前々回は「ランキングで見る!23年以降の設備トレンド」
前回は「ランキングで見る!この設備がなければ決まらない!」をご紹介いたしました。
今回は「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居がきまる」TOP10をご紹介。
「この設備がなければ決まらない」よりは、優先度は低い設備になるかもしれませんが、
周辺物件を戦うための武器を見つけられる内容になると思います。
ぜひチェックしてください。
全国賃貸新聞が全国の不動産会社に対して毎年調査を行っている「入居者に人気の設備」。
毎年「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まる」が発表されていますが、
もはや常連となった「インターネット無料」が今年も首位独走となりました。
家賃が5000円ほど高くても、個人でインターネットを導入するより、面倒も値段もかからず、
30~40代には安定して反響があるようです。
その一方で、若年世代(10~20代)は、スマホでネット利用が完結するため、
自身でデータ通信使い放題プランに加入している人もいるため、
インターネット無料を条件にしていないというケースもあるそうです。
とはいえ、社会人向けの物件であれば、
やはり「インターネット無料」の導入は検討したいところです。
新たに導入される場合はランクインもしている「高速インターネット」についてもぜひ、
ご検討いただきたいです。
1Gbps以上の高速ネット回線は、他のインターネット無料物件に比べて、
決め手になります。
ファミリー向けでも順位が上がり、単身者にも2位となった「エントランスのオートロック」。
オートロックがあるだけで、相場より家賃が1万円以上高くても、問い合わせがあり、
特に20~30代の女性の人気が高いと言われています。
後付できて、今からも導入が安易なのが「宅配ボックス」。
30~40代の単身者、ファミリー層にも人気があり、
1000~2000円家賃が高くても、入居が決まる傾向にあるそうです。
まだ設置していないマンションも多いだけに、他と差をつける設備として注目しておきたいですね。
ファミリー層など料理をする頻度が高い方から人気があるのが、
「システムキッチン」。
掃除がしやすいこと、収納が多いこと、コンロを準備しなくていいことなど、
ブロックキッチンと比較してもメリットが多く、
3000円程度高くても、決まるとのこと。
ブロックキッチンであっても、ガスコンロは希望があれば設置してあげるなどの
対応が必要なのかもしれません。
3回にわたってお伝えしてきた設備ランキング。
上位のニーズはここ数年大きな変化がないことをみても、
一度設備導入すれば、入居者のニーズを10年近くは捉えることができるようです。
すべてを一気に導入することは難しいですが、
自物件にプラスアルファすべき設備はどれか、
ぜひこのランキングを参考に、管理会社・不動産屋さんへ相談したり、
ホープへ相談していただけると幸いです(^_-)-☆
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