スピード勝負!居住者入れ替わり時の対応

卒業や就職などで、お部屋に別れを告げる人も多い時期。
オーナー様のもとに解約の申し入れも届いている頃じゃないでしょうか?

「早く次の入居者を見つけたいけど…部屋のクリーニングもあるし、
退去してからまた考えればいいかな? 😕 」
では遅いこと、皆様もよくご存知かもしれません。

今回はマンション経営の効率をアップさせる
居住者の迅速な入退去について、考えます。


 退去の際、主に「原状復帰」「次の入居者の募集」を行わなくてはいけません。

原状復帰については、次週に詳しく掲載させていただきますので、
今回は「次の入居者の募集」についてお伝えします。

「前はすぐに入居者が入ったし、今回も大丈夫でしょ 😉 」
確かにアクセスなど利便性が大きく変化することはあまりありませんが
通常は築年数が経つごとに、資産価値は下がっています。

さらに今はアパート・マンションの建設ラッシュ。
ライバル物件があちこちに増えていることも忘れてはいけません。

新たな入居者さんの目に留まる要素があるか。
自分の物件が他の物件に比べて、劣っていないか、調査する必要があります。

■検索サイトや物件近くの不動産屋さんなどで一度調べる
「スマホ検索」対策で入居者獲得でもお伝えしましたが
今は入居者のほとんどが「スマホ」などを使い、ネット検索で部屋を探します。
設備はネットから見ることができるので、
立地や規模の近い物件を参考にしましょう。
また、具体的なニーズや動向は物件近くの不動産屋さんに聞くのが一番。
マイソクを手に挨拶営業をしても良いでしょう。

■退去者に退去理由を聞き、クレームや要望がないか知る
住んでいた人から情報を聞き出せる貴重な機会です。
退去者には退去理由や住み心地などをしっかり聞いておきましょう。

退去者の要望に合わせ、物件を改善したら
退去を取りやめてくれた、ということもあります。

 

「マンションの品質を落とさない、高める取り組み」
入居募集する前、つまりできるだけ早く動くことで効果がでます。

■退去時にリフォームさんに同席をお願いする
原状回復、新たな設備設置を行うリフォーム屋さんに
退去時同席してもらえば、その場で見積もりを出し、
退去者、オーナーと共に原状回復費用について明確化できます。

※原状回復工事の負担分で争いが生じた時には、リフォームされていると、
証拠がなくなってしまうので、しっかり写真に残しましょう。

■設備や内装のグレードをあげる
他物件に比べて、設備のグレードが低い、物件の売りがないと感じた時、
一番に考えるのが、居室内の設備をグレードアップすることでしょう。
風呂やトイレなどの水回りはもちろん、
エアコンも使用頻度が高く、重視される項目です。

部屋以外にもこれを機にインターネットや宅配ボックスの導入などをしていみると
居住者の満足度も高まり、長期入居につながります。

最近はお部屋の壁紙を入居者が選べる「リクエストマンション」も人気です。
壁紙の張替などが必要なお部屋は、壁紙の模様が選べる特典付きのマンションとして
修繕ではなく、物件の価値をより高めるチャンスづくりをしても良いでしょう。

■ニーズを絞ってPRする
一口に「学生」といっても、男性・女性でニーズが違うように
学部によってもニーズが違ってきます。
医大生なら資料が多いから、収納の多い部屋が好まれるとか
音大生なら防音性を重視する、などターゲットをしっかり見据えましょう。

学生の希望家賃は下落傾向にありますが、
その分ユニットバスや1口コンロないしでも気にしない。
コンビニが近ければ、電子レンジのみでも構わないという
コンパクト志向の居住者も増えています。
他物件に設備が及ばずとも、売り文句や暮らし方の提案を添えれば、
そのニーズに合う入居者が見つかるかもしれません。

■フリーレントや敷金礼金など初期費用を見直す
誰もが引っ越す際の費用は少なく済ませたいもの。
学生や新社会人ならなおさらです。
「フリーレント」など早めに
初期費用を安く済ませる取り組みをしていれば
次の入居者も早めに決まるかもしれません。


空室は物件を見直すチャンスでもあります。
「いつかは埋まる」ではなく、自ら動いていくことが大事。
目標を決めて素早く動きたいですね。

例えば入居が多い2~4月頭までに次の入居者が決まるよう努める
「賃貸経営強化月間」にしてみてはいかがでしょうか? 😉 

▼オーナー様 お役立ち情報
■プチリフォームなど空室対策のご相談
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集合ポストの入れ替え、室名札・玄関扉など共用部分のちょっとした
 こだわりで、内覧者をひきつけましょう。
 プチリフォームなら今からでも間に合います★
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