今年の「防災の日」(9月1日)は、関東大震災から100年となる節目の日。
合わせてさまざまな防災イベントが開催されます。
いつかは起こるという南海トラフ巨大地震について
政府の地震調査委員会は2022年1月、
40年以内の発生確率を「90%程度」としました。
震度7の激しい揺れや10メートルを超える大津波が太平洋沿岸を襲い、
最悪の場合、死者は32万人を超え、経済被害も220兆円を超えると想定されています。
そうした流れもあり、「防災を意識した住まい探しは増えてきた」と
言われています。
具体的にどんなところをチェックされているのでしょうか。
不動産情報サービスのアットホーム株式会社が
賃貸居住用物件を探しているお客さまを担当したことがある
全国のアットホーム加盟店を対象に実施したアンケート調査の結果をもとに、
発表された『「地震に備えるためにチェックすべき物件情報」ランキング』を見てみましょう。
災害予測として、一番わかりやすいのがハザードマップ。
8割を超える人が、ハザードマップをチェックしています。
ハザードマップポータルサイトでも全国のハザードマップを確認できるので、
ぜひ一度、自物件の場所はチェックしておきましょう。
一度見たことがある方も、頻繁に更新されるため、最新情報をチェックしたほうがよいです。
災害被害だけでなく、避難所の場所や経路、
家族の通勤・通学経路も確認して、入居を考える方が多いようです。
次いで、2位は「築年数」が54.9%でした。
特に1981年6月1日以降は新耐震基準が適用されていると認識されており、
以前の物件に関しては、なんらかの対策をしていることをお知らせした方が良いでしょう。
これは3位の「建物構造」についても言えることで、
避けられがちな「木造」で耐火・耐震などの対策をしているところは
きっちりアピールしておきましょう。
■入居者・入居希望者にアピールできる防災対策
●避難場所の地図(ハザードマップ)をお渡しする
内見用、入居者用にハザードマップに避難所などを書き込みして、置いておくと
入居者様の防災対策になり、大家さんの心遣いを感じることもできます。
水害時にも持ち出せるようにパウチ加工や防水ポーチにいれるとさらに良いでしょう。
●備蓄品を用意する
水や食料、生活用品(非常用マンホールトイレ、救急工具セット)などの備蓄を
共用部に常備しておきましょう。
倉庫や管理室などがベストですが、
パイプスペースなどを収納場所としても良いです。
いざという時、すぐに防災グッズを入居者が分かるように
表記や入居時の資料に記載しておきましょう。
●消火器や備蓄品の使用期限・賞味期限は注意!
消火器は製造から10年を経過すると、いざという時に使用できない可能性があります。
その他にも使用期限・賞味期限があるものは1年に1回を目安にチェックしましょう。
●ペット同伴物件は、ペットの避難場所も考えてあげる
ペット同伴物件ならば、ペットシート、ペットフード、リードやゲージ、
ペット用の飲料水などの備蓄をしてあげると他物件との差別化になります。
ドッグランなどでテントをはり、入居者とペットが一緒に避難できる場所の確保が
できると非常に魅力的なポイントになります。
■自物件の防災力を確認
●建物や塀などの耐震性を確認
所有する建物のメンテナンスは適切に行い、
耐震性などに不安がある場合は、補強工事なども前向きに検討しましょう。
●保険の補償内容を見直す
地震による火災や被害に対する補償がでるか、
保険の加入状況を確認し、見直すことも必要です。
自物件の場所などを加味し、必要であれば見直しましょう。
防災の日はかつて起こったさまざまな災害を思い出し、
改めて、大きな被害を防ぐいいきっかけとなるはずです。
▼にも実際自身が起こった時の対応をまとめていますので、参考にどうぞ!
地震発生!そのとき大家は…?
この機会に物件や入居者様だけでなく、ご自身の防災力を見直して、
いざという時に備えましょう。
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