インテリアコーディネートで資産価値をあげる「ホームステージング」。
賃貸や不動産売買の業界では徐々に浸透しつつありますね。
家具ブランドや不動産会社が提携するなど
新たな展開も広がり、空室対策としても
ますます注目していきたい手法になっています。
そこで次に押さえておきたいのがインテリアのトレンド。
今回は内装リフォームにも関わる
2018年のインテリアトレンド。
今回は去年の7月「リフォーム産業フェア2017」で
インテリアショップ〔Interior Material Store DECOR TOKYO〕をプロデュースする
株式会社夏水組とLIMIAがコラボして発表した「6 INTERIOR TRENDS 2018」を
ご紹介いたします。
①ミルキー・マリン 〜脱・西海岸風マリンスタイル〜
2017年に流行した「西海岸風コーデ」とは
一味違ったマリンスタイルをめざす人におすすめ。
青と白の明るいコントラストや流木などが主体だったスタイルから
落ち着いた大人をイメージさせる
ホワイトやグレー、ベージュなどのミルキーカラーと
使い古されて、アンティーク感のある素材を合わせることにより、
品を損なわない遊び心のある雰囲気が演出できます。
ボーダーとミルキーカラーの組み合わせが
上品ながら可愛さを求める社会人女性に人気のスタイルとなりそうですね。
②スカンジナビアン・ジオメトリー 〜定番の北欧スタイルにスパイスを〜
インテリアとして定番となってきた北欧テイスト。
そんな北欧テイストの中でもジオメトリックなスパイスを利かせたスタイルが
人気になってきています。
💡 ジオメトリックとは、幾何学模様、
つまり直線や曲線を使って規則的に描かれた柄のこと。
シンプルなカラーが印象的な北欧インテリアに動きを出す幾何学模様は
クッションなどの小物はもちろん、
壁紙に使用すると他にはない部屋づくりが可能になります。
③ホームリー・アウトドア 〜家の中にも外遊びのようなワクワクを〜
ベランダでガーデニングやキャンプを楽しむなど、
おうちでも外遊びの雰囲気を味わいたい 😉 、という人が増えてきている中、
ガーデニングやアウトドアで使うアイテムをお部屋のインテリアに取り入れる
スタイルが注目されています。
インテリアは観葉植物など緑との組み合わせがポイント!
またアウトドアインテリアなら、設置も簡単ですし、
賃貸のホームステージングにも向いてそうですね。
④ダーク・フェミニン 〜やっぱり、フェミニンが好き〜
ブラックやブラウンを基調としたクラシカルだけど、かわいい家具が
好きな女性もおおいはず。
ダークフェミニンはかわいい、女性的なインテリアでありながら、
品の良い大人なスタイルが魅力。
ダマスク柄の壁紙にも、
シックな色合いのインテリアを置けば引き締まります。
アイアンやメタリックを取り入れてもGOODです。
⑤ラスティック・ハンドメイド 〜インテリアに手間をかける喜びを〜
「ハンドメイド」の名の通り、既製品では実現できない
オリジナリティを大切にしているスタイルです。
素朴で飾り気のないテイストで、
室内にむき出しの煉瓦や木の質感が残る内装などが特徴。
時間が経つほどに変化していく家の雰囲気が良いとのこと。
黒板をつけ季節に応じた絵を描いたり、
壁に木目が目立つ木の板で収納棚をつけたり。
アンティークな椅子にリネンのクッションを合わせるような
オーガニックなインテリアも素朴であたたかみがあり良いですね。
⑥ボーホー・ミックス 〜自由奔放にお部屋づくりを楽しむ〜
「BOHO(ボーホー)」とは
民族調デザインを取り入れた「ボヘミアンスタイル」と
高級ブティックと歴史ある建造物が共存するNYソーホー地区の
ソーホースタイルを合わせた造語です。
ジプシーのような自由気まま、
エキゾチックでカラフルですが、洗練されたイメージがポイント。
壁紙は白やあえての赤など一色で仕上げ、
エスニックでカラフルな柄物のクッションやカーペットを
アクセントに取り入れればよいでしょう。
ハッと目を引く色が集まっていますが、
まるで巣のような居心地よさもポイント。
リフォームの際、家具のない状態で
壁紙を選んだりしている方も多いかもしれませんが、
どんな人で、どんな部屋を作る人が住んでくれるかイメージを持つことが鍵。
⑤のラスティック・ハンドメイドならば、壁紙を張り替えなくても、
インテリアやDIYで味が出る生活を提案できます。
大家さんから率先して、部屋づくりの楽しさをイメージさせて、
😀 「センスがいい!このおうちに住んで、こんな部屋にしたい!」
と思わせるホームステージングで
内覧者の心をがっしり掴んでみてはいかがでしょうか?