「子育てをするなら絶対持ち家! 😉 」
「マンションより一戸建てがいい~ 🙂 」
という声はよく聞きます。
上下左右の友人に迷惑をかけることがない
子どもが二人いると、部屋が足りない
持ち家なら、子どもが汚しても大丈夫
子育ての理想の住まいを叶えてくれるのは、一戸建てのマイホーム♬
という、俗にいうマイホーム神話、実はもう過去のこと。
少子化、ライフスタイルによって住まいを変えたい、
近所とのつながりを重視しない
賃貸のマンションを選択肢に入れる子育て世帯は増えているんです。
今回は、子育てにふさわしい賃貸物件はなにかを考え、
空室対策に生かせるか、調べてみました。
■広さは3LDK以上希望。でも、場合によれば2LDKも対象に
四人家族がストレスなく、暮らすには4LDKくらいの広さが必要ですが、
賃貸のマンションでこの条件に当てはまる物件はほぼありません。
ただ、三人家族、あるいは一人部屋がまだ必要ない幼児であれば、
3LDKもしくは、壁がなく、子どもが見守れる2LDKも需要があります。
中にはふすまなどをとって、2LDKにして暮らす子育て世帯もあるようです。
■1階が理想の部屋に!
「走っちゃだめ」「物を落とさないで」と子供にいっても、
なかなか難しいこともあります。
どうしても階下の人に迷惑をかけることもあります。
1人暮らしの人には避けられがちな1階なら、階下に気を使うことがなく、
万が一の災害時にもすぐ外に避難できます。
荷物やベビーカーを上げる必要がないのも、いいです。
ベランダからの転落事故の心配もありません。
ただセキュリティ面が心配なのは1人暮らしと一緒。
せめてモニター付きインターホンはつけてほしいです。
■和室が子どものプレイルームに
赤ちゃんがいる家庭では、
クッション性のある畳の上を寝室があると便利です。
おむつ替えをしたり、一緒に寝たり、ハイハイもできて、
プレイルーム代わりになります。
■駅から離れてもいい、と言える環境を
駅から離れると、静かで落ち着いた住環境が広がります。
子育てにはちょうどいい環境さえあれば、
駅近物件でなくても、需要はあります。
利便性のよいバス停があれば一番ですが、
なにもなければ、駐車場は欲しいところです。
★子育てに配慮した賃貸物件には補助もあり!!★
自治体によっては、子育て世帯家族の生活向上のために行った
リフォームについて、補助を出すところもあります。
例)大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業
子育て世帯等の入居促進を目的とした改修工事を行う
民間賃貸住宅オーナーに対して、
一定の要件を満たす改修を行った場合に、改修工事費の一部を
最大75万円/戸まで補助します。
■補助の対象となる要件
①子育て世帯等の居住用としていずれか1つの工事を含む
・居間を含む間取りを変更
・居間または寝室における窓の断熱改修工事
・外壁、屋根。居室における天井または床の断熱改修工事
・一定の要件を満たすユニットバスの新設・改良工事
②以下の全ての子どもの安全対策措置を行うこと
・居間及び玄関ドアにおける指はさみを防止するための措置
・居間のコンセント部における感電を防止する措置
・居室の吊るし戸、棚等における地震対策のための措置
③昭和56年6月1日以降に着工した建物であること
④床面積が40平方メートル以上
⑤住戸に台所、水洗便所、収納設備、
洗面設備及び浴室(浴槽を備えていること)を備えたもの
⑥他の補助制度により国又は他の地方公共団体等から補助を受けていないこと
申請受付期間は平成31年2月8日(金)(必着)
まだまだ時間はあるので、自分の物件が
子育て世帯のニーズに当てはまりそうだ、と思うならば、
ターゲットを見据えた改修工事も考えてみると良さそうですね。