梅雨から夏まで、じめじめむしむしで、気になるのが部屋の臭い 😐 。
適度な湿り気と温度で空気分子運動が多く、
臭いなどの不純物を拡散されてしまうため、
不純物が嗅覚粘膜に到着し、臭いを強く感じてしまうそう。
他にもカビやぬめりが発生しやすいため、キッチンや洗面所、お風呂の排水溝からも
嫌な臭いが発生してしまいます。
入った瞬間、そんな臭いがするお部屋に、住みたいとは思わないですよね。
人が「好き」→「買いたい」と思うまでは最初の「6秒」で決まると言われている…今回は最初の「6秒」が勝負!シリーズ第二弾!
匂いを味方につけて満室経営を目指していきましょう。
嫌な臭いの原因は「菌」や「カビ」。
芳香剤で臭いを隠すのではなく、その原因を取り除かなくては
臭いのトラブルはおさまりません。
■排水溝のニオイ対策
キッチンや洗面所、お風呂の排水溝から漂う嫌なニオイ。
空室で使われないと、水の流れもなく、ますます臭いが広がってしまいます。
・定期的に水を流す
・パイプ洗浄剤を使用する
(重曹2カップ、お酢1カップを回しかけて1時間。
その後60度程度のお湯で流すのも良いとのこと 😉 )
・排水トラップ、排水ホースに外れや破損がないかチェック
するなど、日々対策をするのが第一でしょう。
また排水溝の臭い対策には、アロマもおすすめです。
オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系は、
「リモネン」という汚れ(特に油脂系の)を溶かして落としてくれるので、
抗菌や洗浄作用に優れています。
重曹と適度混ぜ合わせ、排水溝に流し込んで一晩。
これだけでも嫌な臭いがだいぶ改善されるはずです。
■お部屋のニオイ対策
まずは換気が基本 🙂 !
基本は無臭がいいとされているお部屋ですが、
不快にならない臭いであれば、好印象に残るお部屋になります。
💡 たとえば…
JALのラウンジでは、芳香・空間演出の専門家が調合した
オリジナルアロマの匂いを導入しています。
これは、ファーストクラスで渡されるおしぼりにも吹きかけられていて、
JALのブランド力を高める一助となっています。
ニオイ消しではなく、内見したお客様が「リラックスできるお部屋だな」と
思ってくれるのが目標!
芳香剤よりも、ふんわりと香るアロマがおすすめです。
お持ちの物件が家と近い方は、内見が入ったら、その30分前くらいに
アロマをお部屋の壁などに噴きかけておくと良いですね。
💡 アロマスプレーの作り方
準備するもの
アロマオイル
無水エタノール
精製水
スプレー容器
[1] スプレー容器に無水エタノールを入れる。(容器の1/3くらいを目安に)
[2] アロマオイルを加え、容器を軽く振ってまぜる。
[3] 精製水を加える。(水道水よりアロマの匂いを引き立たせることができます)[4] 容器のふたをしめ、よく振って混ざったら完成。
💡 おすすめのオイル
■夏におすすめ
・ペパーミント
香るだけでスーッと暑さがやわらぐ匂い。清涼感があります。
・ティーツリー
爽やかな植物の香り。抗菌作用も高いので、
少しじめっとするタンスの中などにも噴き掛けておきましょう。
・ レモンなど柑橘系
フレッシュな香り。爽やかさを感じます。
■男性におすすめ
・ベルガモット
柑橘系のフレッシュさにやや甘みをプラスした上品な香り。
華やかさがプラスされます。
・フランキンセンス
ほのかにレモン調の神秘的な香り。
ベルガモットよりは落ち着いた、深みのある香りです。
入眠効果もあるので、黒めのお部屋の雰囲気にぴったり。
■女性におすすめ
・イランイラン
エキゾチックで濃厚、甘さのあるフローラル系の香り。
・ローズウッド
ウッディーな中にぴりっと香るスパイシーさが特徴。
抗菌効果もあります。
最近はインテリアとして使える「ルームフレグランス」も
たくさん種類があっておすすめです。
これを床に置くだけ…ではあまりに味気ないので、
玄関に棚があれば造花と一緒に置く、
ソファや棚を置いてお部屋づくりの演出…など
匂いで得た第一印象を、倍増させるようなお部屋づくりで、
内見者を惹きつけましょう! 😉