2023年が始まって、はや半年が過ぎ…
この半年の間にも
コロナが5類に引き下げられたり、将棋の藤井聡太さんが7冠を達成されたり、
広島でG7が開催されたり…色々ありましたね。
毎年、その年に起こることや、人々の動きなどを予測し、
様々なトレンド予想が発表されます。
色を生業にしているホープハウスシステムとして、
気になるのはトレンドカラー。
今日は今年2023年のトレンドカラー予想を見ながら、
実際に今後賃貸経営で活かせる部分があるか、考えてみました。
流行色を発表する代表的な2つの組織にはPANTONEとJAFCAがありますが、
それぞれが2023年の流行色/トレンドカラーとして選ばれたのは、次の2つ。
ビバマゼンタ(Viva Magenta)とルミナスイエロー(Luminous Yellow)。
一見、まったく違う色が選ばれたように見えますが、
それぞれに選ばれた理由があります。
■PANTONE:ビバマゼンタ(Viva Magenta)
PANTONEが2023年の流行色(カラー・オブ・ザ・イヤー2023)として
選んだのは「ビバマゼンタ」。
2暖色と寒色をブレンドしたクリムゾンレッドのファジーな色調で
パワフルな印象の一方で、引き寄せられるような魅力あるカラーです。
PANTONEはビバマゼンタを
・精神に活力を与え、内なる強さを構築する手助けする色
・天然染料が由来であり、もっとも強く明るい赤系統
と評価し、立ち直ろうとする世界に安心感と自信、
そしてつながりを与えたいと選出されました。
はっきりとした明るい色の中に、練りこまれたようなやわらかさがあり、
グレーやアイボリー、ローズなどと
合わせて使うと、それだけで取りつきやすい力強さを与えることができます。
一面で大胆に使ってもいいですが、ソファーやカップ、花など
ワンポイントで使用すると、目を引くので、
女性向け物件のモデルルームに使用すると
今風の物件という印象を持ってもらえるかもしれません。
■ルミナスイエロー(Luminous Yellow)
JAFCAが2023年の色に選んだのは「ルミナスイエロー」。
淡くやさしいイエローはまるでひよこのようなふわふわとした
感触がしそうなくらい、あたたかさに満ちています。
JAFCAはルミナスイエローを
・ほんのり光が溜まった陽だまりのような明るいイエロー
・淡く柔らかい色は不安で固まった心にも無理なく入っていき、
そっと癒し、明るい気持ちにしてくれる
と評価し、不安が多い世の中を生きる人々に
無理なく、心を落ち着かせて、ほっと息をつけるようにと選びました。
白い壁紙の部屋の中で使ってみると、意外と存在感があり、
癒し以上に明るさを与えてくれる色です。
シルバーやブルー、ライラックカラーなど青みのある
カラーにも合う暖色。男性にも女性にも好感度の高いカラーです。
ここ2~3年、トレンドとなっている
「ソルベカラー」と「ミュートカラー」といった
淡さやくすんだトーンの色味にも合う両者の色。
甘すぎず、強すぎない。でも華やかで
爽やかさや軽さ、とっつきやすさがある色は
おうちづくりとも相性のいい色です。
壁紙や外観の色を変更したり、
入居率を上げたい時は、ぜひこのカラーを思い出してくださいね♪
改めて見てみると、色には心を動かす力がありますよね。
2023年、今からでも自分自身のテーマカラーを決めてみるのはいかがでしょうか?