夏に向かってにょきにょきと伸びてきた雑草。
見た目が悪くなるのはもちろん、毛虫などの害虫が発生しやすくなり、
ごみが捨てられたり、最悪放火、あるいは火災時に一気に火が燃え広がることも。
今回は面倒だけどやっておかなくちゃいけない。
雑草取りについて調べてみました。
■作業時間・時期
雨のあった翌日や早朝は土が柔らかく、草が抜きやすくておススメです。
暑い中長時間の作業は危険なので、
朝や曇りがちのタイミングを狙って、作業を行いましょう。
草が小さいうちに除草剤を撒いておけば、
その後抜く必要もないのですが、
背が高いと除草剤を撒いた後抜くという作業が発生するので、
できるだけ、草の背丈が小さいうちに対応したいですね。
■装備
草むしりの天敵は日差しと虫。
しっかりと対策をしないと、後々大変なことになります。
・麦わら帽子などかぶり、頭部を守る。ネット付きだとなおよし
・首元に水で冷やしたてぬぐいなどを巻く
・腕カバー、あるいは長袖。ズボンも長い丈のものを
・日焼け止め、虫よけスプレーをふっておく
・一部を重点的にするなら、ガーデンパラソルなどの日よけもおすすめ
・膝をつくと楽、と言う人には膝パッドもおすすめ
ラジオでも流しながら、作業時間を考えつつ、
しんどくなりすぎないように、努めましょう。
目に見えて成果が出たほうが、気持ち的にも楽なので
・一番きれいにしたいところ
・狭い範囲
を優先的に始めると良いでしょう。
■除草剤
粒剤と液剤がありますが、使いやすさとコストパフォーマンスの点から
巡回清掃では液剤がおすすめです。
草が枯れるまで通常2~3週間要しますので、
定期的に短い時間でも寄って、対処するのが理想です。
広範囲にはシャワータイプ
巡回清掃にはスプレータイプ が使いやすいでしょう。
液を吸わないように注意して使用しましょう。
また除草剤の原液を購入して、じょうろに入れて水で希釈するのも
コストが低く、おすすめ。
ただ、ペットを飼っている、お子さんがいらっしゃる入居者がいる場合は
除草剤の種類にも気を付けたほうが良いです。
食品由来成分でつくられた無農薬除草剤の使用するようにしましょう。
またコンクリートやタイルのすき間から生えてきた雑草には熱湯も比較的有効です。
■手作業の除草
根から抜けば、次に雑草が生えるのも後になりますよね。
おすすめなのが「ねじり鎌」。
土の表面をかきとりながら、草も根も掘り起こすことができます 😉
■虫
草にはあらゆる虫が潜んでいます。
かゆみや腫れ、時には高熱を出してしまうことも。
・軍手
・長袖
・虫よけスプレー(蚊取り線香)
で対策するのはもちろん、
植木鉢や木、土などに巣をつくる蜂にも注意が必要です。
暑い中、なかなか雑草をすべてなくすことは難しいですが、
放置すると、見た目も悪いので、できる限りこまめに対応しましょう。
草が生えるのがいや…というなら
夏の間だけでも砂利を敷く、防草シートで日を遮り、
草が生えないようにするのも手です。
くれぐれも、身体に無理のない程度に草むしりしてください。 😉