ついこの前春が来たと思ったら、あっという間に梅雨の時期が近づいていますね。
そこで気になるのがやっぱり「洗濯物」。
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEで行った
「洗濯」についてアンケートを見ると、
洗濯物の乾かし方については、
「屋外(庭・ベランダ・軒下など)に干す」が7割程、
次いで、約6割も「室内に干す」となっていました。
室内に干す理由としては雨天時はもちろん、
「防犯のため」「日中室内にいないため」
「花粉やPM2.5(微小粒子状物質)が気になる」など
晴れていても室内干し派という人も増えています。
室内干し派にも、雨天時にも活躍するのが浴室換気乾燥機です。
人気設備ランキング「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる」では
単身層とファミリー層両方に人気があり、「この設備がなければ入居が決まらない」では圏外からランクするなど、ニーズが高まっているのが読み取れます。
💡 今回はこの浴室換気乾燥機について調べてみました。
試しに物件ポータルサイト「SUMMO」を見ると、
物件の「浴室換気乾燥機」もチェックを入れることができます。
都内の972,965件のうち、586,597件が浴室換気乾燥機付きのお部屋でした。
大阪でも523,929件のうち、290,872件が浴室換気乾燥機付きのお部屋で、
半数以上の物件で設置されています。
■浴室換気乾燥機の基本機能
・衣類乾燥
浴室換気乾燥機でよくつかわれる機能の一つ。
雨の日にも洗濯物を乾かすことができるうえに、
朝に洗濯物をできない人や、洗濯物を外に干したくない女性の
入居者には嬉しい機能です。
一度使うと、その便利さから離れられないようで、不動産会社にも
「浴室換気乾燥機がついていますか?」という問い合わせは増えているようです。
・換気
感染症対策を含めて、日頃から心がけたい室内空気の入れ替え。
とはいっても、雨が降っていたり、音が気になっていたりで、
窓をずっと開けっぱなしにできない理由もあるでしょう。
そんなとき役立つのは24時間換気機能。
24時間換気機能で常時新鮮な空気を室内に取り込むこともできます。
浴室の湿気を外に出すことで、カビの発生を抑えることが可能。
・暖房
冬場の浴室で怖いのがヒートショック。
孤独死の一因ともなりがちで、見過ごせないところです。
冬場でも暖房機能であらかじめ浴室を温めておけば寒さも解消できますし、
温度差によるヒートショックなどのリスクも減ります。
・涼風
蒸し暑い夏場でも浴室を涼しく保つことができます。
最近はコロナ禍で入浴時間を長めにとる人も増えています。
暖房機能と合わせて、季節に限らず、入浴を快適にできる機能は重宝されます。
■浴室乾燥機の熱源
・電気式
製品内のヒーターが自ら発熱して、空気を温めてくれます。
ランニングコストは電気式のほうがメリットがあります。
・ガス式
専用の設備を使ってお湯を沸かし、その熱を暖房や乾燥に利用します。
ガス式の方がパワフルで衣類などの乾きが早いです。
浴室換気乾燥機には、既存物件にも後付しやすい壁取り付け型もあります。
女性や社会人、ファミリーとどんな世帯にも有効な設備でもあるので、
空室対策のひとつとして、検討してみてはいかがでしょうか?