初めて一人暮らしをする学生や社会人の中には
お部屋に合わせて家具を買うという人も多いはず。
家具やカーテン、寝具カバーは、流行りに応じて、
商品ラインナップを変えてきます。できれば、その流行りに合わせて
ピッタリの壁紙などを選んであげたいですよね。
去年、2018年インテリアトレンドをおさえて部屋づくりに引き続き、
今年7月17日(火)、18日(水)に東京ビッグサイトで開催された
『リフォーム産業フェア』で発表された
「LIMIAが考える5つのインテリアトレンド」を参考に、
入居者に気に入ってもらえるリフォームデザインを考えましょう。
■ 人気投票で64.3%の人がチョイス!最カワのエリソンナチュラル
エリソンとは フランス語で「ハリネズミ」のこと。
ハリネズミのように白、グレー、ベージュを基調とし、
ブラウン、黒をアクセントに入れることで、
ベーシックなラインを保ちつつ、地味にならない、あたたかみのある空間が
入居者を癒すお部屋にぴったり!
ナチュラルウッドにぴったりと合うグリーンを
内覧時にも飾ると、ベーシックな部屋ながら、
トレンド感もアップ。
硝子に黒枠のドアでトレンド感を出してもいいですし、
ウッディなドアに変えるだけで、今どき感もでます。
また、ただの白ではなく、あたたかみのある「ねずみ色」を
壁紙に入れると、メリハリもつくので、グッド。
床を彩るカーペットで、部屋の雰囲気は変わりますし、
ワンフロアをあえてフローリング&フレンチアンティークな
クッションフロアを使う床材の切り返しは特徴ある物件を演出できます。
柄物クッションフロアはちょっと冒険…という人はまず、
洗面所やトイレなどの部分的なプチリノベもおススメです。
19世紀にヨーロッパでもてはやされた「日本趣味」がブームの兆し。
和室モダンに仕上げるのではなく、大胆に明るい色や文様を取り入れたり、
空間に遊びを持たせましょう。
和室で面積を占めているのが襖。
ニュージャポニズムを再現するなら、ありきたりな襖紙ではなく、
「派手すぎるかな?」と思うぐらいの柄を選んでも面白いかもしれません。
木枠を組み合わせたり、陶磁器のタイルや洗い場を組み込んだり、
壁紙をビビッドな色柄のものにしてみるだけでも
印象は変わります。
また、琉球畳をモザイク状に敷いてみるのもいいですね。
和室だからといって家具も和のものにとらわれる必要もありません。
😕 ソファを和室に置くと跡やへこみがつくかも…と躊躇う人もいますが、
床の傷防止マットなど対策をとれば大丈夫。
またソファなどを選ぶときはフレーム全体で支えるものや、
マットレスタイプのようなものを選ぶと、跡やへこみがつきにくくなります。
■シンプルながらも高級感を!ミニマルリュクス
家具も小物もできるだけ最小限にという「ミニマリスト」。
最近では、色味や物を抑えたシンプルなお部屋に
リュクス(豪華、高級)な小物をポイント使いするのが
トレンドになっています。
素材はゴールドや真鍮で、大理石などの素材なものもGOOD。
部屋やインテリアがモノトーン調でも金や銅などを入れれば、
トレンド感が一気に増します。
大家さんにおススメなのは、パウダールームや洗面所などの
小スペースに取り入れるリュクス感。
水栓金具や鏡、タオルのフックなどをゴールドに変えてみるなど、
細かなパーツならば、お安く済みますし、女性のハートもグッと掴みます。
■元気の出る太陽カラー。アフリカンパッション
ファッションのみならずインテリアでも注目されているのは、
熱っぽくてエネルギッシュなアフリカンテイスト。
グリーンは多すぎるくらいがワイルドなアフリカ感がでます。
手入れの手間のかからないフェイクグリーンも織り交ぜてお部屋づくり!
動物をモチーフにした家具やクッションもよく似合います。
クリエイターの多いエリアであれば、
ビビッドで個性的な部屋を求めている人は多いかもしれません。
一面だけでもいいので、輸入壁紙を貼ってみるなど、
個性的なお部屋づくりもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
■キャンプブームの今だからこそ、お部屋もアウトドア&トラベル
ベランダで自炊してキャンプ気分♥など、
今、気軽に楽しめるアウトドアが人気です。
本格的に道具をそろえている人にもぴったり。
新婚世帯・小さなお子さんを持つ家族連れをターゲットにしているなら、
部屋代わりに子ども用のテントを部屋に置いて、
😀 「遊びスペースにもできますよ」と提案してあげるのも
ひとつの手です。
リフォーム後のお部屋にぴったりの家具を置いて、
入居者にばっちりPRしたいですよね。
退室者が出た時は、好機ととらえて、トレンドに沿ったお部屋づくりの提案で
内覧者の心をがっしり掴んでみてはいかがでしょうか?