入居付けにつながるかも?!ペット飼育可能物件へのご提案

新型コロナの影響で『ステイホーム』と言われる中、去年から人気なのが犬・猫などペットを飼う人が増えています 😀
散歩など、お家時間が長いことで運動不足になりがちなのを解消できたり、家に居る時間をより有意義に過ごすことができるからと言われています。
今後も、どうなるかわからない状況の中、入居付けまたは、長期入居につながるご提案としてよろしければご覧ください。


【コロナでペットを飼いたい方が増えた理由】
・緊急事態宣言が出て以降、外へ出る機会が減ったため、家で過ごす時間が増えたのでペットがいることで癒やしになり、楽しく過ごせる
・外食や交際費が減り、出費が減ったため
・一緒に散歩に行ったり、遊んだりすることで運動不足の解消になるから
以上の理由から、去年から一気にペットを飼われる方が増えました!
では、ペット飼育可能物件に変えるとしたら、設備は何が必要 🙄 ?

■ペット可にした場合の必要な設備や準備しておくことは
鳴き声の対処について[ペット可物件]と物件内容に記載していても、鳴き声が大きく早朝や夜中などあまりにもよく鳴く場合は苦情に繋がり、近隣同士のトラブルになる可能性も。
➡ ペットの鳴き声の防音対策としては主に「壁や天井」・「窓」・「ドア」の3か所となります。

 💡 壁や天井の防音対策 
防音シートを壁の中に埋め込む
壁の中に吸音材を埋め込む
壁を防音パネルに変更する
以上の吸音材などシートを埋め込むことで防音する方法があります。

 💡 窓の防音対策
防音カーテンを設置して対策する簡易的な方法
防音カーテンは、吸音効果のある素材や、音を遮りやすい金属コーティングされた布を使って織り込まれたカーテンなので、普通のカーテンと比べ、約半分程度の音をカットできると言われます。
値段も「普通のカーテンよりも少し高め」ぐらいなので人気があります。
二重窓に替えて音を遮断する方法。
窓サッシを二重窓に替える方法は、防音性能としてはかなり高く、屋外に面した部屋で犬をで飼っている場合、やっておくと安心できます。

💡 ドアの防音対策
ドアを防音ドアに変更
ドアに防音シートを貼り付ける
ドアの隙間を埋める
以上の3つの方法があります。
防音ドアにする場合、安いものでも約30万円程となっており、高額なものだと100万円近くするものもあります。ペット用の防音対策としては非現実的な価格になります 🙄
コストを下げて防音対策をする場合は、既存のドアに防音シート等を貼り付ける方法や、またドアの隙間を「防音テープ」等を使って埋めて、隙間から音が漏れないようにする方法が安くですませる方法といえます。
防音テープについては、「隙間テープ」「消音テープ」等とも呼ばれ、ホームセンター等で手軽に買えます。

■ペット専用の洗い場
エントランス付近に設置することで、建物内が汚れることを防ぐことができます。

■特約内容など契約状況の見直し
退去時のリフォーム費が高額になる可能性もあるため、
ペット可物件は一般的に、敷金の金額を1か月分多く設定していることが多いです。ペット可物件に変更する際には、敷金設定の変更も考えておきましょう。
入居者間のトラブルは多くありがち!
原状回復義務など、トラブルを回避するには事前に契約書にペット飼育時の特約内容を明記しておくことが大切です。
<例>
 ・原状回復の内容(壁紙の張替え、室内消臭、室内消毒など)
 ・飼育するペットの種類限定、予防注射などの義務
 ・物件損傷の予防措置(床面をカーペット等で保護することの指定など)
 ・排泄物管理
 ・遵守事項の確認
などご参考までに 😀 

■変更通知を準備する
既存入居者へ[ペット飼育可物件への変更]を必ず通知する。
変更通知についてはいつまでに行えばよいかという明確な規定はないですが、ペット可能になるのであれば退去するという入居者が出てくる可能性もあります。
変更予定時期から半年くらい余裕をもって通知を行うほうが、万が一引っ越しを考えた入居者にとっても良いでしょう。
通知方法としては、エントランスの掲示板などへの掲示も考えられますが、一方的な印象を与えるので避けたほうがよいかもしれません 🙁

ペット飼育可能物件に必要なのは、ペットと入居者にとって、環境が整った住みやすい物件にすることで、入居付けや入居離れにつながる可能性も!
ペットを飼いたいという方が増えているいま、ひとつのご提案として考えてみてはいかがでしょう 😆