしっかり確認して、
ひと手間の空室対策を心がけましょう!