2015年の国連総会で採択された『持続可能な開発のための2030アジェンダ』に書かれた持続可能な開発目標「SDGs」は、多くの企業でも取り組んでおり事業者にとっては社会的評価の1つの指標ともなっています。
不動産に関わる企業にとっても、無関心ではいられないテーマになってきました。
今回はオーナー様も参加できるSDGs活動について考えてみました 🙂
改めてSDGsとは…
「Sustainable Development Goals」の略で、「持続可能な開発目標」と訳します。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17の大きなゴールと169の具体的なターゲットから構成されます。日本でも積極的に取り入れる企業が増えてきました。(【参考】SDGsとは?)
SDGs活動はオーナー様にとっても、不動産経営の延長線上で社会課題の解決につながりますので、採用しやすい取り組みです 😉
オーナー様が参加できるSDGs実践活動3つのポイント
1、省エネ物件に取り組む
SDGsの目標7は「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」です。
再生可能な自然エネルギーを中心としたクリーンなエネルギーをすべての人に安定に供給できるようにしようという目標です。また、消費電力を抑えることにより、さらに効率よく継続できるということになります。
賃貸経営では例えば、共用部の照明をLEDに変更することで省電力・長寿命なのはもちろん、廃棄の際、蛍光灯に含まれる水銀や鉛、カドミウムを使用していないことから処理が容易です。さらに、蛍光灯に比べるとCO₂の排出量がかなり少ないのもメリットです。
また、外壁を遮熱効果のあるものにすると、屋根や壁の温度を下げる効果があります。外壁を赤外線から守り、耐候性が上がるのと同時に、室温にも効果が期待できるので、電気代の節約にもなります。
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ホープハウスの塗料では、、、
■エコ熱レクション
遮熱効果がある塗料です。塗装面の温度を10℃~15℃下げることができます。
また、水性仕様・弱溶剤仕様で環境にも優しい塗料です。
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2、有害物質を抑える
SDGsの目標3は「すべての人に健康と福祉を」です。
病気や交通事故を減らすしくみ作りや、たばこや薬物、アルコール等の物質乱用の防止・治療を強化すること等を目標にしています。
中でも賃貸経営で参加できるのが、ターゲット3.9「2030年までに、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び病気の件数を大幅に減少させる。」です。建築資材は人体に悪影響を及ぼすものも多いです。問題になったアスベストや、フローリングの合板に使われる接着剤やクロスの糊などに含まれるホルムアルデヒド、ワックスや塗料にもベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等といった物質が含まれています。対策としては、水性系の塗料や、天然成分を使用した塗料を使う等があります。
ただし、「全く無害な建物」を立てることは現時点では不可能なので、できるだけ有害物質を抑えることが大切です。敏感になりすぎることなく、可能な限りで、有害物質を含まない・少ない建築資材を選ぶことをお勧めします。
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ホープハウスの塗料では、、、
■エフプレミウォール
耐候性に優れ、水性塗料では不可能とされていた、マジックインキの拭き取りも可能です。耐水性にも優れ、防カビ・防藻性の効果も期待できます。
■エコシリコンレボ
水系でありながら、樹脂粒子が完全な連続塗膜を形成する独自技術を採用しております。超低臭・環境配慮型のスーパーエコロジー塗料です。高級感がある光沢を抑えた優雅な仕上がりになります。
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3、入居者審査で行き過ぎた排除をしない
SDGsの目標10は「人や国の不平等をなくそう」です。
様々な場面での年齢や性別、障がい・人種・民族、あるいは経済的地位やその他の状況による差別を無くし、持続させることを目標にしています。
賃貸経営をするにおいて、入居者審査はとても大切ですが、年齢や障がい・民族などを理由に、行き過ぎた排除をしないこともSDGs活動になります。
また、以前もご紹介した住宅確保要配慮者の入居を拒まない「住宅セーフティネット制度」を利用するのもひとつの方法です。登録住居への改修費用に対する補助制度もありますので、併せて活用することもお勧めです。
【参考】住宅セーフティネット制度について(国土交通省)
過去の記事もご覧ください▼
住宅セーフティネット制度始動!
新しい基準が追加!セーフティネット住宅登録について
今回は賃貸経営からできるSDGs活動をご紹介しました。
物件の価値を上げながら、入居者にも喜んでもらえるSDGs活動に積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか 🙂
ホープハウスシステムでも、地球環境を考えた塗料を取り扱っております 🙂
詳しくはこちらから▼
ホープハウスシステムの塗料開発
また、共用部照明のLED交換工事も随時承っております 🙂
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