およそ10年に一度は塗り替えが必要な外壁。
劣化を放置していると剥がれやひび割れが発生し、
雨風などの影響をダイレクトに受け、
最悪、内部の躯体そのものにダメージを受け建物自体の劣化につながって、
取り返しのつかないことになってしまいます 😥
とはいえ、お金も期間もかかること。
しっかりと工程を踏んで、やってもらいたいですよね。
今回は塗装に欠かせない工程を見直し、
さらに一緒にお得にできる工事についてお伝えします。
■外壁塗装の流れ
💡 その1 足場組み・ネット張り
洗浄水や塗料の飛散を防ぐためにネットを張ります。
💡 その2 高圧洗浄・乾燥
塗料の密着をよくするために、コケや汚れを落とします。
この後、しっかり乾燥をしないと、塗装の剥がれにつながります。
💡 その3 養生シート張り
窓や玄関ドアなどに塗料がつかないように保護します。
💡 その4 下地調整
ひび割れや破損部分を補修します。
💡 その5 下塗り(シーラー)
塗料の密着を良くするための塗料を塗ります
💡 その6 本塗り2回
塗料を重ねて塗ることで仕上がりが均一になり、
耐久性を確保できます。
💡 その7 養生シート・足場の撤去
手順は季節、天候により異なりますが、これが基本となります。
もしこの中の工程のどれかが省かれ「安くなりますよ~」と言い寄る業者がいるなら
注意したいところです。
■外壁塗装と同時に行うとお得な理由
外壁塗装をするために、様々な工程があります。
その過程で工事を行うとお得になる理由には以下のものがあります。
・足場>足場が必要な修繕は一括で行うことで、足場代を節約できます
・外観全部が綺麗になる>気になる部分は一緒の時期に直しておいた方が、
入居者も入居希望者にも好印象。長期入居・空室対策になります。
・トラブルを防ぎやすくなる>漏水などのトラブルは、
原因がひとつとは限りません。壁だけでなく、屋上や窓周り、配管などなど。
なにか一つ直しても他に不具合があれば直らないケースもあります。
そういったことが起こらないように、
直せるところはきっちり直していった方がよいです。
・時間の節約>同じ企業・職人に頼んだ方が、打ち合わせや建物診断の手間も省けます。入居者の負担も軽くなります。
■外壁塗装と同時に行うとお得になる工事
💡 屋上・屋根修繕
お得になるということ以前に、屋根塗装は同時に行うことが基本となっています。
屋上・屋根の耐久年数は10~20年。
最近はシートでの施工も増え、耐久年数は長くなりつつありますが、
定期的なメンテナンスがやはり必要ですので、
状態を見てもらって、修繕を施すことはしておいたほうがよいでしょう。
同時に工事を行うことで
・外観を1度でキレイにできる。
・漏水を防ぐことができる。
・足場代が浮き、コスト削減になる。
と、お得でより効果的になります。
💡 ベランダ・バルコニー防水
こちらは足場や養生、
ベランダやバルコニーも、塗料によって防水機能が高められています。
特に床は塗膜が剥がれれば、漏水の原因ともなるので、チェックしておきましょう。
また、手すりのサビも放置すれば、思わぬ事故を招くこともあります。
外壁塗装で入居者さんがベランダを使えない時期にこそ、
まとめて、修理していきたいところです。
💡 ツタ撤去
敷地内にあえて、ツタを這わせているオーナー様もいるとは思います。
デザイン的にもよく、エコなイメージもありますが、
ツタが原因の雨漏りやひび割れが広がることもありますので、
ツタは外壁をきれいにするときに一緒に撤去すると安全でお得です。
💡 雨どいの交換
同じく、足場がなければできない工事なので、
20年に一度は、機会を見て交換してきたいです。
詰まりなどがないか、点検ぐらいはしていきたいですね。
このように、外壁塗装と一緒にできる工事はたくさんある一方で、
機会を逃せば、なかなか工事がしにくい場所が
たくさんあるということも分かります。
足場を組んだ後は、外壁以外の場所も、しっかり点検・修繕をこころがけましょう。
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