間取りで決まる!新規・長期入居!

人気の設備を取り入れたり、ホームステージングで演出したりと、
入居者獲得のために方法は色々。

その中でも、今回は「間取り」に注目したいと思います。
近年、快適さを求める入居者が多い中で、
バス・トイレを別にしたり、水まわりを移動したり、
ダイニングとリビングの間仕切りを取ったり…
と間取りを変えてPRすることも
オーナーさんの選択肢のひとつです。

今、人気の間取りはどんなものでしょうか?


■趣味が楽しめる自分らしい間取り
 😉 自分の時間を大事にしたい
など趣味が楽しめることを重視する層にとって、
そういう自分にぴったりの物件があれば、即入居につながることも多々あります。

例えば最近人気のロードバイク。
値段も高ければ50万円近くにもなるとあって、
 😥 マンションの自転車置き場には置けない!
 😕 メンテナンスができる場所がない
と悩んでいる人もいます。

そういう人におすすめなのが、土間が大きな間取り。
madori
通常より広めの土間を用意することにより、他物件と差がつき、
ユニットバスのままでも、部屋の企画次第で決まる場合もあります。
ゴルフや釣り道具のほか、ベビーカーも畳まず置くことができるのも魅力です。

他にも、約25㎡の1Kであっても、
対面キッチン、3口、グリルに広い流し台、作業スペースなどを設けるなどして
普通の部屋にない大きなキッチンがあれば
料理好きの方にとって魅力的です。

壁一面に棚を備え付けてみても、
本好きやコレクターに響く物件になります。

■供給不足!決まりやすい1DK
 😕 ワンルームだと玄関から部屋が見えるのが嫌
 🙁 キッチンやトイレとベッドが近いと気になっちゃう
といった声から最近「1K」「1DK」を選ぶ単身者が増えています。

特に1DKは1Kよりも供給が少ないので、
寝室が5畳ほどとれるのであれば、1DKにリノベーションするのも手です。

ただ、インテリアを楽しみたいから
狭い1DKより広い1Kがいいという人もいます。

可動式の間仕切り壁や引き戸などで、
入居者の用途や都合に合わせて使い分けてもらうのもいいかもしれません。

■同棲カップルに人気の2DK
 😐 カップルなら寝室はひとつでいいのでは?
と考える人も多いですが、
・共働きで帰宅や就寝時間が合わない
・プライベートを守りたい、喧嘩などした時にクールダウンできる部屋が欲しい
など考え、1LDKよりは2DKを選ぶカップルが多いそうです。

カップルだけでなく、友人同士で部屋をシェアするという人も増えています。
互いのプライベートルームはしっかり確保したいという理由から
ガラス戸や薄い間仕切り壁で仕切るよりも、
完全な個室が好まれるそうです。

■ファミリー層は子どもの安全第一!
ファミリー層には「子どもを見守ることができる」間取りが人気です。
例えば
・調理をしながら子供を見守れる対面キッチン
<子どもを調理場から遠ざけたいので、入口にチャイルドゲートという柵を設置することがある。壁とキッチンの幅は1mほどだとちょうどよい>
・子どもが転んでも安心、テレビなどがあるリビングとも切り離せる和室
<キッチンやリビングに近いと安心>
・玄関に段差がない
・階段や玄関と部屋へ行く間に扉や廊下がある
など、子どもに常に目が届く部屋が子育て世帯の心を掴みます。

 

時代によって入居者のニーズ、部屋の使い方は変化していきます。
なかなか入居が決まらない部屋は、時代に取り残されているのかも…

部屋の間取りを見直し、長期入居につなげることも考えていきましょう。