すっかり暑くなり、蝉の声もあちこちから聞こえますね。
春から夏は良くも悪くも虫のシーズン 🙁 。
私の部屋もコバエから始まり、
共用部には庭木から来たであろうニョロニョロの黒い虫。
数日後、廊下に撒かれた白い殺虫剤はそのまま放置され、
家の玄関にも靴にも白い粉がついてうんざり 😥 。
とはいえ、やはり虫がいる家はいやですよね。
今回は無視できない虫問題について考えてみました。
あなたの物件に今、空室はありますか?
今現在、室内がどうなっているか自分の目で見ていますか?
内覧があるのに、埋まらないのであれば、
もしかしたら室内で大量の虫が死んでいるかもしれません 😐
そもそも虫はどこからくるのでしょうか?
その対処法も調べてみました。
■トイレの排水口
トイレなどの下水への排水管は
アルファベットの「S」を横向きにしたようなつくりをしています。
この部分に水を溜めて、下水からの汚臭や虫の侵入を防いでいます。
しかし、空室の期間が長期になってしまうと、その水が干上がってしまい、
下水の匂いが部屋に漂うようになってしまうのです。
そして虫もそこから侵入してきます。
夏は特に水が干上がりやすくなります。
物件が近ければ自分で、遠ければ管理会社にお願いして、
定期的に水を流してもらったほうがよいでしょう。
■バスタブ
湿って、皮脂や髪、ヘドロがたまっているバスタブは
ゴキブリ・ハエの絶好の餌場。
トイレ同様水を頻繁に流し、卵なども処理するため
熱湯やカビキラーなどを撒くなどしてみましょう。
それでも虫の発生が収まらない。
特にユニットタイプの浴槽は、側面カバーを外し、浴槽の下のすき間を確認。
コバエの幼虫などがいたら、そこもまた駆除していきましょう。
■エアコン
エアコンが稼働していない間は、
排水ホースと室外機を通じて、虫が侵入してきます。
空室の間は室外機を透明なゴミ袋で覆い、
排水ホースもストッキングなどで防いで、侵入を防ぎましょう。
■通風孔、換気扇
穴があれば、室内側・室外側の両方から塞がないと、
巣を作られてしまう可能性があります。
穴を防水パテなどで塞ぎ、
換気扇もフィルターをかぶせておいたほうがよいでしょう。
■ドアポスト
ドアポストに郵便物が挟まっていると、常にすき間ができている状態になります。
空室の場合は郵便物を入れられないよう、ポストをテープなどで封じましょう。
■ベランダ
ベランダガーデニングとして、
ベランダに土とプランターを持ち込む人も多いですが、
植物や土があるところにこそ、虫はやってきます。
空室のお隣があまりに高い植物を植えていたり、
虫の駆除をまじめにしていないといった場合は、一言注意するのも手です。
夏に増えるのがハチの被害。
空き室だけでなく、他の部屋にも飛んで行ってしまうので、
見かけたら即対応しなければいけません。
市役所や保健所で蜂駆除の相談窓口が設置されているところもあるので、
まずは意見を聞いてみましょう。
アシナガバチやミツバチなら、自分でも駆除できるかもしれません。
スズメバチは危ないので、絶対に駆除業者に依頼しましょう。
駆除業者に頼んだ場合も、まちから補助金が出るところもあります。
また冬になって空になった巣でも、
放置していると、内覧時に不安をあおります。
きちんと掃除して処分しておきましょう。
■和室
和室でよく聞く虫トラブルと言えばナメクジ。
ナメクジは夜行性。布団を敷いてナメクジがニョロニョロだなんて
考えるだけでぞっとします。
排水溝や窓のサッシなどすき間から侵入することが多いのですが、
湿気の溜まった畳の下はナメクジたちの絶好の住処。
排水溝をストッキング。窓のすき間にはすき間テープなどを活用し、
侵入経路を防ぐとともに、窓の外にナメクジを駆除する薬や
ビール入りの缶でわなを仕掛けるのも手。
また畳の下に新聞紙を敷くなどの湿気対策もしましょう。
虫の出る部屋の恐怖 😥 といら立ち 👿 は、住んでみないとなかなかわかりません。
入居後にもずっと住み続けてもらうために、
定期的に虫対策を考えていきましょう。