急に涼しくなったと思いきや、日中は真夏のように暑かったり…。
気温が安定しない10月上旬は、毎朝着るものに困りますね。
10月中旬から下旬にかけては、気温も徐々に安定し始めるので
まだ衣替えがお済みでないご家庭はこのタイミングが最適です。
そんな『洋服の衣替え』と同じように、『住まいの衣替え』も大切です。
今回は、普段何気なく開け閉めしている
『カーテン』に注目したいと思います。
カーテンの意外な役割から、冬に向けてのカーテン選びまで、
これからの季節、快適に過ごせるような情報をお届けします。
まずは、カーテンの役割として、あまり知られていない
「防犯効果」についてです。
遮光カーテンの場合、電気がついているのか消えているのかが、
外から分からない為、留守かどうかが判別できなくなります。
特に夜は、外から部屋の中が見えやすくなるので、必ず閉めておきましょう。
さらに、レースカーテンを取り付けると、日中の防犯対策にもなります。
厚手のカーテンを閉め切って出掛けると、留守だと悟られる場合があるからです。
女性の一人暮らし場合、防犯対策を高めるためには、控えめな柄や色を
選ぶと良いでしょう。
そうすることで、女性が住んでいると気づかれにくくなります。
■夏の終わりに気をつけること・・・
夏場は窓を開けることが多いので、1年を通して一番カーテンが
汚れていると言えます。
そのまま放置しておくと、喘息やアレルギーだけでなく、
ニキビや肌荒れの原因になることも…。
最低でも年に2回は、お洗濯することをおすすめします。
とはいえ、大きなカーテンのお洗濯は、結構手間が掛かるもの。
一度、外してしまうとそのまま放置できないので、
天気の良い日を狙って一気に干してしまいましょう。
いざという時、クリーニングでも対応出来ますが、
サイズが大きい物は高額になり、日数もかかってしまいます。
そこでおすすめなのが、ウォッシャブルカーテンを季節で衣替えすること。
お洋服のように、カーテンもお洗濯も季節に応じて
2パターン程用意しておくと、余裕が持てますね。
■冬におすすめのカーテンは・・・
縫製や吊り方次第で保温効果が高まるカーテン。
お部屋のイメージに合わせて、見た目も機能もしっかり備えて、
心地よい空間を演出しましょう。
★2種類のカーテンの特殊縫製★
・ワッフルサンド縫製
3枚重ねの構造になり、保温効果抜群の縫製です。
保温性・断熱性を高め、あたたかい室内をキープします。
また、夏の日差しが強い時期には、外出時にカーテンを閉めることで、
室内の温度上昇を抑える、断熱効果もあります。
・裏地付き縫製
山間部などの冷え込みが厳しい地域では、
「裏地付きのカーテン」を使われているご家庭が多いそうです。
単に厚地になるというだけでなく、カーテンに裏地をつけると、
表生地と裏地の間の空気層が断熱材の役割を
果たすので保温性もアップします。
★吊り方次第でお部屋がぽかぽか★
・窓でも、カーテンは床下までの長さにする
カーテンの吊り方ひとつでも、保温効果が変わります。
腰窓の場合、理想の長さは、窓の下から15~20㎝ぐらいですが、
掃き出し窓のように、床下までの長さにすることで、カーテンの下から
冷気が入り込みにくくなり、保温性もアップします。
・レールの上部、カーテンサイドにも一工夫
窓を覆う面積を大きくし、冷気の入り込みを少なくすることで、
より保温効果が高まります。
カーテン上部にバランスをつけたり、最近では、後付けで取付けられる
レールカバーなどで、外からの冷気の漏れを防ぐことができます。
また、「リターン」といわれるカーテンの両端サイドまで覆う縫製方法は、
より保温効果が高まります。
★色も体感温度に影響★
ピンクやベージュ、赤やオレンジなどの暖色系と、
ブルーやグレー、白などの寒色系では部屋にいるときの
体感温度が3℃違うという実験結果があります。
つまり、室温が27℃の場合、赤いカーテンでは体感温度が30℃、
ブルーなら24℃ということ。
冬は暖色系、夏は寒色系のカーテンに衣替えすることで、
冷暖房の効率も変化するということになります。
カーテンの色や模様は、インテリア要素だけではないんですね。
冬は日照時間が短いので、暖色系でもなるべく明るい色を選ぶことで、
部屋が明るく見えるという効果もあります。
夏は、清涼感のある色や柄などを自身のセンスで
楽しみながら選んでみましょう。
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😳 最後に・・・
カーテンは、『住まい』において、いかに重要かおわかり頂けたかと思います。
インテリア要素だけではなく、暮らしを守ってくれる強い味方だったんですね。
取り付け方を一工夫するだけで、室内が暖まり暖房いらずの省エネへと繋がります。
この冬は、地球にもお財布にも優しい、エコライフを目指しましょう。