
7月3日、東京・板橋区アパート二階の外廊下の床が抜け、引っ越し作業員の男女2人が転落。
3メートル以上の高さから落下して、骨折などのけがをしました。
アパートは築50年以上で、廊下のサビも見られ、老朽化が原因の事故ではないかと見られています。
関係者は業務上過失致傷の疑いで捜査を受けているようです。
事故事例から考える…共用部のサビに注意!でも、事故事例から
サビによる腐食について、解説しましたが、
万が一の事故が起こってしまえば、取り返しがつきません。
改めて、物件のメンテナンスについておさらいしてみましょう。
■築年数は関係ない!メンテナンスをしているかが重要
元々の施工不良がなければ、人が乗った状態で落ちるということはあり得ません。
2021年4月には、東京都八王子市にあるわずか築8年の賃貸アパートの
外階段が崩落し、住民の女性が転落死する事故がありましたが、
こちらは施工不良が原因の事故とみられています。
詳しくは自物件で事故!?対応と対策は?
-!ここチェック!-
この事件を受けて、国土交通省から
木造の屋外階段等の防腐措置等ガイドライン事例集が公開されました。
ぜひ、一度ご確認ください。
施工不良を見破るのは難しいかもしれませんが、
メンテナンスを通じて、事故が起こる前に施工不良を見破れる可能性はあります。
また、築年数が経っていたとしても、メンテナンスをしていれば、
不具合や危険な部分を発見・対応することができます。
物件は築年数は関係なく、メンテナンスをしているかどうかが重要であるということは
肝に銘じておきたいところです。
■外の設備はダメージ大
雨や太陽光が直接当たる場所はどうしても傷みが進んでしまいます。
傷みが進んでしまうと、木造や鉄骨など関係なく、危険が生じます。
日頃、建物のチェックをするとともに、後付の庇や雨よけを付けることもできるので、
検討してみてもよいかもしれません。
■こまめにチェックが怠りがちな物件は注意
建物異変に気付くことができないと、大きな事故へつながる可能性があります。
注意が必要なのは、利回りを追求する収益物件のアパート。
さまざまな問題があったにも関わらず、法律違反・ガイドラインを満たしていない物件は
まだまだ多いとされています。
現地を訪れる機会もなかなかないため、問題が見過ごされがちです。
こうしたアパート購入の際は、インスペクションを入れることをおすすめします。
■メンテナンス時期を見逃さないためには、基本的なチェックが大事
大きな事故を防ぐためにも、やはり大家さん自身が
物件を実際に歩いてみて
・軋みや異音がないか
・シミやサビがないか、
・手すりに力を入れて揺すっても大丈夫か
定期的に確認するとよいでしょう。
一番異変に気付くのは、入居者さんなので、
退去時アンケートを実施し、気になる部分はご指摘いただくのが良いでしょう。
■管理会社さんにも確認を!
日々の清掃や放置自転車がないかなどのチェックはしてくれていますが、
建物のチェックをおろそかにしている管理会社さんもいます。
改めて、管理会社がどのポイントを見ているかは確認して、
そのポイントが自分の納得できる内容か考えてみるとよいでしょう。
屋根や壁、自分でチェックできない部分は、ぜひホープハウスシステムまで、ご相談ください!
【お問合せもお待ちしております♪】
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2023年7月19日(水)、20日(木) 10:00~17:00
東京ビッグサイト 西1、2ホール
主催:全国賃貸住宅新聞社・家主と地主
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