実は重要。音のトラブル対処法!

上の階の人が帰ってきた時間が音でわかる 😕 
隣の部屋から聞こえる目覚ましの音で起きる 👿 
隣からトイレの水音が聞こえ、自分も聞こえてる?と不安 🙁 

など普通に過ごしても、気になる音の問題。
実際に住んでみないと分からないだけに、
一度気になりだすと、我慢できず退去の原因にもなってしまいます 😥 

今回はお部屋の防音について考えてみます。


2017年「賃貸住宅での暮らし」アンケート(ネオマーケティング調べ)
「重視しなかったが、実は重要だった」ポイントは?の項目を見ると、
bouon
部屋探しの段階では重要だと思っていなかったが
実際に住んでみて、その重要さに改めて気づいたポイントの1位は
防音性となっており、やはり、その大切さがみてとれます。
一人暮らしだと特に他の音が気になるようです。

音については近隣トラブルになることも多いとのことですが、
もしも近隣トラブルに巻き込まれたら、引越すことを検討するかどうかに関しては、
賃貸物件に住む54.5%が「検討する」と答えており、
住人の長期入居をめざすのであれば、
音の問題は対処しておいたほうが良いでしょう。

■騒音の相談を受けた場合の対応策
●必ず第三者として当事者間に入る
音の感じ方は人それぞれ。トラブルが過熱しないためにも
管理会社や大家さんは、連携してトラブルに対応したほうがよいでしょう。

1.掲示板やポスティングで、騒音被害があることを周知
2.当事者以外にもヒアリングを行い、
 生活に支障がある音が本当に出ているのか聞く
3.トラブルを訴える入居者の部屋に訪問し、実際に音を聞く
 (ここでも管理会社など、二人で訪問したほうがよいでしょう)
4.上記の調査や具体的な音の大きさなど数値をまとめて、
 話し合いの機会を設ける

などきちんと段階を踏んで、対応することがトラブル解決の近道です。

またこういったトラブルを未然に防ぐためにも
目安箱を設置することも、よいでしょう。
日頃から住民の声を聞く意思を見せることで、長期入居につながります。

 

また建物の構造上、どうしても防げない音はあります。
その場合は
・壁に吸音材を貼る
・石膏ボードを二重張りにする

・床にカーペットや防音マットを貼る
・窓を二重サッシ化する
・室外機や冷蔵庫などの土台に防振ゴムを敷く
などの対応をしてあげるとよいでしょう。

それでも被害を訴える入居者がいれば、
空室への部屋移動を提案するのも手です。

こうした対応は実際に音のトラブルを軽減する効果もありますが、
「オーナーがトラブルのために、ここまで行動してくれた 🙂 」
と入居者に満足感を与えることもできます。

音についてお悩みのオーナーさんは、ぜひ、参考にしてください!