共同スペース提供で空室対策を図る

隣にはどんな人が住んでいるのかわからないのが、昔とは違う近年の傾向です。
住人同士目が合っても挨拶をしないなんてことはよくあることです。
そんな中、共同スペースを作ることで共通の趣味を持っていたり、ライフスタイルの似ている人が集まることで、住人同士の交流が活発になり親睦を深めることもできます。住人のニーズに合わせた設備を整えることで空室も埋まっていくのではないでしょうか!今回は事例を踏まえてご紹介致します 🙂 ♪


見ず知らずの他人同士なんだから、あえて交流スペースなんて必要がないのでは?とお考えのオーナー様も居られるかもしれません。ですが、いまテレビ番組でも取り上げられる程、共同スペースがある物件は若年層にとても人気があります。
共用施設の充実その物件の魅力のひとつになることは間違いないでしょう。

 ◆では実際にどのような交流スペースがあるか
・畑や庭などを共同の家庭菜園として活用
・広めのダイニングキッチンがあることで、住人同士が料理を振る舞いパーティー感覚を味わう
・映画やスポーツ観戦ができるスクリーンなど、音響が設備された部屋
・卓球台やビリヤード台など大勢で遊ぶことのできるスペース
・応接間(オフィス変わりに使用することも)
などのスペースを提供しているところが増えてきています。

◆コミュニティスーペースのメリットは
・住人がどんな人なのかわかる
・家に帰ると必ず誰かが居るので安心
・まるで家族と住んでいるような感覚が味わえる
・集会所ではオーナーさんと入居者のコミュニケーションがとれる場となっている
・友人を招待した場合プライベートの部屋を見せなくて済む

なかには不必要と思われる入居者の方もいらっしゃいます。
共用施設の維持管理費は住人が負担するので、あまり使用しない施設がたくさん入っていたり、そんなに人付き合いをしたくない方にとれば無駄なスペースだと不満に感じてしまうこともあります。共用施設を作る際は、住人の声をしっかり聞く事も大事ですね。

【重要ポイント】
 💡 極端に高価な設備の導入などを行うのではなく、住人の方が『あればいいなぁ~』や必要とする設備など、アンケートをとり参考にしてみるのもいいでしょう。
そうすることにより、実際に住んでいる入居者の方に喜んでいただき住みやすい環境になることで、必然と空き室は埋まっていくのではないでしょうか。
 💡 なかなか決まらない空き室を思い切ってコモンスペースにしてみるのもひとつの案だと思います。
コモンスペースは自分の部屋にプラスして使えるリビングとして、募集の際にはアピールポイントにもなり、入居者にとっては退去防止につながるかと思います。
負担も少ないうえ、コスト削減でできます。
また、その分を付加価値として、他の部屋の家賃を少しずつ上げれば補填となり、オーナー様にとって空き室も埋まることができ、変わらず家賃収入があるのでメリットとなるのではないでしょうか 😆 

その人のライフスタイルによって使用頻度の高い施設はそれぞれ異なってきます。
今後お考えの際、どのような設備が導入されている物件が人気なのか、ぜひ参考にしてみてください 😀