年が明けて、1年で最も寒い季節がやってきました。
2018年の大寒は、1月20日と言われています 🙄
(「大寒」とは、冬の最も寒い時期を指します。)
毎朝、なかなか布団から出られない 😥 !
こたつで寝てしまう・・・ 🙁
そんな方も多いのではないでしょうか。
毎年この季節にお困りの方、必見です!
今回は、床暖房のメリットと、お部屋の広さに合わせた
おすすめの床暖房をご紹介したいと思います。
まずは、床暖房のメリットです。
1.足元から暖かい
足元からじんわり暖めてくれるので、冷え性の方におすすめです。
2.肌や喉に大変やさしい
エアコンに比べて空気が乾燥しにくく、温風によって肌の水分が
奪い取られる心配もありません。
3.ハウスダストの心配がない
エアコンやヒーターのような送風がない為、ホコリや花粉、
ペットの毛を舞い上げることなく、クリーンな環境で過ごせます。
4.部屋全体を急速に暖めてくれる
床から直接接触面(足裏など)に伝わる熱「伝導熱」と、
床から部屋全体に広がる熱「ふく射熱」を組み合わせて部屋全体を
まんべんなく暖めてくれます。
5.管理・お掃除も楽々
暖房器具の場所をとらないため、お部屋を広く使うことが出来ます。
また、季節の変わり目に暖房器具を出し入れする手間もなく、
電気コードなど収納する場所も不要で、掃除機をかけるのも楽々です。
💡 床暖房にすると、これほどのメリットがあるのですね 💡
それでは、おすすめの床暖房をご紹介します。
①シート式床暖房(電熱線ヒーター式)
シート式床暖房は、厚みが1ミリほどのシートを
フローリングの下に敷く床暖房の事で、電気を使って床を暖めます。
少ない面積だけ床暖房を入れたい方におすすめです。
ダイニングとキッチンだけ床暖房を入れたいなど、
低予算で、一部分だけ床暖房を入れることが出来ます。
シート式床暖房の最大のメリットは、必要な大きさのシートを
組み合わせるだけでいいので広さの調整がしやすく、
工事も比較的簡単なので、初期費用があまりかからない事です。
使用するシートも極薄で、リフォームでもよく使われています。
一方で、シート式の床暖房は広い面積に使用することには不向きです。
その理由は、維持費が高くなり設置費用も高くなってしまうからです。
シート式の床暖房は小さい面積から使えるなど小回りが効きますが、
基本的には広さに対してコストが掛かってくるので広いお部屋ほど
予算が必要になり、電気代もその分かかってしまいます。
②ガス温水式床暖房
ガス給湯器でお湯をつくり、その温水を床下に循環させて
部屋を暖める仕組みになっています。
ガス温水式床暖房のメリットは、熱源がガスでパワーが強く
一気にお湯を沸かせられ、すぐに部屋を暖める事ができるのが特徴です。
ガスの料金はどの時間でも一定なので、
電気のように使用する時間を気にしなくても良いのも魅力です。
また、広い面積でも狭い面積でもガスの熱源機が必要になるので、
面積が広い方がコストが安くなる傾向があります。
③ヒートポンプ式床暖房
ヒートポンプでお湯をあたためて、そのお湯を床下に循環させて部屋を暖めます。
ガス温水式床暖房と仕組みが似ていますが、熱源がガスなのか、
ヒートポンプかの違いというわけです。
ヒートポンプは、少ないエネルギーで大きな熱エネルギーを作る事ができる
とても効率の良い省エネ技術です。
そのため、維持費はガス温水式床暖房と比べると半分近くまで下げる事ができます。
一方、ガス温水式床暖房と比べると初期費用が高いことと、
部屋の暖まる早さもガス温水式床暖房ほど早くは無いのがデメリットと言えます。
★★まとめ★★
今回は、3種類の床暖房についてご紹介しました。
低予算で、部分的に床暖房を取り入れたいという場合はシート式床暖房。
広い面積に床暖房を入れたいが、初期費用を比較的抑え
急速に部屋を暖めたい場合は、ガス温水式床暖房。
よく床暖房を使うので、維持費を抑えたいという場合は、ヒートポンプ式床暖房
というように取り入れてみると、快適に過ごす事が出来そうですね。