11月16日は1116(いいいろ)の日!
ということで、一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)では
毎年11月16日に、「今年の色、来年の色」 と題して、
今年を象徴する色、来年を象徴する色を選定し、発表しています。
お洋服やヘアカラーなどはもちろん、
お部屋のインテリア、壁紙などにも流行のカラーがあると言われています。
今回は人を惹きつける「いい色」 😉 について紹介します。
先ほど紹介しました一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が11月16日に発表した
2016年の色 は◆アースリングブラウン◆
今年はファッションやインテリアでブラウン系の色合いが多くみられましたね。
住まいにもむく材など、自然に存在するブラウンが人気です。
すべてを受け止める大地の「寛容さ」。命を育む「生命力」。
世界中で誰かを責め立てるような過激な事件や言葉があふれる一年、
深みのある落ち着いたブラウンを求めていたのかもしれません。
そして、来年2017年の色は◆リーディングレッド◆になりました 😉
去年のブラウンに比べ、力強いリーダーシップを意味する大胆な赤からは
新しい一歩を踏み出す生命のエネルギーが伝わります。
現状を変える、なにかを決断する時には、この赤をまとって、
カラーから勇気をもらい、前進していきたいですね。
他にも世界的に有名なのがアメリカ「PANTONE」社が発表する流行色。
PANTONE社はファッション・デザイン・印刷など色を扱う業界で
世界的な基準として浸透している色見本帳を扱う会社で、
毎年12月頃に来年のトレンドカラーを発表しています。
2016年に選ばれていたのは◆ローズクウォーツ◆◆セレニティー◆
静けさや柔らかさをイメージさせる薄めのピンクとブルーの2色です。
通常は1色なのですが、今年は異例の2色が発表されました。
テーマは「ジェンダーレス」。
暖色と寒色でありながら、組み合わせても互いを引き立てるカラーは
性別に関係なく、様々な場面に溶け込むボーダレスな存在。
ワイシャツやスカーフなどお洋服のワンポイントとして取り入れると
やわらかな明るさが加わり、理知的で優しい印象を与えます。
最後にご紹介するのは関西ペイントが選ぶ流行色
「関西ペイント カラーフォーキャスト2017」。
イギリス「Colour Hive」社と提携し、
経済や世相といった世界中の情報からインテリア空間に合わせる4つのテーマを設定。
次の流行色を予測しています。
10月に発表された2017年のカラーテーマは以下の4つ。
◆アノニマス◆
個性の強い派手さを控えた、清潔感
◆ターレイン◆
豊かな恵みをもたらす大地や自然を感じさせる温かさ
◆プリズム◆
寒色系のクリアな淡色。鮮明な明るさ
◆ポーズ◆
そのテーマから選ばれたカラー◆In the mood◆は
グレーと紫との中間色。穏やかで静かな大地をイメージした色だそうです。
日本の部屋の壁といえば、白が中心ですが、
最近はDIYも広がり「お部屋を自分色に染めたい 😀 」という人も増えて、
自由な「壁塗装」も注目されています。
新しい生活を始める若者に向けて、
時世や気分に合わせたカラーを取り入れてみてはいかがでしょうか?