スマホで探すが主流!Z世代のお部屋探し

前回、「Z世代がお部屋探しで求めているものは?」というお題で
Z世代の一人暮らしに対する意識調査をご紹介しました。

今回は、全国のZ世代(18歳〜26歳)を対象に実施した
「Z世代の部屋探しに関する調査」を元に
(イタンジ株式会社調べ<ネット不動産賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」https://oheyago.jp/>)
実際にお部屋探しをしたZ世代が
どんな風にお部屋を探していったか、見てみましょう。
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◆ Z世代の約67%がSNSから部屋探し経験あり
Z世代にSNS(Twitter ・Instagram・TikTokなど)での部屋探しについて質問したところ、「SNSで見つけた部屋を契約した」「SNSで見つけた部屋に問い合わせをした」「SNSで部屋を見つけたが契約・問い合わせに至らなかった」「SNSで理想の部屋を見つけられなかった」を選択した人の合計が約67%となり、Z世代の多くが実際にSNSで部屋探しをしたことがあるということが分かりました。

【若者が利用している主なSNSの特徴】
〇Twitter

1
文字(他サイトへのリンクも〇)、画像、動画といった
情報を掲載することができます。
10代〜50代の幅広い年代が利用し、
他のSNSと比較して、シェア(=RT・リツイート)がされやすく、
フォロワーのフォロワー、その先のユーザーにまで広く
情報が届けやすいのが特徴です。
ただ、キーワードの入った関係のない投稿も多く、
目的の情報を探し出すのはなかなか大変かもしれません。

〇Instagram

2画像や動画をメインに掲載することができます。
10代、20代の70%が利用しているのも特徴です。
「発見タブ」「ハッシュタグ」が使いやすく、
試しに「#お部屋探し」で検索してみると、
入居者募集中の物件情報のほかにも
お部屋探しのポイントなどの情報も表示されました。
弱みは検索性の低さ。ハッシュタグ中心の検索で、
欲しい情報に到達できないことも多いようです。
3

〇TikTok

4音楽に合わせた短尺動画を投稿するSNSです。
アプリ内でフィルタやエフェクトを使用した撮影が可能。
他SNSよりユーザーは少ないですが、
10代、20代のユーザーは右肩上がり。
暇なときに短い動画を流し見していたりするようで、
内容次第では多くの人に情報が届きます。
若者のお客様が多い不動産屋さんの中には
TikTokの情報配信に力を入れているところも!

◆ 部屋探しは物件情報サイトやアプリ、SNSなど複数手段を併用
実際にSNSだけでお部屋を決める方はまだまだ少数。
物件情報サイト不動産店舗などが主流で、
複数手段を併用してお部屋を探しているようです。

また、物件情報サイト/アプリを決める際の優先度の高い条件は、
約半数が「見やすさ・使いやすさ」と回答しています。

◆ 望みは…物件の部屋探しから契約まで全てスマートフォンで完結!
部屋探しから物件の契約まで全てスマートフォンで
完結(電子契約)できると嬉しい
と答えた人は約85%
すでに検索サイトを通じての問い合わせが物件探しの主流となっていますが、
今後はニーズに合わせ、
契約や内見もオンラインで完結できるよう進んでいくのかもしれません。

 

物件情報に「写真」が重要と言う事は、
もう皆様、ご存知かもしれませんが、
若者向けの物件をお持ちのオーナー様は、さらに感度高く
 🙂 SNSでどんなおうち情報が人気か研究したり、
 😉 SNS発信に力を入れる管理会社・不動産会社を選んだりしてみると
良いかもしれませんね!