みなさんのお住まいにはどんな照明がついていますか?
最近はインテリアショップなどでも手ごろな値段で
オシャレな照明がたくさん販売されていますよね☆
あえて間接照明にしてオトナなムードに…
和の素材を使ったもので、柔らかい雰囲気に…
など工夫されている方も多いのではないでしょうか?
照明はただの灯りではなく、
脳の疲れを癒し、快適な住環境をつくることができるとご存知ですか?
今回は様々な意味で生活を明るくする、照明について考えていきます。
★★★照明についての基礎知識★★★
照明は、大きく分けて
「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類に分類されます。
そして照明によって室内の印象や物の見え方が変わってきます。
■電球色(温かみのある光)
みんなが集まり、寛ぎの空間「ダイニング」や「リビングルーム」など。
■昼白色(自然の光)
「高齢者向けのリビングルーム」、「子ども部屋」。
その他「洗面所」「キッチン」など活動的な空間。
■昼光色(さわやかな光)
「明るさを重視したいリビングルーム」、
「文字を読んだり、細かい作業をする時」など。
★★★照明と健康の関係性★★★
近年健常者であっても睡眠障害予備軍が多く存在すると言われており、
睡眠に関する研究が盛んにおこなわれています。
また研究から、「光」と「生体リズム(サーカディアンリズム)」の関係が明らかになっています。
その結果を受け睡眠障害を改善する方法のひとつとして、
生体リズムを考慮した照明制御に注目があつまっています。
具体的には
昼間は”高照度高色温度”
夜間は”低照度低色温度”
にして、時間的にメリハリをつける方法です。
ひと昔前はご自宅で調光をコントロールすることは難しいとされていました。
ですが、LED照明の普及により、従来光源では容易にできなかった「調色」「調光」ができるようになりました。
LEDから発する光の色と明るさを細かくコントロールし、
自然光の変化のリズムに調色・調光制御で照明を合わせることで、
心理的に快適になるとともに、生体リズムを整える光環境が実現可能となります。
近近は、これらの調光機能をひとつのシーリングライトで賄うことのできる商品もたくさん販売されています。
照明ひとつでお部屋の雰囲気も変わりますので、
健康増進のひとつとして調光を取り入れてみるものおすすめです。
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照明はインテリアだけでなく、健康づくりをになう大切な要素です。
ご自宅のの灯りはもちろんですが、
お持ちのご物件の共用部やお部屋ひとつひとつの照明についても
考えてみるのはいかがでしょうか。