今年は例年より「換気」に気を使う方、増えているかと思います。
今後はカビも発生しやすくなることもあり、
引き続き気を付けていきたいところです。
しかし5月12日リンナイが発表した「『カビ』に関する意識調査」内の
「カビ対策知識テスト」を見てみると、なんと
合格者は約3割しかいないという結果だったそうです。
あなたのカビ対策、換気知識は正しいでしょうか?
物件を守るためにも、ぜひ正しい知識を身につけましょう。
■「カビ対策知識テスト」(カビ専門家・矢口貴志先生監修)より抜粋
〇か×で答えてみてください。
①カビ退治には40℃程度のお湯をかけると良い
②重曹はカビに効く
③黒カビ退治はスポンジでこする
④石鹸カスは洗浄成分が入っているのでカビの栄養源にはならない
⑤湿度と温度の2つの条件が揃うとカビはどこでも生育する
⑥浴室のカビ対策として入浴後に水を全てふき取る方が良い
⑦浴室のカビ掃除は天井が最も重要である
⑧浴室内でピンク色の汚れがあるところを放置しておくとカビが発生しやすい
⑨エアコンのカビ対策としてはフィルターを定期的に掃除すれば十分
⑩カビは氷点下では生きられないため、冷凍庫では発生しない
⑪カビは人の皮膚でも生息している
⑫カビは水分を好むがダニは水分を好まないためカビとダニは同時には発生しない
正解は上から
1:×、2:×、3:×、4:×、5:×、6:〇、
7:〇、8:×、9:×、10:〇、11:〇、12:×
⑥浴室のカビ対策として入浴後に水を全てふき取る方が良い
⑦浴室のカビ掃除は天井が最も重要である
⑩カビは氷点下では生きられないため、冷凍庫では発生しない
⑪カビは人の皮膚でも生息している
が正解です。
■カビ対策は換気から! 水気をシャットアウト!
湿度60%以上になると、カビが非常に発生しやすくなります。
またカビは定着する場所があると、そこで増殖してしまいます。
そのため、湿気のこもりやすい場所は、
空気の流れを起こすことにより換気を行うことが必要なのです。
梅雨時は外の湿気が気になるから、窓を開けない、と言う人もいますが、
感染症対策にはやはり、窓を開けることが一番です。
またその際は
〇対角線上2か所の窓を開けるのが一番効果的
〇窓が一つしかない場合は、
扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を外へ出す
〇1時間に5~10分程度行うことが理想
〇キッチンの換気扇は排気量が大きいので活用する
ことを意識。空室の換気も以上を意識して効率よく進めましょう。
24時間換気機能の付いている換気扇は、
つけっぱなしにすることがおすすめ。
入居者にも入浴後は必ず換気をしてもらえるよう、
「カビ対策」として掲示を作って、お知らせしても見てもよいでしょう。
[参考]ダイキン 「上手な換気の方法」
https://www.daikin.co.jp/air/life/ventilation/
■意外と大事。頭上の掃除
いくら床や浴槽を掃除しても、掃除しない天井から
カビの胞子が降ってくることでカビは発生する可能性もあります。
浴室やトイレなどの天井の掃除は大事です。
また、エアコンのフィルターに埃が溜まっていると、
カビが繁殖しやすい状態になってしまいます。
比較的乾燥している今の内に、エアコンのフィルター、冷気の吹き出し口を掃除し、
エアコン内部にたまっていた埃を送風で噴き出して、クリーンな状態にしましょう。
■食べかす、人のアカ、埃などはカビの大好物
カビの栄養分となる汚れはすぐに取り除くことが繁殖を防ぐために大事です。
特に浴室の石鹸カスは要注意。
また黒カビ、ピンクの汚れは、ブラシなどで擦らず、
カビ取り剤を散布して、50度以上のお湯で流しましょう。
ブラシで下手に傷をつけると、そこから菌が侵入して、
汚れが取れなくなってしまいます。
なかなかこまめに物件を見ることができないからこそ、
掃除するときは徹底的に!
感染症・カビ対策はそれらが増殖しないために、
きっちりと根絶することが大事です。
むしむしと蒸し暑い季節がやってくる前に、今の内に
換気・カビ対策をしておきましょう。